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11年前に訪ねた伊豆の国市の「葛城山」で河津桜が咲いているとの情報をキャッチしたので
今回は 前回、進路を見失って苦労したルートを避けた周回コースを設定し、火曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:   3時間54
難易度: + + + +

(「葛城山」へは「背面登山口」から登りましたが・・凄い急坂だったので下山路には不向きなようでした。)

 

420分、出発。

東名〜新東名高速を利用し、541分に「長泉沼津IC」を降りると残距離は23km。 伊豆縦貫自動車道を南下して国道136に繋ぎ、「長岡IC」を降りて県道130に移り、500m先の「←発端丈山入口」標識に従い左折して「長瀬ダム」を目指し、約800m先の予定下山路との合流点の路肩に駐車。 気温は8度で晴天。

617分、簡易舗装林道を南へ出発。

 

500mほど先で前回、右折して道迷いに至った三差路は直進し、その先250mで「長澤ダム」横を通過。
その先で「←益山寺・発端丈山」標識を見つけ、安心して南へ高度を上げていく。

 

658分、尾根の変形四差路に着き、西の「発端丈山」を目指す。

718分、無人の「発端丈山410m」に着くと北に「富士山」の好展望・・なのだが強風でザックを下ろさず、早々に往路へ戻る。

 

736分、変形四差路へ戻り、「←益山寺」標識に従い檜林を南へ約250m進んで尾根下の「伊加麻志神社」を参拝後、更に一段下の「益山寺」に下ると・・

境内の解説板には・・「養加山・益山寺 この寺は・空海の創建で・・

本尊の観世音菩薩はその自作で・・県指定の大楓と大銀杏がある」と記されていた。

 

樹齢860年位という大楓に「益山寺」の1200年以上という時の流れを感じさせてもらい往路へ戻る。

759分、変形四差路へ戻って標識に従い、約900m東の三分岐は「城山→」標識に従い「葛城山背面登山口」看板を見つけ・・

 

北の急斜面の高度差130mの山道へ取りつく。

60mほど高度を上げた先は立木に掴まらないと登れない程の急坂。

赤テープを探しながら立木に掴り、木の根を踏みしめ頑張って登る。

 

854分、パラグライダーの離陸場らしい尾根に上り着き、強風の中、南北に長い「葛城山」山頂を北へ100mほど進み、獣対策の電気柵で囲まれた高みを目指す。

93分、ピークの見晴台に上ると北の駿河湾先に富士山!!

 

目的地の「葛城山」ではなく周囲を見回すと・・右150mほど先に電波塔の立つ葛城山の山頂。

山上を取り囲む遊歩道で「葛城山頂」を目指すと並木の河津桜は満開状態。

 

910分、「空中公園」と名付けられた山頂広場に到着。
強風の為か、始発は9時という「ロープウェイ」は稼働の様子が無く、山頂は完全に無人。

「葛城神社」上の「山頂展望台」に上ると 西〜北に視界が開け・・

 

駿河湾先の富士山が目立つがその手前の「沼津アルプス」も特徴的な山体を見せてくれた。

無人の山頂遊歩道を周回すると「足湯」「かつらぎ茶寮」「百体地蔵尊」「源頼朝公ブロンズ像」などの観光設備が多い。

 

921分、「ハイキングコース 発端丈山90分→」標識に従い、北斜面へ下山開始。

石のゴロつく斜面を九十九折で高度差160mほど下り、簡易舗装路に合流して山腹道を600mほど南進し、四分岐を北へ下ると・・・

 

昨日の昼まで降っていた雨で簡易舗装路は一面の流水。

1011分、車に戻ると・・車はマイカー1台のみ。

誰にも出逢わずに山行を終えて帰路に就き、1210分には無事帰宅。