息子が孫連れでの土曜日の山行を希望。

安全と山頂からの展望を優先して、箱根・仙石原の北に聳える「金時山」を目的地に決め・・、

土曜日なので、登山者が多そうな南からの仙石原ルートや乙女峠ルートは避け、今回は北東山麓からの地蔵峠ルートで訪ねることにし、車は「夕日の滝」駐車場に置き、下山後の滝見物も予定に入れる。

 

◇所要時間: 5時間8

◇難度(犬として): 易++++▼難

◇マロンの日記: 距離や所要時間は頃合いのコースでしたが、急坂の鉄階段の中で、踏み板幅の狭い、梯子のような階段があり、自力で上れず!! でした。

 

445分、出発。

町田ICから東名高速に乗り、松田ICを下りて県道78で南足柄市に走り、満福寺交差点を右折して足柄街道 (県道78)で西進し、8km先を左折して「地蔵堂駐車場」は見送り、1km先の「夕日の滝」駐車場に車を停める。

歩きだすには頃合いの明るさで、気温はマイナス1度で快晴。

623分、「滝見物」は下山後に予定し、今日は4人と1匹で出発。林道先600mからは酒匂川の支流の内川の右岸を上る。

 

646分、沢横で進路が2分岐。

時計回りするため、左の沢を飛び石で渡る。先行した孫が石に滑って靴を濡らす。900mほど先で沢と別れ、左山腹へ取り付く。

724分、幅広尾根道には霜柱。標高850mまで上ると、木立越し左に「金時山」が姿を見せた。

 

88分、「猪鼻砦跡(標高962m)」で幅広尾根道に合流。

西に視界が開け、冬姿の富士山に孫が歓声。 南に緩く上っていく。

818分、丸太階段が始まり、ここから山頂迄、高度差250mの上りが始まる。

 

822分、木鳥居を通過すると・・、露岩混じりの急坂が始まり、鉄階段が連続。息を弾ませて上っていく。

標高1100m辺りの鉄階段は踏み板幅が狭く、梯子状。 階段横の崖は段差が大きく、この地点の通過はマロンには無理と判断し、事前に学習済みの肩車で無事通過。

西風が吹き込み始め、寒くなりヤッケを着用。温度計を見ると、0度を表示。

 

852分、「金時山1212m」に到着。

「金時茶屋」「金太郎茶屋」の2軒が営業中。バイオトイレ(100)も完成していた。

360度の視界が得られ、西に富士山、南に箱根山芦ノ湖

(なお、金時山の標高は国土地理院によって昨年、1m低く改定されたとのこと。)

 

99分、下山開始。

上りと同じく、梯子状の階段はマロンを肩車して下る。 マロンは納得しているらしく大人しい。

941分、「猪鼻砦跡」に戻り、足柄峠ルートで幅広尾根道を北に進む。

1010分、1.1km先のゲート先駐車場の「夕日の滝60→」標識に従い、東へ分岐する尾根へ下る。

 

尾根から250mほど高度を下げ、朝の往路に合流して砂利林道を下る。

1113分、駐車場に戻り、そのまま200m程先の「滝」を見に行く。

夕日の滝」は落差23m、幅5mとのことで、丁度、滝行の体験希望者達が白衣で事前説明を受けていた。 寒中の滝行は10分が限度で、事後は風呂で体を温めるらしい。

1131分、車に戻る。

1310分、無事帰宅。

   金時山4