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昨年、「立石コース」を使って「守屋山」に上るつもりが、駐車場所を間違え、予定外コースで周回してしまったので、今回は改めて「立石コース」を使い、「守屋山」を再々訪問することにした。なお、この山は360度の好展望が期待できるので、特に天気予報に注目し、金曜日の予報が好転したのを確認して急遽、出発を決めた。 ◇所要時間: 4時間19分 |
2時、出発。 4時に中央高速・諏訪ICを降り、国道152(杖突街道)で高度を500mほど上げ、駐車予定地に近づいていくと、車の前を2匹の小鹿が横切った。 30分ほどで「守屋山登山口」バス停横の駐車場に到着。(広場にはお社と資料館と神社の高床式建物が3棟)。 晴天予報だったのに上空は雲に覆われ、気温は16度と意外に涼しい。 4時45分、頃合いな明るさの中、国道152を南へスタート。 |
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1kmほど先の右折路に「守屋山登山口(立石コース)→」標識を見つけ、簡易舗装路を上る。この一帯は別荘地らしい。 5時8分、400mほど先が簡易舗装路の終点。左後ろへ上る無標識の山道を見つけ、赤松とカラマツ林に進む。 5時18分、40mほど標高を上げると、「亀石」看板の後ろに苔むした大岩と小岩。亀と思えばそれらしくも見えた。 |
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山腹を巻いて先に進むと・・・90mほど先の岩に「陰石」表示。 更に尾根先を100mほど回り込むと、南に展望が開け、崖横のズングリ型の大岩に「立石」の表示。 |
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5時26分、進路が直登と巻き道に分岐。 山腹への「←岩周りコース」に進むと・・・ その横には「平成のビーナス」看板。 その80mほど先では「屏風岩」前を通過。 |
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5時35分、下部に窪みがある岩壁に「鬼ヶ城」表示。 鬼ヶ城の上に回り込んで上っていくと周りに赤松が増えてきた。 5時52分、標高1400m辺りまで上ると、左:「←浅間の滝」標識。一見しようと、60mほど山腹に進むと、湿った岩壁前に「浅間の滝」看板。今日は水枯れらしい。 滝上へ回り込み上っていくと、上からガスが下りてきた。 6時9分、標高1500mの平坦地に「一休平」の現地標識。「←五十曲」標識に従い、北西尾根の落葉松林を九十九折で上っていくとパラパラと雨。レインコートを着用するか迷いながら上っていく。 6時27分、「杖突峠コース」へ合流。林を抜け出すと、雨が止み・・・ガスで濡れた葉っぱが風で水滴を降らせていたらしい。 |
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6度32分、ガスに包まれ、周りの景色が全然見えない「東峰」に「守屋山山頂1631.2m」標識。ナデシコだけが数輪。 「西峰」を目指して、鉄柵に囲まれた「奥宮」を通過し緩く下る。尾根の林に入ると、滴が雨のように降り注ぐ。 400mほど先の「カモシカ岩」にマロンを立たせ、恒例の写真を残し、先に進む。 |
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7時、霧の「守屋山(西峰1650.3m」に到着。「日本展望の山100山」看板もあったが、展望はゼロ。ガスに動きがあるが、晴れる気配は感じられず・・ 7時8分、展望を諦め、下山開始。東に戻るに従い、上空のガスが薄まり始め、東峰での展望を期待しながら尾根を戻る。山頂手前の「奥宮」に着くと、朝日が差し込んだ!!!。 |
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7時33分、「東峰」に戻ると、上空に青空が現れ、水平線の雲が消え始め、・・南アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、北アルプスが姿を現し・・・宝剣岳、槍ヶ岳も同定でき!!!・・・興奮して写真を撮っている間にも、景色が変化。 北東のガスが消えたら、その下に諏訪湖が姿を見せた。 |
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上空の青色が更に濃くなってきた。 7時53分、変化を見せた景観に満足し、下山開始。 草地では早くも赤とんぼが飛んでいた。 |
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150mほど先で「立石コース」を右に分け、「杖突峠登山口→」標識に従い、北東に下る。爽やかな風が吹いてくる。一人登山者と交差。 8時14分、標高1350mまで下り、アズマヤのある園地(キャンプ場??) でムスビを食べながら小休止。マロンは沢を見つけ、体を冷やす。沢横のクリンソウは既に結実。 8時25分、下山再開。 砂利林道に「ザゼンソウ園地コース」が合流してきた先の左斜面に「杖突峠→」標識があったが、・・山越え道と錯覚し、砂利林道をそのまま進んでしまった・・・(×)。 |
8時50分、GPSを見ると、予定下山路とは90度も違った方向に進んでいるのに気づき、ビックリ!!。 往路を戻りながら、GPSの予定路に合致する方向への道を探し、林道脇の森の中に山道を見つけ、強引にそれに移り、カラマツ林の下山を続行。 9時4分、車に戻る。広い駐車場に車はマイカー1台のみ。 11時30分、無事帰宅。 |
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