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9年前、初代マロンと北の足柄峠から上った「金時山」へ、二代目とは南からの周回コースで訪ねることにした。 ◇所要時間: 3時間22分 ◇難度(マロンとして): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 上りコースは大小の岩石が露出したり転がったりした歩きにくい道が続きました。山頂に近づくと早朝なのに高齢のおじさんやおばさんが何人も下山してきたので驚きました。 |
4時、出発。 町田ICから東名高速に入り、御殿場ICを下りる。国道138号線で南に走り、乙女トンネル先の金時神社下の駐車場に車を入れる。15台分ほどの広さの駐車場には公衆トイレもあった。気温は16度。 5時40分、駐車場横の「金時山75分→」標識に従い、舗装路を上る。 |
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200mほど先の「金時神社」境内で石造の大マサカリを見て、神社脇の荒れた山道を上る。 まだ薄暗い森の中の大石に「金時手毬石」の標柱。その先の大石には「金時蹴落とし石」の看板。 5時58分、舗装路に出てマロンに水を与え、「金時山55分→」標識で又、森に進む。 |
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6時5分、「金時神社奥之院」看板に気づき、薄暗い林を覗くと大石の上に石祠。更に枯れ沢沿いの荒れ道を上る。林床は密生したハコネ笹。 6時13分、7〜8mの割れた大石前に「金時宿り石」標柱。 写真に撮っていたら、大型ライトを持った山慣れした感じの男性が下りてきた。挨拶し話すと、この山へは日課のように上っていて、今日の日の出は下山途中に見たとのこと。 |
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大小の岩石の露出した悪路を九十九折で上る。 木の間越しにコースに朝日が入り始めた。額からも汗が噴出し眼にしみるのでバンダナで鉢巻。 道脇にホトトギスやノコンギクの花が咲いていた。 |
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6時44分、朝日の差し込む尾根筋に出ると「明神ヶ岳」からの道が合流。山頂へは「←金時山20分」標識。山道に石が減り歩き易くなった。 下山する同年輩登山者と交差。又、1人と交差。 次に下ってきたおば(あ?)さんはマロンを見て、「・・帰りはザックに入れて下ったんだよ」と愛犬との思い出話をして下っていった。更に、単独3人と交差。何れも地元の人らしいが皆、元気な人達だ。 |
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道脇の「ハイカーのみなさんへ」の看板には・・・・金時山は、昔は猪鼻嶽と呼ばれた急峻で岩場の多い山です。特に頂上付近の尾根筋では、コースの両側が切り立った深いガケで、大変危険です。・・以下略・・箱根町。との文面。 |
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7時12分、山頂に県境のある「金時山 1212.5m」山頂に到着。 神奈川県の「金太郎茶屋」はまだ閉まっていたが、静岡県の「金時茶屋」からは煙が上り、「写真に撮られるのは嫌いだ」などと言いながら金時おばさんが店からマサカリを持ち出して店横に立てていた。 雲ひとつ無い青空の下に無雪の富士山。 南眼下には仙石原、その先に箱根山。その右に「芦ノ湖」が見えた。 |
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7時19分、下山開始。 標識は無いが西への道を下る。暫くは段差のある道だったが樹林の中で歩き易い道になる。 その先はまた岩のゴロゴロ道。また尾根沿いの歩き易い道。前方に「長尾山」の高まりが見えると高度差50mほどの下り。 |
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7時43分、下り終えて上り開始。10分ほどで平坦尾根に上ったがピークがハッキリしない。最高点らしい地点で小休止してムスビを食べる。 樹林を進んで赤土広場に出たら「長尾山頂」標識に対面。展望はなし。 「乙女峠10分→」標識に従い、樹林帯を下る。 |
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8時16分、「乙女峠」に到着し小休止。南の「大涌谷」斜面から立ち上る噴煙が見えた。 休憩場所下の茶店前には「富士山の撮影展望台」が設置されていた。 8時27分、峠下の三分岐は「←仙石原」標識に従い、窪地地形で大小の岩が露出する悪路を下る。吹き込む風に頭上からドングリの実がパラパラと落ちてきて秋を感じる。 |
8時56分、国道に沿うように桧林を下ると、地図に描かれた南への道は無く、東に向かう山道に「←ハイキングコース→」標識があり、これに進む。 9時、国道138号線に合流し、意外に交通量が多い国道を東に進む。10分ほどで国道を歩き終え、駐車場に向かう。 9時12分、駐車場に到着。無料駐車場は満車状態で沢山の登山者が出発していった。 往路を快調に走って11時、無事帰宅。 |
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