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秩父多摩甲斐国立公園・入口の「柳沢峠」の西方一体は「三窪高原」と呼ばれ、初夏のレンゲツツジと富士山の展望で有名 (「関東の冨士見100景」)とのことで 11年前に愛犬連れで訪ねたが・・期待のレンゲツツジは鹿の食害とのことで姿を見せず、代わりに「ヤマツツジ」の競演を楽しませてもらった。

近頃、この「三窪高原で紅葉が見頃」との情報を得たので、次回は「ハンゼノ頭」で富士山の眺望を楽しんだ後、「多摩川源流部の眺望」をウリにする東の「展望台」を周回する 好展望狙いコースを設定し、快晴予報が出された土曜日の出発を決めた。

◇所要時間:   3時間1
簡易度: + + + +

 

4時、出発。

中央高速を利用し、515分に「勝沼IC」を降りると残距離は26km。 国道411(大菩薩ライン)を北上し、勝沼ICから1500mほど高度を上げて柳沢峠の「市営駐車場」に到着。気温は1度で快晴。

6時、駐車場横の土留め階段道で出発し、舗装林道を2ヶ所、山道でショートカット。

 

三窪高原→」標識に従い山道へ分岐すると落葉松は落葉が進んでいたがモミジが紅葉を見せた。

615分、東の「大菩薩嶺」横から昇る朝日を背に受け、変化のあるコースを気持ち良く先へ進む。

 

630分、三分岐を北に分岐して「柳沢ノ頭1671m」を通過。
緩いアップダウンで450mほど進むと「←鈴庫山」分岐。

今回は 鈴庫山はパスして北の「ハンゼノ頭」を目指す。裸地の霜柱が大きく伸びていた。

 

649分、「ハンゼノ頭1686m」に到着すると南に秀麗「富士山」。

次の目的地の「展望台」目指し、往路を下って「鈴庫山分岐」を東に下ると紅葉の中を下るようになった。

 

 

この下山コースは見ものが無さそうと期待していなかったのに、朝の斜光で森が綺麗に彩られていたのでビックリ!!
撮影を楽しみながら下る。

180m程 標高を下げ、舗装林道へ合流してこれを下る。

 

730分、林道・笠取線のゲート横を抜けて国道411に合流。

50mほど南先の「柳沢口」の小広場に移動し、「ブナのみち案内」看板の「多摩川源流域を望む」表記のある展望地を目指す。

 

変化のある「ブナノみち」コースに進み振り返ると・

西には先ほど上った「三窪高原」の山肌が秋色に染まって見えた。

 

コース沿いの木々には「エンコウカエデ」「アサノハカエデ」「サワグルミ」「キハダ」等々の樹名板。

コースは変化があり、沢を渡る。
「ホウノキ」「ナツツバキ」と樹名板が続く。  初夏の頃、再訪してみたいコースだ。

 

822分、ピークへ上ると北に視界が開け、「多摩川源流域を望む」看板のある「展望地」に休憩テーブル。

(展望図に記されていた山名=木賊山、破風山、雁坂嶺、水晶山、笠取山、唐松尾山、東仙波、竜喰山、飛竜山、小雲取山)

831分、下山開始。

 

200mほど先の「梅ノ木尾根」看板の三分岐は南へ下ると「鶏冠山」目指す登山者と交差し始めた。
頭上も林床も、秋色に色づいて美しい。

850分、「ナラ坂」看板の分岐は「柳沢峠」の駐車場を目指す。

91分、駐車場に戻ると車は30台ほどに増えて満車状態。

帰路の高速道の対向車線は晴天の土曜日らしく渋滞が始まっていたが当方の車線は好調に走れ、 11時には無事帰宅。

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