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酷暑の夏が過ぎ「キノコ」の季節が到来したので、1年ぶりに「小富士」を訪ねることにした。

きのこ狙いの過去22回は採取茸の名前や食茸?等は図鑑で判断していたが、

今回はスマホに入れた「Googleレンズ」でかなりの精度でキノコ名や素性が判断できることが分かったので
これの試行を楽しみに出向くことにした。

 

◇所要時間:  2時間37
難易度: + + + +

 

330分、出発。

霧雨の中、中央高速を利用して「河口湖IC」経由で「富士五湖道路」へ繋ぎ、56分に「須走口南IC」を降りると残距離は12km。

県道150(ふじアザミライン)で西へ高度を上げて「須走口五合目」の2駐車場に到着すると・・

丁度、東の雲間に朝日が昇り始めた。気温は18度と涼しい。

   <現地標高=1979m>

 

 

 

5時43分、ジャンパーを羽織って出発。背後の富士山頂は雲の中。

5分程で登山口の「須走五合目」売店前を通過。

 

 

150mほど先の「小富士遊歩道・入口」横の柵横を通過して「須走口登山道」へ進み・・

その先の「古御岳神社」を参拝して登山道を上り始めると・・

 

 

露岩の登山道脇に1株だけ「トリカブト」が花を見せ、その先にキノコ。

早速、スマホに登録した「Googleレンズ」に判定させると「ヌメリイグチ・食茸」と答えたので採取。

 

 

登山口から140mほど高度を上げ、大きな涸れ沢の対岸へ渡る。

南に雲の変化が激しい景色が開けて見えた。

 

 

標高2130mで登山道を外し、原生林の「キノコ探し」を開始した途端「ハナイグチ」!!Googleレンズも「ハナイグチ」と判定したので納得し、

隣の「ベニテングタケ」も撮影。満足して歩きはじめると・・、妻から「ハナイグチは取らないの?? 」との指摘。撮れただけで満足していた。

 

 

北へ150mほど等高線で進んで「ホウキタケ」をカメラに収め、この辺りから下方の

「小富士」を目指すことにして下り始めると滑り液を垂らした「ヌメリイグチ」や

 

 

群生「センボンイチメガサ」に遭遇。何れも写真だけに留める。その先で

「ハナイグチ!!」と見なしたキノコをスマホが「ベニテングタケ」と判定したが・・「ハナイグチ」と信じて採取。 

 

 

これはGoogleレンズが「アイゾメクロイグチ」と判定。廃棄。

これは「ヤマイグチ」とのことで採取。

 

 

これも「ヤマイグチ」と判定されたが・・軸が??

標高1940mまで下ると茸は見当たらないが林床が「ミズゴケ」で覆われていて爽やか。

 

 

苔の中に水を貯めたキノコは「チギレハツタケ」とのこと。

原生林を抜けだすと眼前に「小富士」。

 

 

744分、広いスコリア丘手前のケルン前で記録写真を残す。富士山頂の雲も消えていた。

スコリア丘前方の「小富士」をカメラに収め「小富士遊歩道」で帰路に就く。

 

 

810分、朝日が差し込む中、「小富士林道・始点」へ戻って車を目指す。

コース脇の「富士アザミ」が盛期の花を見せた。売店前を通過して第二駐車場を目指すと・

 

 

「小富士林道」ではキノコが皆無だったのに、駐車場への舗装路脇で「キノボリイグチ」をゲット。820分、車に戻って帰路に就き、

1030分、無事帰宅。 本日の収穫は
「ハナイグチ」4個 「キノボリイグチ」2個「ヤマイグチ」3