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前回の「九鬼山」登頂後に訪ねた「お伊勢山」が「大月市・秀麗富岳十二景・8番」だったので、同じく「8番」の「岩殿山」へもこれまでとは別ルートで訪ねてみようと、今回は北の「セーメーバン」経由で訪ねることにした。 なお、「セーメーバン」という不思議な山名由来を <山の名前で読み解く日本史 谷有二> で調べると・・・ ◇所要時間: 6時間4分 ◇難度 易+++▼+難 |
4時、出発。 一般道で相模湖に出て、国道20を西進し、大月市の「駒橋交差点」と「高月場入口交差点」を右折し、国道139で桂川を渡り、300m先も右折。 更に300m進み、変形四差路横の「子神神社」の3台分ほどの空き地に駐車。 気温は-3度でまだ真っ暗。 |
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6時5分、ヘッドランプを点灯し、四差路を左折して道なりに進み、葛野川先で県道505に合流して北へ進む。 やがて薄明るくなり、ヘッドランプを外し、1.4km先で国道139に合流して北進。 600m先の橋袂で「←奈良子入口雁ガ腹摺り山・姥子山」標識を見つけ左折し・・・、 |
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小俣川沿いの幅広舗装路を上っていく。 6時53分、「林入口バス停」先で舗装路が二分岐。 GPSでコースは左下と確認し、小俣川先の七保町・林集落へ下り、簡易舗装路を道なりに上っていく。 |
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7時2分、「十王堂」前に着いたが、登山標識類は全然見当たらない。 舗装路を先に進み、火の見櫓先の三分岐を左折し、人家の手前にある小道を左に上り・・、 |
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枯草斜面を50mほど南に進むと、右尾根先に石祠が祭られていて、GPSがこの尾根が「セーメーバンの東尾根」であることを表示。 この地点の標高は450m位。 7時10分、尾根先・左に山道跡らしい窪みが西に向かっていたが、信用できず・・、 |
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ここから強引に尾根に取りついて上りを開始。 60mほど標高を上げると左から、山道が合流してきた。 (尾根への取りつき箇所で見かけた窪んだ地形を辿るのが正解だったらしい。) |
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落ち葉が堆積して歩きづらい尾根の直登を続けると、朝日が差し込み始めた。 標高700m辺りの急坂途中で小休止。まだ300mほどの残高度。 左の赤松林越しに富士山が見えた。 |
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8時22分、標高825m辺りまで上ると主尾根は右上に、支尾根が左下に下っていた。(標識がないので、下山者は要注意!!) 右の主尾根へ進むと、西前方に尾根が南北に延び、正面のピークが「セーメーバン」らしい。 |
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北隣に「宮路山」が大きな山体を見せ、木の間越し西に富士山が見えたのでカメラに収める。 コースに赤テープが見られるようになった。静かな裸木の森にキツツキの連打音。 標高870mあたりまで上ると落ち葉が減ったが、相変わらずの急坂で息が上がる。 |
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9時3分、「セーメーバン1006.2m」に到着。 山頂標識と三等三角点があるだけの小広場で、奇妙な山名に繋がりそうな事物は見当たらず、裸木に囲まれ展望も得られなかったが、ムスビを食べながら小休止。 9時13分、南へ下山開始。下り始めの高度差50mほどは急傾斜。 高圧線が尾根沿い頭上に張られているので、鉄塔横や下を通過しながら下っていく。 |
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西に小金沢連嶺が壁のように見える。 標高730m辺りまで下ると、南に「高ノ丸」が高まりを見せ始め、・・ 9時50分、「サクラ沢峠」着。 山地理地図に記載の東への山道は消滅の模様で、標識板は西へ「←金山民宿」標識。 南の「高ノ丸」へは80mほどの上り。 |
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10時6分、小さな手作り標識のあるだけの「高ノ丸」ピークを通過。 左への尾根先へ下る途中で小休止すると・・・妻が 疲れを感じるので、岩殿山の岩稜帯通過は避けたいとのこと。・・で、今日は次の「トズラ峠」から東の「日影集落」へ下る山道で下山することにし、下山再開。 大ツガや松の林を下っていく。 標高630m辺りの高圧鉄塔を通過すると、トズラ峠への下り。眼前の高まりは「笹平」らしい。 |
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国土地理院地図記載の東へ下る山道で「日影地区」へ下ろうと、その山道を10分以上も探したが、踏跡らしいものも見つけられず・・・、大回りになるのは承知の上で、舗装林道で下ることにし・・・ |
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緩い下りの、くねった舗装林道を延々と下り・・、 11時29分、日影地区を通過し、更に村道を下って「岩殿山」の東麓に戻り、 12時9分、「子神神社」横の車に戻る。 帰路は中央高速を利用し、1時30分に無事帰宅。 |
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