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先月27日早朝、家を出てから「富士あざみライン」の閉鎖に気付かされ 急遽、出発地点を「滝沢林道」途中の「小富士林道始点」に変更して「小富士林道〜小富士」をピストン山行したがその際、小富士林道の激しい土砂流出状況に驚かされた。

今年は既にキノコは終期と思われるが、次回は敢えて「滝沢林道終点」から「小富士」を訪ね、この間の針葉樹林帯の近況を視察することにした。

◇所要時間:  3 時間20
簡易度: + + + +

 

4時、出発。

516分、中央高速「河口湖IC」を降りると残距離は18km
国道139を約2km東進して「富士浅間神社東」交差点を右折し、「中の茶屋」前で「滝沢林道」へ左折して南へ高度を上げて、日の出時刻頃、ゲート手前の最上Pに到着。

気温は1度。 南に見える白い富士山頂に朝日が当たっていた。

 

557分、車道対面の石垣上へ出発。

小さな涸沢を渡って苔むした原生林の薄い踏跡を辿り、途中の小山は巻いて等高線で進む。

616分、大きな「涸沢1」へ対面し、沢底へ慎重に下る。状況は昨年とほぼ同じ状況で問題なく渡沢。

対岸へ上ってこの涸沢沿いに北へ薄い踏跡を辿ると・・涸れ沢の崩壊は進んでいるような感じ。キヌメリガサを採取。

 

小富士と同標高まで上り、この上でキノコを探す予定だったが、キノコの適期が過ぎているのが明白なので、ここから直接「小富士」を目指すことにし、等高線を意識して小富士を目指す。

森からスコリア丘に抜け出すと・

 

 

西に青空をバックに富士山が大きく、山腹の落葉松が彩を添える。

742分、ケルン上の石祠横で記録写真を残す。東麓近くの山中湖は霧を漂わせ、東遥かに見える相模湾は朝日を照り返していた。

 

746分、下山を開始してスコリア丘下でキヌメリガサを見つけ採ろうとしたら・・コチコチに凍っていた。針葉樹林に入って進路を北北西に定めて帰路に就く。

標高1900m辺りでは落葉松やシャクナゲの幼木帯を通過。

 

833分、小尾根を横切った先で中程度の涸沢に対面。過去の軌跡記録に従って30mほど上流に移動し、崩壊していない地点に移動して無事渡沢。

雑キノコはポツポツと姿を見せた。

 

848分、朝の往路に合流して崩壊沢沿いに北へ下る。

沢沿いの踏跡が深い沢底に崩されているところもあった。

91分、標高約1790mまで下って渡沢点1で対岸へ渡る。

 

917分、駐車場所へ戻ると車は2台。

下山途中、富士スバルライン始点近くの「富士スバルランド」先の道横の空き地に車を止めて針葉樹林で30分ほどキノコ探し。
ショウゲンジを数本見つけ、1140分、無事帰宅。

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