大月市の「秀麗富岳十二景」の「九鬼山」はこれまでに

西麓の「禾生(かせい)駅」近くから
北の「馬立山」経由のコース
、及び
東の「鈴ヶ音峠」から
訪ねているが、

西の「田野倉駅」近くから「池の山コース」と「礼金沢コース」の2コースがあることを知り、晴天予報の土曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間: 3時間14

◇難度: 易++▼++難

私の山地図には「池の山コース」の記載がなかったが、段差は少なく、適度に見ものがあり、危険個所もなく、ミスコースの心配もない歩きやすいコースだったで、子供連れや犬連れに良さそうでした。

 

5時、出発。

一般道で相模湖に出て、国道20号線で大月市まで西進し、国道139に左折して富士急「田野倉駅」先1kmを左折。

線路を横切って400m先の林道横に「九鬼山→」標識を見つけ、30mほど戻った地点の空き地に駐車。

7時、出発。

池の山コース→」標識に従い沢を渡り、落ち葉の山道をクネクネ上っていく。

 

100mほど高度を上げると南西に視界が開け、・・リニア新幹線の実験線の先に朝日を浴びた「富士山」。

更に60mほど高度を上げると再び、好展望地があり、「杓子山」と「三つ峠山」の間に冬姿の富士山が美しい。

幅広の歩きやすい道を上っていく。

 

754分、右下へ「禾生駅→」、上ってきた方向へ「田野倉駅→」標識の三分岐を通過すると・・、丸太の土止め階段の急坂が始まった。

822分、檜林に「眺め良し 天狗岩→」看板。これに従い50mほど山腹を進むと、森から突き出た露岩があり、富士山の好展望。コースに戻って上りを継続。

 

標高950mで尾根に上り着くと「富士見平」標識があり、木立の間から「富士山」が望め、カメラに収める。

山頂へ向かうと単独登山者と交差。

851分、「九鬼山970.3m」標識と二等三角点、山梨百名山標柱の立つ山頂に到着。

 

北だけに視界が開け、「小金沢連嶺」や「楢の木尾根」が重なって見えたが、特に目立つ山は見当たらない。

94分、下山開始。
朝日の差し込む山道を東に下る。

一ヶ所、痩せ岩稜の下りがあった。メジロが啼き交わしていた。

 

914分、標高830mまで東へ下り、「←馬立山」標識に従って急角度で左折し、九鬼山の北山腹を幅狭道で横切っていく。

標高730mで九鬼山から北に延びる尾根に合流すると、西に視界が利く広場。

すぐ前に「高川山」、その左に「三ツ峠山」、右に「滝子山」。更に尾根道を下る。

 

943分、直進:↑馬立山」、左:←田野倉駅」標識の三分岐。落ち葉の堆積した山道を左に下る。

標高530mで林道へ降り、「←田野倉駅」標識に従い、僅かな流水の沢に沿った林道を下る。

1014分、車に戻る。

 

まだ、時間的に早いので・・・、「秀麗富岳十二景 8番 お伊勢山」に立ち寄ってみることにし・・、

国道139で大月市に戻り、大月JCT西の真木交差点を右折して、「真木温泉」先の老人ホーム(大月富士見苑)南の駐車場に車を停め・・・

南への舗装路を下っていくと、「富士・桜・五福の里 お伊勢山→」看板を見つけた。 これに従い、僅か上ると・・早くも、紅梅が花を見せた。

 

一段上った広場には「お伊勢山 秀麗富岳十二景 8番山頂」看板のほか、山岳写真家で有名な「白簱史朗氏」の顕彰碑や、富岳十二景のガイド看板などが設置されていたが・・・

 

お伊勢山」山頂は明るい墓地だった。

山頂の標高は550mらしいが、南西には「富士山」がきれいな姿を見せた。

墓地を北に抜けると駐車場。

帰路は「大月IC」から中央高速にのって、1220分、無事帰宅。

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