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浅間山・西に位置する「湯の丸山」へ数日前に登った人の(撮影ポイントをぼかし)綺麗な 「コマクサ」写真を掲載した山行記を見つけ、明日・日曜日に晴天予報が出たので、私たちも交差通渋滞を覚悟の上で訪ねることにした。 この「湯の丸山」は12年前にマロン連れで訪ねているが、当時は「地蔵峠」に「犬禁止」看板があるとのことで仕方なく、別登山口から上っている。 ◇所要時間: 4時間51分 (北峰と烏帽子岳には行きそびれたが、狙いの「コマクサ」はしっかりとカメラに収められ、満足して下山しました。 (コマクサ撮影が目的なら、私たちが昨年訪ねた「籠ノ登山」近くの「三方ヶ峰」の方が楽に対面できると思います。) |
帰路時の渋滞を避けるため、 2時20分に出発。 首都高〜関越自動車道と乗り継ぎ、4時50分に「小諸IC」を降りると残距離は16km。 県道79を4kmほど西進し、県道94へ右折して北へ高度を上げる。 標高<約1730m>の「地蔵峠」の大駐車場に着くと先着車が30台ほど。 5時21分、出発。売店横で「←烏帽子岳」標識を見つけたが、「湯の丸山」への標識が見当たらず、暫くは登山口探しでもたついたが・・・、 |
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広大な草原斜面に見えた鉄パイプ柵が牧場入口と思いつき、有刺鉄線先のスキーゲレンデ草原を上る。 5時46分、標高1845m辺りまで上るとリフトの上終点に四差路標識。 |
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カラマツ林に朝日が斜光で差し込み、よい雰囲気の中を上っていく。 6時3分、「鐘分岐」の四差路に着くと・・柵横に牛が5頭も寄ってきたのでビックリ。 「←湯の丸山0.8km」標識に従い、上りを開始。 標高1900mあたりまで上るとレンゲツツジがまだ蕾を残していた。 |
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南遥かに特徴的な山を見つけ、ズームすると朝日を受けた富士山!!。 |
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コースに破砕石が増えると「イワカガミ」や「ゴゼンタチバナ」が花を見せた。 7時、堆積岩塊の「湯の丸山2101m」に到着。 360度の視界が得られ、好天なので西の「烏帽子岳」の先にまだ雪を残す「北アルプスの山々」、南東近くに「籠ノ登山」、北に「四阿山」、南に「八ヶ岳」が同定できる好展望。 |
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7時10分、西に見える「烏帽子岳」目指し、急坂を西に下るとグンナイフウロやハクサンチドリが花を見せた。 7時38分、標高約1860mまで下り、鞍部の三分岐で「←烏帽子岳1.5km」標識に従いカラマツ林の山腹へ上り返す。 振り返ると「湯ノ丸山」が大きな山体を見せる。 |
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コース脇にベニバナイチヤクソウが続く。 カメラを手にした烏帽子岳からの下山者に「コマクサは?」と尋ねてみると・・、「偽烏帽子岳への登路左の裸地の大石陰に僅か」と、ハカバカシクナイ答え。 8時11分、尾根へ上り着くと北に聳える「偽烏帽子岳」コース中腹に登山者が数人見えた。 |
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ネットの記録から 「コマクサ」は偽烏帽子岳中腹と尾根南の2004mピーク付近にあるらしいと推測し、・・私たちは南を探すことにし、踏跡を辿ると西斜面を下り始め・・?? 妻に待機してもらい、笹原斜面を強引に上って、地図の2004mポイント先100m辺りまで探したが露岩の裸地はなく・・、 |
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妻のところへ戻って一息ついていると・・南から老登山者が上ってきたので「コマクサは?」と尋ねると「ある筈!!」と言って交差。続いて今度は南へ下る単独女性登山者が「コマクサは昨年、この先でを見た」というのでガイドを頼み、途中から草斜面を強引に上って・・ 8時39分、尾根近くの露岩の裸地で「コマクサ!!」に対面。 |
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案内してくれた女性登山者はそのまま南へ下山していった。 9時、尾根の三分岐へ戻り、「烏帽子岳」はパスして下山開始。 9時17分、「鞍部」の三分岐は「地蔵峠2.6km→」標識に従い、東へ下る。 この下山路では上ってくる登山者と次々と交差。 紫のオダマキをカメラに収める。 |
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10時、標高1780mまで下り、水のない湿原横を通過。 10時4分、キャンプ地を通過し、アスファルト道路を下る。 10時12分、車に戻って往路で帰路に就く。 幸い、高速道も快調に走れて 13時30分、無事帰宅。 |
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