8年前に訪ねた「黒斑山」を再訪し、まじかに残雪の「浅間山」を眺めたいと、機会を窺っていると、・・翌日曜日が弱風・快晴で、肝心の浅間山の雪は消え始めていることがネットで判明。
・・ならば、早朝出発して周回コースを採ることで、他の登山者との出合を避けようと、あえて翌日曜日の出発を決めた。

◇所要時間: 2時間49
◇難度(犬として): 易++▼++難

◇マロンの日記: 良く踏まれて平坦になった雪道だったので、夏道より楽に歩くことが出来、予想外に早く戻れました。

 

245分、出発。

入間ICから圏央道〜関越〜上信越自動車道と乗り継ぎ、520分に小諸ICを下り、県道130を北上して菱野温泉先でチェリーパークラインに移って、高度を上げていくと路肩に残雪。

小諸ICから1200mほど高度を上げ、「高峰高原ホテル」の駐車場余地に車を置かせてもらう。気温はマイナス1度で、風は予想外に強い。

66分、コースは完全な雪道と見て、最初からアイゼンを付け出発。

 

駐車場・対面の雪原に「標高1973m」標柱を見つけ、その先の「表コース→」標識に従い、東に上り始めるとコースの雪はアイゼンで歩くには頃合いの堅さに締まっていた。

625分、無標識の「車坂山」を先に下ると、雪面の踏み跡がいくつかに分岐。GPSに登録してきた「表コース」に従い、右の雪尾根に進む。

647分、標高2130m辺りのシラビソ林で風を避けて、一息つく。西にまだ雪を残した「高峰山」や「篭ノ登山」が朝日を受けていた。

 

標高2190m辺りは正面から朝日を浴びて、雪の痩せ尾根を登る。

標高2240m辺りまで上ると、背後の西・遥か先に雪を纏った連山が見え始めた。北アルプスかも??

715分、前方に雪が消えかかった「浅間山」が大きな山体を見せた。

 

718分、標高2280mで雪を被った「避難小屋」横を通過。標高2300mのピークに上ると、前に「浅間山」、左に「トーミノ頭」、その先に「黒斑山」、南遥かに「富士山」も見えた。

736分、「トーミノ頭」の岩場で小休止。快晴の空の下、南に「富士山」と「八ヶ岳」、西に「北アルプス」。

 

 

 

 

744分、高度差80m程の「黒斑山」への上り開始。

山頂近くの浅間山観測のテレビカメラ横あたりまで上ると、北に雪の「四阿山」や「本白根山」が見えた。山頂らしい地点に出たが、標識が無いので、先に進むと下り始めたので戻る。

81分、先程の地点に戻ると、足元の雪の下に「黒斑山」の山頂標識が埋まっていた。ザックを下し、展望を楽しむ。

僅かながら残雪の「浅間山」と対面でき、満足。他の登山者を煩わせたくないので、5分ほどで下山開始。

 

814分、「トーミの頭」に戻る。これまでに3組の登山者と交差。4分ほどで、「中コース (車坂峠へ約45)」標識地点まで下り、西のシラビソ林へ入ると、雪道はしっかり踏まれていて歩きやすい。

標高2160m辺りで少し展望の利く雪の広場を通過し、またシラビソ林に下る。

標高2100mあたりは急な雪斜面。6本歯で頃合い。スノーシュー登山者と交差。森の中でコーヒーを飲みながら小休止。風は無くなり、杉花粉は感じられず、青空で、その上、雪道が歩きやすくて最高!!

855分、車に戻る。出発していく数組の登山者を見送り、帰路に着く。

1240分、無事帰宅。

 

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