計画コース |
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「大月・秀麗富岳十二景・7番」の「百蔵山」は ◇所要時間: 5時間43分 低山でも雪の怖さを思い知らされました。 |
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5時、出発。 前山行と同様、相模湖湖経由で国道20を西進し7時前に大月市・東を流れる葛野川に架かる「宮古橋」袂に着いたが、残雪で予定場所に駐車できず、やむなく、前回駐車の「子神神社のP」へ移動し駐車。 晴天で気温は−3度。 7時17分、出発。 四差路を左折して道なりに下り、「宮古橋」を渡りながら登山コースの「大洞岩」を眺めると、急峻な山肌に残雪が見られたので・・・ |
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急遽、予定ルートの登山は諦め、一般コースで上ることにし、県道505を北に進む。 7時31分、県道脇の「百蔵山登山口→」標識に従い、左折して道なりに上る。 散歩中の土地のおばさんが「残雪で百蔵山は無理よ」と話しかけてきたが、「無理だったら戻ります」と答え、先へ上る。 |
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7時45分、一番上の家横でアイゼンを装着していると、この家の主人が、「40cmほどの降雪でまだ入山者はいないよ」とのこと。残雪の林道へ登山開始。 日の当たる林道の残雪は15cm程度に減り、締まっていたので助かる。 8時1分、500m先が林道終点らしく「←百蔵山」標識が左折を指示。 |
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次の標識地点ではブッシュが道を塞ぎ、30cmも潜るので先が思いやられた。が・・・、朝日の差し込む場所は残雪が減り、ホッとする。 標高700mの小広場に上りつくと不動明王を祀るお堂と釣鐘。安全登山とマロンの鎮魂を願って3打鐘。 20m上にも不動明王の小堂。ここへも今日の安全登山をお願いし、先へ上る。 |
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9時28分、標高800mの尾根に上りつき、東に見えた「大同山」目指し、時計周りで先へ進む。 この尾根筋の雪は5cm程度で歩きやすい。コースの右折地点で小休止し、ムスビでエネルギー補給して登山続行。 |
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9時46分、右に方向を変えた途端、残雪量が増え、締まっていないので1歩毎にツボ足。「大同山」への上りは北斜面。 ピークへの残高度30mは一歩ごと、ため息をつきながら上る。 |
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10時12分、「大同山907m」に到着。 「百蔵山」は尾根続き東600mに高度差96mで見えていたが・・、 残念ながら、富士山も百蔵山も木立越し景色しか、撮影できなかった。 |
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10時23分、下山開始。 下りの楽なこと。北に「鋸尾根」が雪を纏って存在感を示していた。 10時48分、「←葛野(福泉寺)方面」標識の立つ「尾根分岐」に戻る。 ムスビを食べながらの小休止中、無標識の西へ下る尾根にピンクテープのあるのに気づき・・、 山地図にコース記載されているし、GPSにコース登録もしてきた上、尾根の雪は締まっているので、このコースで下ろうと妻に告げ・・、 10時57分、先行者の踏跡のない、西へ下る尾根へ下山開始。 |
ピンクテープに注意しながら50mほど高度を下げると、勾配が増してきた。 標高730mあたりでGPS登録コースが左折を指示していたが、南斜面は残雪とブッシュでコースらしいものが見当たらず・・、左斜面に注意しながら下りを続ける。 その先の尾根筋にテープは現れず・・??。 GPS画面は既に予定ルートから外れている現状を示していたが、左にコースの存在が感じられず、地図とGPS、周囲の展望を確認しながら、ゆっくり下る。 |
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11時17分、南に隣尾根が西に下っているのがはっきりと見え、完全にコースミスを確信!!!。 窪地斜面をトラバースして南隣の尾根に移ろうと等高線で斜面を横切ろうとしたが、残雪とブッシュ斜面に妻が追従しきれず・・・、安全第一と尾根に戻り、杉林尾根を70mほど上り返し・・・、 |
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11時44分、隣尾根が近づいたところで、トラバース開始。うまい具合に鹿の足跡が隣尾根に等高線で続いていたのでこれを辿り・・11時49分、予定の尾根に乗り、日当たりのよい場所を見つけ、ザックを下して大休止。 12時、北に先ほどミスコースした尾根を眺めながら下山再開。 |
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標高580mで尾根を外し、南山腹へ下る。 雪のせいか、倒木が多く、細木が道にかぶさっていた。 このコースの利用者は少ないらしい。 12時35分、標高390mで墓地横に下りると眼下に「涼泉寺」が見え、前方に先日上れなかった「岩殿山」が見えた。 |
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