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6月下旬はどこの山でも花が少ないが・・八ヶ岳・南麓の「飯盛山」で「キスゲ」を写した山行記に気付き、土曜日の出発を決めた。

コースは2年前のコースを逆行し、「大盛山」にも立ち寄ることにした。

 

◇所要時間:  3時間37
(内、22分は杖探しに消費)

難易度: + + + +

 

215分、出発。

中央高速を利用して418分、「長坂IC」を降りると残距離は16km。 県道28を北上し「清里トンネル」先で国道141に右折し、「大門川」を通過した先で「八ヶ岳スケッチライン」に合流・道なりに上って「南牧村平沢マレットゴルフ場(休業?)P」に駐車。

気温は12度で  <現地の標高は約1370m>

451分、幅広の「八ヶ岳スケッチライン」車道を南へ出発。

 

 

300mほど先の最初の三差路を左折し、簡易舗装路を東へ進む。

 

200m先の水道関連設備先のカーブ地点の右の林床に踏み跡を見つけ、これに進む。

 

 

20mほど先で流水の小沢を渡り、その先約30mで登山コースに合流して東へ上っていく。

 

沢横の「クリンソウ」は既に花期を終え、種を付けていた。林床に花は殆ど見当たらない。

 

 

515分、新緑の森を距離で500m、高度差90m程を上って(草道経由より500m程、ショートカットし)「あずまや」のある小広場に出て・・

 

「←1km 飯盛山」標識に従い、獣の通行防止の屈折柵を通過して東へ上る。鶯がよく啼く。

 

 

柵から100mほど高度を上げると前方の稜線越しに朝日。その右に「飯盛山」が姿を見せた。

 

更に60mほど高度を上げて三分岐広場に到着し、「飯盛山」を目指す。

 

 

63分、「飯盛山1643m」に到着すると南遥かに「富士山」。東に上り始めた朝日を背にして2年前に見た「ブロッケン現象」を期待したが、・・西の霧が薄くて期待外れ。

 

612分、次目的地:「大盛山」目指し、北へ下山を開始。北西の「八ヶ岳」に懸かる雲が消え始めた。山頂下の広場は北へ進む。

 

 

防獣柵を開閉して東の「大盛山」を目指す。この辺りの山腹の草原にキスゲが群生。

 

最初の三差路は右へ進むと・・白い花穂の「イブキトラノオ」や紫の「アヤメ」に対面。

 

 

見たことのある葉っぱなのだが名前が・・「トウダイグサ」かな??

 

前方の穏やかなピーク手前に「見晴台」標識。

 

 

625分、「大盛山1650m」標柱の立つ山頂に到着。

 

山頂周囲の草叢で見慣れない蕾(アザミ?)をカメラに収め、次の「平沢山」目指し下山開始。

 

 

下り始めると南の「キスゲの草原」先に「飯盛山」、その先遥かに「富士山」。雲が増え始めた。

 

GPS軌跡を参考に、注意して下山してきたのに・・「平沢峠(しし岩)駐車場方面への下山路ではありません」看板の架けられた防獣扉で進路を遮られた。記載地図に従い戻る。

 

 

 

651分、フト気が付くと・・杖をどこかに置き忘れたのに気づき・・妻にこの場で待機してもらい、空荷で往路を探しに戻ることにした。

接写の為、レンズ交換した花撮影地点に忘れたのではと左右に注意しながら戻り、「大盛山」で杖を見つけたが・・
妻の所へ戻るコースの分岐を間違え、余分なルートを回ってしまつた。

712分、妻と合流し、「平沢山」を目指す。

719分、三分岐の「平沢山→」標識に従い、右の高みを目指す。

草原に群生した「タカネグンナイフウロ」をカメラに収める。次の三分岐を右折し、「平沢山」を目指し西進。

 

 

 

724分、「平沢山1653m」に到着。女性登山者と交差。周りからガスが昇り始めた。

 

北の山麓には温室の多い農村風景が広がっていた。小休止後、西へ下山開始。

 

 

見ものが少ない細尾根を西へ下っていく。路肩に「オダマキ」が蕾を見せた。

 

標高1530m辺りまで下り、三分岐の「←宮司の滝」標識に従い、左の尾根へ分岐。

 

 

灌木の細尾根を南西へ進むと・・花は少なく「サラサドウダン」位。標高1500m辺りから笹原の下りが始まった。

 

新緑の森の中、昨日の雨に濡れた笹原を下るようになった。途中、金網囲いの2つの設備横を通過。

 

 

816分、防獣柵先で車道へ降り、「八ヶ岳スケッチライン」を左へ下りながら車を目指す。

 

コース脇に見慣れない花を見つけ、カメラに収める。

図鑑で調べると・・「シロバナマンテマ??

 

 

「ウツボグサ」

 

828分、車に戻る。

帰路に就き、対向車線の大渋滞を眺めながら当方車線は好調に走れ、1050分には無事帰宅。