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2年前のこの季節、「コマクサ」狙いで長野県の「籠ノ登山」に出向いたが、

林道ゲートの開錠時刻7:00を待ちきれず、ゲート地点を出発地点に変更して「三方ヶ峰」周回だけで山行を終えたので、

今回はそのリベンジ山行を計画し、晴天予報が出された梅雨の合間の金曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  3時間21

◇難度: + + + +

(出発地点の「池の平駐車場」手前3.8km地点にある林道ゲートは7:00開錠予定でしたが、早出の係員が614分に開けてくれたので大助かりでした。)

 

3時、出発。

首都高〜関越自動車道〜上信越自動車道と繋ぎ、 546分に「小諸IC」を降りると残距離は21km

県道79を約2km西進して「別府交差点」を右折し、県道94で「湯ノ丸高原」目指して北へ高度を上げ、「湯ノ丸高原ホテル」手前の三叉路を右折し、「湯ノ丸・高峰林道」へ進む。

614分、「池の平駐車場」手前3.8km地点のゲート横で開錠時刻7:00まで待機しかけると・・小型車で来場した管理者が開錠!!。  喜んで先へ進む。

 

630分、「池の平駐車場」に一番乗りし、開錠してくれた係員に「池の平駐車場券・協力金(?)500」を支払う。

気温は13度。

634分、曇天で視界不良と予想して「三方ヶ峰」を先に周回し、「東籠ノ登山」はその後、上ることにして出発。

 

400m先で「雷の丘」を通過。

濡れた林床にイワカガミは沢山咲いていたが、他の野草で花を見せたのは極小のマイズル草と草イチゴ程度。 

7時、その先500m辺りの小さな高みが.雲上の丘」。 ガイド板に周囲に展望できる山名が記されており、「槍ヶ岳」や「八ヶ岳」の山名に気付き、カメラに収める。

 

717分、「見晴峰↗」標識に従い、コース右の小ピークに上るが特に見ものは無く、薄雲越しに太陽。

東に方向を変え、僅か下ると金網でガードされた南斜面が「コマクサ園」で、砂礫の南斜面にポツポツと「コマクサ」が咲いていたが・・株数は少なく花も小さい。

次の「三方ヶ峰」に期待し、東へ下る。

 

60mほど下って20mを上り返す。

 

746分、「三方ヶ峰2040.7m」着。金網柵の張られた南斜面に「コマクサ」が少ないながら咲いていた。

このためだけに持参した三脚と望遠レンズをカメラに取り付け、10分ほど撮影を楽しむ。

 

 

758分、「池の平湿原」へ下り、木道で湿原を通過し始めると薄日が差した。

今年は花期が遅いのか湿原には野草が花を全然見せず・・???

 

825分、駐車場へ戻り、三脚と望遠レンズは車に残し、「東籠ノ登山」登山を開始。

 

森の平坦地を抜けだすと正面に「東籠ノ登山」。この山に移っても林床の花はイワカガミだけ。

駐車場から100mほど高度を上げ、標高2150m辺りまで上ると岩稜帯を登るようになった。上空の雲が切れ、太陽も差し込み始めた。

98分、「東籠ノ登山2228m」着。

 

岩塊で覆われたの山頂は360度に展望が利き、

北西麓には先ほど周回してきた「池の平湿原」、

東には赤茶けた山肌を見せる「水ノ塔山」、その右のガスの合間に「浅間山」の山頂が覗く。 ガスの動きに連れ、景観が変化して楽しめる。

 

上空に青空が出て太陽も差し込む。

当初予定は西近くの「西篭ノ登山」へも足を延ばすつもりだったが、花が期待できないことが分かったし、帰路の車運転時間も長いので、「西篭ノ登山」はバスすることにした。

下山を開始すると2組の夫婦登山者、続いて元気な150人ほどの小学生高学年登山者と交差。

955分、車に戻る。

1330分、無事帰宅。

 

   三方ヶ峰