気象庁から関東地方に入梅宣言が出されて2日目の明日・金曜日に晴天の予報。

貴重な好天は活用しようと、花が多くみられる山梨県の「黒岳」を訪ね、特にこの時期、山頂近くで見られるという「カモメラン」を撮影しようと、急遽、出発を決めた。

所要時間: 3時間

難度 易++▼++難

(カモメラン」とはどんな花かと思って上りましたが・・・現物は2年前のこの時期、黒岳でカメラに収めながら、名前の分からなかった花でした。)

 

250分、出発。

中央高速を利用して大月JCT経由、412分に「河口湖IC」を降りると残距離は20km。 「河口湖大橋」先で県道719に右折し、若宮トンネルを抜けた先を右折して「スズラン群生地」駐車場を通過し、更に500m程道なりに進み、道脇の空き地に駐車。 気温は11度で快晴。

449分、舗装林道を南へ出発。

200m先の三叉路は「すずらん峠→」標識に従い、右折。 道脇にタニウツギ、オダマキ、アヤメが花を見せた。

 

400mほど進むと、左山腹への山道に「←スズラン峠」標識。

一瞬、これで上ろうかとも思ったが・・「すずらん峠に抜ける登山道は現在通り抜け出来ません」プレートも掛かっていたので舗装林道を先へ進む。

道脇に矢車草やキケマンが花を見せた。

 

529分、「林道終点」に到着すると数台の車。

←新道峠 ようこそ! 世界文化遺産 富士山絶景ビュースポットへ 新道峠まで徒歩10」看板に従い、峠を目指す。

536分、50m程上って「新道峠」に着くと南に「富士山」。

 

尾根を東へ緩く上っていくと道脇にクサタチバナ、ユキザサ、フウロが花を見せた。

300mほど先で「新道峠第一展望台」横を通過。

富士山にカメラを向けていた数人のカメラマンに挨拶したら 「どこまで?」「黒岳まで」 「ご苦労さん」の挨拶。

 

558分、「破風山」を通過して先へ下り、「黒岳」への170mの上り返し開始。
標高1700m辺りまで上ると西に視界が開け、雲海の上に南アルプスの山々。

望遠図 

 

642分、「黒岳1793m」山頂着。

私が半袖で額から汗しているのに妻はヤッケで手袋姿。 「展望台200m」標識に従い、南の好展望地を目指す。

648分、「展望台」に立つと、眼下の「河口湖」先にスッキリ姿の富士山。

梅雨季節にしては珍しい好展望。

 

 

655分、山頂に戻り、「日向坂峠(どんべい峠→」標識に従い北斜面に下ると緑の「網柵」。 中を注意して観ると枯葉の中に小さな花が二輪。

50mほど先の次の柵のカモメランを望遠でカメラに収め、・・満足して気持ちの良いブナ林を九十九折りで高度を下げていく。

 

735分、標高約1490mの三分岐で「←上芦川」標識に従い、涸れ沢横を下る。

744分、90mほど標高を下げ、舗装林道へ合流して左へ下る。

749分、車に戻る。

950分、無事帰宅。

 

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