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年初の山は「富士山が眺められる山にしよう。」と妻に提案すると・・・「二十曲峠」から石割山経由で地図に「展望が良い」と記された「平尾山」までのピストンコースを希望。

このコースなら・・6年前、石割山経由で「大平山を訪ねた帰路途中、「一ノ砂ノ沢の頭」先から北斜面を強引に林道終点まで下って車に戻ったのを思い出し、 今回はこのルートを上りに使っての周回コースを設定し、連休明け月曜日の出発を決めた。

 

所要時間: 2時間27
難度 易++▼++難

(昭文社の山地図に「平尾山」と記された地点をヤマレコは「一ノ砂ノ沢ノ頭」、1290m地点を「平尾山」と表記しているので、今回からこれに従うことにしました。)

 

430分、出発。

中央高速を利用し、大月JCT経由で67分、「東富士五湖道路」の「山中湖IC」を降りると残距離は9km。 出発時にマイナス2度だった気温はマイナス8度に下がっていた。

県道171を北進し、2km先の三叉路は右折して杉林の一車線林道を道なりに上り、「二十曲峠」に上り着いて空き地へ駐車。 気温はマイナス5度で快晴。

642分、西に雪を纏った富士山を眺めながら出発。 本来は約170m戻って砂利林道を南進するのが正規路だが、前回の知見により、西斜面の高度差30m程を直接下り、220mほどをショートカットして林道へ下って南へ緩く上っていく。

 

651分、日の出時刻になり、富士山は南斜面が朝日を受けて赤くなった。

鹿柵扉3つを通過。

711分、林道終点に到着。
ボイスレコーダが寒くて機能不全。ホカロンで温めて復旧し、体制を整えて上りやすそうな斜面を選び、高度差110mの登り開始。

 

前回、赤テープを見つけた辺りは間伐されていて、枯れ伐採枝が煩わしい。上りやすそうな地形を選んで上る。

 

25分ほどの奮闘で尾根に上り着き、朝日を受けて尾根道を南へ進む。

741分、地図の1318mポイントを通過すると西に「富士山」が姿を見せた。 (昭文社地図はこの地点を「平尾山」としているが、帰宅後、ヤマレコが「一ノ砂ノ沢ノ頭」としているのに気づく。)

751分、「平尾山」標識地点に到着。

 

この地点は360度に展望が利き・・・、

西に富士山、その手前に「山中湖」。

富士山の右には南アルプスの主要な山々が白く輝いていた(望遠レンズ)

 

758分、展望を楽しみ、東に姿を見せる「石割山」目指し、往路へ戻る。

「一ノ砂ノ沢ノ頭」へ僅か上って平坦尾根を東に進み・・

817分、「石割山」への上り開始。 

左には防獣金網が続き、荒れた路面は固く凍っていた。 滑りやすい斜面は・・

 

張られたロープに頼って上る。

832分、「石割山1412m」着。

振り返ると端正な「富士山」。 東南遥かには太平洋が光って見えた。

 

840分、下山開始。

東へ僅か下った三分岐は「←二十曲峠30」標識に従い、北山腹へ下る。

山道は霜でコチコチ。急坂部分は敷き詰められた土嚢が滑るのでかえって怖い。

朝日を背に受け、正面に「杓子山」を見ながら、高圧線に沿いに下る。

 

99分「二十曲峠」へ降りきると、峠にはマイカーのみ。

富士山には早くも「宝永山」辺りに雲が沸いていた。

初春最初の山では誰にも出会わず、帰路に就く。

 

11時、無事帰宅。

 

   石割山4