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先週、年相応の白内障で右目手術を受け、続いて今週は左目手術の予定になっているが・・・、右目は手術翌日には眼帯を外せるの好経過。 ・・ならば、この間を利用して山梨県笛吹市の「黒岳」を訪ね、5/29に「すずらんの里祭り」を終えたばかりの「すずらん」を見に行こうと、月曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 3時間50分 ◇難度: 易++▼++難 危険個所は無く、気持ちよく歩けましたが・・目的の「スズラン」は既に花期を終え、残り花は既に姥花状況になっていました。 |
3時10分、出発。 中央高速を利用し、大月JCT経由で4時40分に「河口湖IC」を下りると残距離は19km。 カーラジオが関東地方も「梅雨」に入ったと放送。 長い「若彦隧道」を通過して芦川町に進み、緩く高度を上げて「すずらんの里祭り」会場だった大駐車場に到着すると、気温は9度でほぼ晴天。 広場の「あしかわハイキングコース案内板」には <スズラン 芦川町には本州随一と言われるすずらん群生地があります。5月下旬頃、その可憐な花を畑一面に咲かせます。> と記されていた。 |
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5時5分、出発。舗装林道を道なりに上っていくと道脇にウツギとガマズミが白、ベニウツギが紫紅色の花を見せた。 駐車場から130mほど標高を上げ、「日向坂峠」(どんべい峠)に着き・・ 「←釈迦ヶ岳 黒岳→」標識に従い、南東への尾根道に進む。 |
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周りは ミズナラ、ブナが多く、林床に5葉の矢車草が目立つ。 5時54分、緩いピークを越えて下る。トリカブトが増えたがまだ蕾を付けていない。 緩く上って地図の1498mピークを越えると、右下から当初予定のショートカット山道が合流。 幅広尾根を上っていく。 |
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標高1670m辺りで南に方向を変えると、尾根幅が狭まった。汗が目に入るので、バンダナで鉢巻。 上りを続けると大葉のヤブレガサが群生。 山頂に近づくと勾配が減り、緑の森に「山梨の森林100選 黒岳のブナ・ミズナラ林」看板。 |
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7時5分、周囲が樹木に囲まれた小広場に「黒岳1793m」標識。 「←見晴台200m」標識に従い南の展望台へ向かう。 「見晴台」に出ると、南に視界が開け・・・、大雲海の先に{富士山!!}!。 昨冬にはマロン連れで南からここへ上り、 「河口湖」を前にした雄大な冬姿の富士山を眺めたが、今日のように一切を雲海で隠した景色もなかなか良いものだ。 見晴台先にツツジが咲いていたので、少し下ってみると、東国ミツバツツジは終盤でヤマツツジは最盛期。 |
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7時19分、見晴台を後にして山頂へ戻り、西へ下ると昨日の雨で急坂が滑る。 緑一色の林床に「クサタチバナ」が白花を見せた。 7時44分、「すずらん畑・上芦川→」標識を見つけ、急角度で右下へ下り、小沢を横切って西に方向を変え、山腹を下る。 |
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標高1430mで舗装林道を横切り、「すずらん群生地→」標識に従い、ヒノキ林へ下る。紫のアヤメが花を見せた 。 8時17分、標高1350mまだ下ると、地図に記載のない砂利林道へ合流。 「すずらん群生地→」標識に従い、苔の生えた林道を下る。 |
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8時21分、林道右の白樺林に「すずらん群生地」看板。 擬木橋袂の「すずらん育成協力費の募金箱」に協力金を投入して・・・ 防獣電気柵をまたいで群生地に入ると「芦川のすずらんは日本スズランです」看板。 |
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「群生地案内板」に依れば「群生地」は100m×60mの林に遊歩道。 白樺林は明るい雰囲気で、林床は野草の緑に覆われ、草陰にポツポツと白花のスズランが咲いてはいたが、「スズラン」は葉ばかりが多く、花は既に姥花が多い。 代わりにエゾノタチツボスミレ、オダマキ、 |
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イカリソウ、ベニバナイチヤクソウ、クサタチバナ、ギンラン等が花を見せた。 8時48分、群生地を後に駐車場を目指す。 8時55分、駐車場に戻ると車は6台。 10時40分、無事帰宅。 |
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黒岳で見られた他の野草 |
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クサタチバナ |
ササバギンラン |
ガマズミ |
ウツギ |
マムシグサ |
?? |
ユキザサ |
ミヤマキンポウゲ |