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2昔前、初代マロン(コーギー)連れで山梨県の「棚横手山」先の「宮宕山(別名:大滝山)を訪ね、そこからの下山の折、「甲州高尾山」付近で栗を拾った記憶があり、今回はその当時のコースを大幅に短縮して同季節に再訪してみることにした。

◇所要時間:  2時間54
難易度: + + + +

 

4時30分、出発。

中央高速を利用して550分、「勝沼IC」を降りると残距離は7.8km。「フルーツライン」で3kmほど北上して「大滝不動尊→」標識に従い、東へ進み、カーナビ指示に従い「大滝不動尊前宮」横から一車線林道へ進む。(×)
 
途中、閉鎖金網扉を開閉して通過し、1車線の荒廃林道を上っていく。

900mほど先で簡易舗装林道に合流して2.5km程上りを続行し、「大滝不動尊」下の幅広路肩に駐車すると気温は7度と寒い。

 

 

 

 

GPSを立ち上げようとすると・・地形のせいかGPSが正常に立ち上がらずもたつく。

626分、「林道菱山深沢線」先へ出発。

林道を道なりに進むと・・路面に栗のイガやクルミの実が多い。木立越し西に見える甲府盆地に朝日が差し込み始めた。

 

 

2kmほど進み、林道の急カーブ地点の「←富士見台・棚横手山」標識に従い、左斜面への山道へ上り、小さな電波塔横を通過。

50mほど高度を上げると小ピークに「甲州高尾山剣ヶ峰」の現地標識。緩いアップダウンで尾根道を東へ進む。

 

 

717分、200mほど先のピークに「甲州高尾山1106m」標識。南に視界が開けていたが

景観は南の山稜先に「富士山頂」がわずかに覗く程度。無風快晴の尾根道を更に東へ進む。

 

 

250mほど先のピークに「甲州高尾山・東峰」看板。先へ下って暫くは菱山深沢線と並行して進む。

500mほど先の三分岐で「←富士見台」標識に従うとすぐ先が無標識の二分岐。踏み跡の濃い左上へ進む。(古い地図に依れば、右道は「富士見台」への山腹道らしい)

 

 

急坂路に「コウヤボウキ」が花を残していた。30mほど高度を上げ、尾根道を辿ると草深くなり・

ススキや下草を掻き分けて進むようになった。

 

 

標識も草に隠されている。草を掻き分け、コースを確認しながら進む。

左前方に「棚横手山」や「大滝山(宮宕山)」が見えた辺りで左へ10mほど下って20mほど上り返す。

 

 

819分、小ピークに「富士見台」標識。

南に視界が得られたが山並みの先に「富士山」山頂が見えただけ。小休止後、東へ下山開始。

 

 

90mほど先の三分岐の「←展望台」標識に従い、左へ下る。

80mほど高度を下げて砂利林道わきの「展望台→」標識に従い先へ進みかけたが・・GPSが正常表示しなくなり・・?? 進路に迷う。

 

 

標識地点へ戻り、標識に「大滝不動尊→」表示もあることを確認し、砂利林道を道なりに進む。

四差路の「展望台→」標識に従い先へ進むと・・

 

 

直ぐに「展望台」。西眼下に甲府盆地、その先に霞んだ南アルプスが見えた程度で・・

四差路へ戻り、幅広砂利林道横の幅狭林道へ下る。

 

 

檜林を緩く下って400mほど先で「天狗堂」前を通過。

その先で「文殊堂」前を通過。

 

 

 

続いて「弁財天」前を通過。岩盤道を慎重に下り・・

912分、「大滝不動尊」横へ降り、正面へ回って無事の周遊完了のお礼参り後、

 

200段ほどの石階段を慎重に下る。

石階段横の黒ずんだ岩盤を水量は少ないが「前瀧」が流れていた。

 

本堂後ろに見える筈の「雄滝」は水量が少なく、今回は目立たなかった。

石階段下の「山門」を潜り・・

920分、車に戻る。
悪路林道通過を心配しながら帰路に就いたが・・

2.5kmほど下った三分岐に着くと・・道なりに「林道・菱山房山線」が先へ伸びており、これに進むとカーナビがフルーツラインまでの下りコースを表示したので安心して楽に下山を続行。

1110分、無事帰宅。