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富士山北麓の「精進湖」北に聳える「三方分山」をコーギー犬「マロン」連れで訪ねた 19年前同様、反時計回りで周回することにした。

 

◇所要時間:  3時間53
難易度: + + + +

 

<「三方分山」の山名由来>
山頂から大きな尾根が東、北、南の三方に張り出し、それぞれ旧村の境界になっていることから名付けられたという。

 

4時、出発。

中央高速を利用し、 525分に「河口湖IC」を降りると残距離は18km。 国道139を西進し、約15km先の「赤池交差点」で国道358に右折して1.8km先で県道706に左折し、900mほど先の精進湖畔の「県営駐車場」に駐車。 無風・快晴で気温は7度。

553分、県道を戻る方向に出発すると・・

 

湖畔には早朝の富士山狙いのカメラマンが10人ほど。精進湖畔の山は紅葉と朝日で赤く色づいていた。

600mほど先の三差路の「←精進の大杉・諏訪神社」標識に従い、左折し北に向かう。

 

610分、「諏訪神社」前で「精進の大杉」をカメラに収め、砂利林道を北へ上っていくと鹿が啼く。

100mほど高度を上げ、大堰堤の横を上り越す。昨日の雨で落葉が濡れていてコースが分かりづらい。

 

標高1200m辺りまで登ると広葉樹はほぼ落葉を終え、林床に落葉が厚い。

77分、「阿難坂(女坂峠)」標識の四分岐は「←三方分山1500m」標識に従い

 

西に尖った山体を見せる「三方分山」目指し、細尾根を西進。
林床に既に花期を終え、種鞘を見せるトリカブトが多い。

山頂へ近づくに従い勾配が減り、最後は平坦尾根道が200mほど続く。

 

82分、「三方分山1422m」に到着。
山名通り、山頂から大きな尾根が三方向に分かれている。南東の富士山が稜線に雲を纏い始めた。

810分、南の尾根先の「精進山」に向かい下山を開始。

 

400mほど先の僅かなピークの「精進山」を通過すると・・

高度差約150mの「精進峠」への急坂下りが始まった。

1株だけトリカブトが花を残していたので喜んでカメラに収める。

 

標高1250m辺りまで下ると裸木越しに「精進湖」が光って見えた。

848分、「精進峠」に着くと・・・標識版の無いポールに赤テープ。

小休止後、南に下山続行。

 

峠から50mほど標高を下げると・・パノラマ台から根子峠へ続く尾根の紅葉が美しい。

下る山斜面に緑の栗のイガが沢山落ちていた。「ラッキー!!」と 喜んで、実を取り出してみると・・まだ青かったが5粒ほど採取。

 

標高1200m辺り迄は落葉を終えた木立の幅広斜面を九十九折で下る。

標高1100m辺りまで下ると木々が色づいた葉を残して秋の雰囲気。

933分、標高940m辺りで大きな堰横を通過。

 

標高920m辺りまで下って建物横を通過。

944分、道路へ合流して駐車場を目指す。

946分、車に戻って帰路に就く。

1150分、無事帰宅。