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梅雨期に入り、雨や曇天予報が2週間近く続き、筋力低下が感じられるようになったので、少雨でも安心して歩け、且つ見ものがありそうな山は?・・と、検討の結果、「レンゲツツジ」狙いで 山梨県の「白峰三山」の東南端に位置する「千頭星山」を「甘利山」経由で訪ねることにした。 |
◇難度: 易 + + ▼ + + 難 |
奇妙な山名::「千頭星山」の山名由来を調べると・・・ 「南アルプスコネスコエコパーク」のサイトに 千頭(せんず)は、シカやイノシシなどが多い狩猟地を指す言葉。「ぼし」は境界を示す榜示(ぼうじ)、法地が語源と言われる。鳳凰山との関連で法師という説もあります。 とあり、納得。 |
3時、出発。 中央高速を利用し、4時35分に「韮崎IC」を降りると残距離は18km。 県道27を道なりに西進し、韮崎市役所脇で国道20を横切って釜無川を渡り、県道613で甘利山駐車場へ高度差1200mを上っていく。 5時15分、「甘利山駐車場」に一番乗りで到着。 ガスが流れて気温は17度。 <駐車場には標高1630mの看板> 5時20分、出発。 先ずは登山口の「←あずまや」標識に従い「甘利山」を目指す。 |
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コース脇の野草をガードする網の中にアヤメが咲いていたが、レンゲツツジは殆ど姥花状態。 200mほど先でガスに霞む「あずまや」横を通過。 「甘利山→」標識に従いレンゲツツジ園地を緩く上りながら、網の中に僅かに残った数輪をカメラに収める。 |
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5時42分、「甘利山1739m」山頂に着いたが、ガスで展望は得られない。 「奥甘利山経由千頭星山→」標識に従い、西へ下る。 道脇に「ウマノアシガタ」が黄花、オオヤマフスマが小白花。 50mほど下って上り返しが始まる辺りの三分岐標識は直進する。 |
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(「←大笹池」標識の左へ下る道は10年前、甘利山周回時に使ったが、格段に整備が進んでいた)。 「奥甘利山」への上りが始まるとガスの中にヤマツツジの朱色が映える。 梅雨で湿気た森に サルオガセが大きく成長。静かな森にウグイスの啼き声が響く。 |
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6時13分、130mほど高度を上げると「奥甘利山」の三分岐で右の15mほどの高みが「奥甘利山1643m」山頂。 上空の雲が薄まり、雨の心配がなさそうなので「千頭星山」を目指すことにし、先へ緩く下ると直ぐに上り返しが始まった。 暫くは落葉松林の山腹を斜行しながら高度を上げていく。 |
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6時52分、180mほど高度を上げて尾根筋へ上り、歩きやすくなった尾根道を進む。 7時6分、針葉樹林の中に三分岐標識。「←千頭星山」標識に従い、緩く左にカープしながら南約900m先の「千頭星山」目指して幅広尾根を進む。 ガスが濃くなり周囲に展望が利かない。 |
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7時33分、二等三角点のある「千頭星山2138.8m」に到着して10分ほどムスビ休憩して往路で下山を開始。 帰路の幅広尾根道はガスが薄まり、すがすがしい景観の中を下る。往路はガスで気づかなかったが、マルバダケブキの群生地を通過。 8時3分、「御所山への三分岐」を通過。 |
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8時34分、「奥甘利山分岐」で小休止。 下山を再開すると今日初めての中年夫婦登山者と交差。 9時4分、ガスの「甘利山山頂」で小休止。 山頂周囲は植物保護のロープで囲われ、オオヤマフスマ、ウマノアシガタ、ツマトリソウなどの草の解説板が吊るされていた。 9時27分、駐車場に戻ると車は4台。 帰路に就く。 12時、無事帰宅。 |
今日 出合った野草の花 (前回出合った花はこちら) |
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シロバナノヘビイチゴ |
??フウロ |
アヤメ |
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