|
|
|
暑い季節に入ったので、標高が高く、且つ短時間で歩ける山は? と手持ち候補の山を物色し・・・1昔前、初代マロンと登った「守屋山 (諏訪ICの南西約5km) 」に出向くことにし、コースはネットで知った「立石コース」と「守屋神社コース」を使うことにした。 ◇所要時間: 3時間52分 |
2時、出発。 4時、中央高速・諏訪ICを降りて国道152(杖突街道)で高度を上げていく。30分ほどでカーナビに入れた道路の三叉路地点に着き、古代の高床形式の建物横に広い駐車場を見つけ、立石登山口の駐車場と思い込んで駐車。 |
|
準備を整え、GPSを立ち上げると、・・・予定出発地点とは随分離れているのに気付いたが、駐車場入口に「守屋山登山口」バス停と「←守屋山」登山標識があったので、どこかで予定コースに合流するだろうと考え、ここからスタートすることにした。気温は19度。 4時56分、霧が流れる中、「守屋山登山道」と表示された山道にスタート。尾根の林を上って砂利林道との交差地点に出ると傍らに「高遠 長谷部アジア公園」看板。これを見て、10,年前と同じコースを上っているのに気づく。当時を思い返すと、先ほどの駐車場は小さな空地だったような気がする。 |
|
|
山道を先に進むと当時、色鮮やかだった蒙古のパオが草に埋もれて残っていた。南山腹を上っていく。 5時34分、林道に合流すると沢へ分岐の山道に「←守屋山ザゼンソウコース(近道)」標識。これに従って流水の沢を木橋で渡る。 マロンは早速、沢に下りて体温を冷やす。 |
|
|
沢先に「守屋山登山道入口」標識の立つキャンプ場。気持ちの良い林にテントが一張り。小屋横には「・・季節にはザゼンソウ、クリンソウ、レンゲツツジが見られ・・と書かれた看板。 尾根筋を上っていくと標高1550mあたりから勾配がきつくなり、破砕石混じりの急坂に虎縞ロープと鎖があったが、頼るほどもなかった。 6時19分、標高1590m辺りに「←立石口」標識。ここで当初予定のコースに合流。更に先に進み、木立を抜け出すと青空の下にアキアカネが飛び交う。 |
|
6時29分、「東峰1631.2m」に到着。 露岩の重なる山頂には一等三角点と山座表示板。 |
|
|
幸い、今日は360度の好展望が得られ・・・西近くに「守屋山西峰」、その先の南西方向に中央アルプス山塊(木曽駒ケ岳、空木岳など)、北西には北アルプスの山々が見え、その中に「槍ヶ岳」がハッキリ見えた。 北の諏訪湖はガスで隠されていたが、その先にゆったりした「鉢伏山」、その右に「霧ヶ峰」の台地、南には南アルプスの山塊が望めた。 |
|
|
6時36分、「西峰」へ向かう。 山頂を僅か下ると鉄柵の中に「守屋神社・奥宮」の石祠。その50mほど先の南へ下る尾根に「←守屋神社コース」が分岐。 尾根先に進むと「カモシカ岩 この上にカモシカが立ちます」看板。マロンも真似して記念写真を1枚。 |
|
|
前方に山頂が見える地点に「守屋山ラビットハウス」と表示された建物。引き戸を開けてみたら、2人が寝られる広さの整理された避難小屋だった。 6時55分、「守屋山(1650.3m )」山頂に到着。 山頂標識には「日本展望の山100山」看板も付けられ、ここからも360度の展望が得られ・・・ |
|
|
西に特徴的な「木曽御嶽山」が姿を見せ、目を惹く。 こちらの山頂からは南アルプスの「北岳」「仙丈岳」「鳳凰三山」が同定出来た。 東には北八ヶ岳(蓼科山、天狗岳等)、と南八ヶ岳(横岳、赤岳、編笠山等)が同定出来た。 |
|
|
好展望に恵まれたのでこの山頂でゆっくりしようとしたが、虫が集まり始め、これを極度に嫌うマロンが跳ね回って落ち着なくなり・・・ 7時4分、下山開始。 |
|
|
時間が早いので、若干の大回りは覚悟し、「守屋神社コース」で下ることにした。 7時22分、赤松林を下る。このコースに登山者は少ないらしく、道に笹が被さっていた。道脇に古そうな露岩が見られた。ミズナラ、コナラ林を九十九折で下る。奇妙な形の古木も見られた。 山頂から400mほど高度を下げると、左右下から沢音が聞こえ始めた。 |
|
|
7時58分、石鳥居の先で山道が交差。南へ下る道が参道らしくてしっかりしていたが、私たちは「森林浴 守屋山コース→」標識に従い、左の山道に進むと直ぐに流水の沢。ここでムスビを食べながら小休止。マロンは沢に浸かって気持ちよさそう。 一息ついて林の中を先に進み、流水の沢を3本ほど横切る。 |
|
|
8時19分、山道がクロスしていたが、踏み跡の薄い直進路を選択。やがて右に舗装路が見え、8時24分、国道152に合流。この地点に標識は無かったので逆には歩けないコースだった。国道152を北に進む。 8時30分、GPSに登録してきた予定スタートポイント地点に「TAKA TO」看板の掲げられた休業中らしい建物があり、その敷地に数台の車。ネットに書かれていた駐車場はここを指しているらしい。先に進む。 |
8時32分、山への道に当初予定の「守屋山登山口 (立石コース)」標識。更に200mほど先にも山に向かう道があったが、「守屋登山道 赤井沢口 片倉地区以外の者は入山禁止」看板。キノコでも採れるコースなのだろうか?。 8時48分、車に戻る。車は3台。 11時40分、無事帰宅。 |
|
守屋山で見かけた花 |
||||
|
|
|
||
|
|
|
||
|
|
|
||