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山行を終えて1週間ほど過ぎると、エネルギー持て余しマロンが早朝2時頃に雨戸を引っ掻き、山に連れてってとせがむようになった。 幸い、明日・午前中の甲府地方の天気予報が好転したので、雑誌:「山と渓谷」に紹介されたコースで「興因寺山」と「淡雪山」を再訪することにした。 ◇所要時間: 3時間50分(うち27分はミスコースのロス分) このコースは「ガイド書」のように反時計回りで周回するほうが、コースミスする危険が少なそうだとおとーさんがいっていました。 |
2時、出発。 相模湖ICから中央高速に乗ったが、到着時間が早すぎるので大月ICで下り、国道20で甲府市に進み、県道104を使って北上。 「千代田湖」手前を右折・東進して上帯那町に進み、「上帯那バス停」手前の三叉路を南に進み、「大正湖」前の「旧ユースホステル」の空き地に駐車させてもらう。 気温は20度で曇天。 |
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ガイド書は「上帯那バス停」〜「淡雪山」〜「興因寺山」〜と反時計回りでコース紹介していたが、この時点では山上にガスが懸かり、展望は期待出来そうもないので、私たちは山上に着いたときの晴れを期待して、時計回りで周回することにした。 4時52分、舗装路で三叉路に戻り、「上帯那」バス停前を通過。道脇にはホタルブクロやムシトリナデシコ。沢沿いに簡易舗装路を東進。 |
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5時14分、「昭和池」横の三分岐は簡易舗装路を東進すると200mほど先で簡易舗装路が左に急カーブ。 表示は無いがここが「穴口峠」らしい。森の中に「←古湯坊」「淡雪山→」標識を見つけたが、「古湯坊」なる地名は地図に見当たらず、地図コースはこの地点で北に向かっているので、簡易舗装路を北に進む。(×)。 |
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50mほど先で簡易舗装路が終わり、右に山道が分岐していたので、これに進んでGPSを見ると、予定コースを左に逸れているのが分かり、右に進めそうな山道を探しながら進む。峠から350mほど先で舗装路に出て・・????。 先程の「穴口峠」の「←古湯坊」標識が予定コースだったのではと推測し、往路を戻る。 5時47分、「穴口峠」に戻り、「←古湯坊」標識に従おうとすると、木陰に黒ずんだ標識があり、「←至・見越沢」の文字。木立の中、山腹の山道を下る。 |
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5時59分、森の小広場の「水場」に下りると、休憩テーブルと「武田の杜」案内板。 (ガイド書の「見越沢」はここを指しているらしい)。暑がりマロンを流水で冷やし、歩きやすい幅広山道先に進む。 6時25分、三分岐に直進:「一の森」、右:「鳥獣センター・北山」、戻る方向:「林業試験場・見越沢」標識。 傍らの「武田の杜」案内板に描かれた「鳥獣センター」が西にあるのを確認し、右に進む。先に進むと南に甲府市街が見え始めた。 |
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6時49分「あずまや」のある「北山園地」に到着。傍らに「武田の杜」案内板があったが、「興因寺山」へのコースも山名も描かれておらず・・??。 小休止後、「興因寺山」目指して290mの上り開始。 上り始めに、正規路を外したのか、結構な荒れ道。70mほど高度を上げると、落ち着いた山道になった。 |
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7時20分、地図の「701mポイント」を通過し、幅広尾根を上る。休みなく動き回るマロンが吐いたので水を与えて小休止。標高830mあたりから苔むした露岩が現れ始めた。 7時47分、高圧線鉄塔と三等三角点のある「興因寺山854.5m」に到着。展望は南に甲府の街が見える程度。 小休止後、「淡雪山」を目指して北西への尾根筋を下る。 |
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140mほど先で南西に方向を変え、更に70mほど進むと無標識の三分岐。直進しかけたが、左の細木に赤テープのあるのに気づき、左に進む。(○) 8時13分、小ピークを通過。標識は見当たらなかったが、ここが「淡雪山」の山頂らしい。尾根幅が狭まり、灌木帯を進むと左右に展望が利き始めた。岩を縫って花崗岩の白砂を踏みしめながら下っていく。 |
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地形が馬の背状になったあたりが「淡雪山」の好展望地。 南に甲府盆地、その先の雲の上に富士山頂が見えたが、西の南アルプスは雲の中。 |
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8時31分、下山開始。 GPSを頼って直接、旧ユースホステル敷地の方向に下ろうとしたが、段差が大きそうなので戻り、新興宗教の建物の南に回り込むように下る。 建物正面に下りると、建物には「弥勒館」の文字。「金子峠」で折り返し、旧ユースホステルに向かう。 8時42分、車に戻る。 時間が早いので、一般道を使い、12時20分、無事帰宅。 |
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