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暑さに弱いマロンの為に妻が選んだ次の山は河口湖東の「霜山」と「天上山」。 「霜山」は昨年、富士吉田の「新倉山」を訪ねた折、前方に聳えて見えたので妻の記憶に残ったらしい。 ◇所要時間: 4時間3分 下山途中に立ち寄った「ロープウェイ駅」の「カチカチ山展望台」は「富士山」と「河口湖」の好展望地でした。 |
2時20分、出発。 時間が早いので一般道を使うことにし、道志道で山中湖へ抜けると、夜明け空をバックに初夏の富士山が赤黒い山肌を見せた。 |
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国道138〜137と繋ないで河口湖畔の「天上山公園カチカチ山・ロープウェイ駅」先の県営駐車場に車を入れる。 気温は20度で雲一つない快晴。 5時9分、出発。 |
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薄暗い杉林に進むと、「三ツ峠登山道→」標識。100mほど標高を上げると斜度が増し、山斜面を九十九折で上るようになった。 動きまわるマロンの息が激しいので、水スプレーして体温を冷やしてやり、上り続行。 6時10分、舗装林道を横断し、先の森に進む。 |
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6時14分、尾根の三分岐に着くと標高は1160m。小鳥や蝉の鳴き声の中、東斜面を等高線沿いに北へ進む。 1234mピークも東を巻いて進む。木の間越し後ろに「富士山」が見えた。 6時33分、「霜山」への緩い上りが始まると露岩が現れ始めた。 |
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「霜山」山頂を目指し、緩く高度を上げていく。やがて標高が1300mに近づいたが、前方に顕著な山頂が見あたらず???・・。 6時49分、コース脇の小高い高みに「霜山」標識が無いか、調べながら上りを続け、GPSを見ると・・・標高は既に1314mをオーバー。(途中のピークから南東下へ踏み跡があり、新倉山へのコースと推測。) |
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6時56分、地図に「霜山」と山名が記されていたので、ハッキリした山頂があると思い込んで来たが・・、単なる三角点のある標識地点なのかもと考えを改め、踏み跡の無い尾根筋に礎石を探しながら、下る。 7時5分、山道を僅か外した小ピークに三等三角点!!。標高は1302m。三角点礎石には何故か、50円硬貨が置かれていた。 見晴らしの無い、小ピークだったのには驚いたが、三角点を見つけられたのに大いに満足し、戻る。 |
7時36分、往路の三分岐に戻って「←カチカチ山ロープウェー駅」標識に従い、南に下る。 7時44分、舗装林路を横断。林に赤松が混じり、森の雰囲気が明るくなった。歩きやすい幅広尾根道を進む。 8時3分、尾根と山腹に道。山腹道は巻き道と見て、尾根道に進む。 |
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8時6分、「天上山1140m」山頂に到着。 杉林の広場に「小御嶽神社」の石祠と四等三角点。南の木立の間から「富士山」が望めた。ムスビを食べながら小休止して体温を落ち着かせる。 8時20分、西へ下る尾根で下山開始。 |
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8時29分、標高1090mあたりまで下ると、「ロープウェー」の山上駅横に「カチカチ山展望台」広場。 ここは見晴が利き・・・南に富士山、北に「河口湖」の好展望が得られた。 |
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広場には 〜天上山に残る伝説〜昔話カチカチ山についての解説板があり・・ 子供が喜びそうなフィギュアと共に・・・ |
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大人もチョット、惹かれるような話の記された看板も・・・ 一息ついて、下山を続行すると、下のアジサイ広場に「太宰治」の「惚れたが悪いか」と彫られた石碑。 |
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アジサイ広場を通過し、「アジサイ散策路」表示の道を下る。 8時55分、「護国神社」前に下り、幅広参道を下る。GPSを見ると駐車場とは逆方向に下っているのに気づき、ビックリして戻る。 9時1分、神社前に戻り、逆方向への道を見つけ、「河口湖→」標識に従い、ケーブル沿いに下る。 |
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9時10分、国道に下り切ると、「ケーブルカー」の下の駅横だった。 9時12分、車に戻る。 帰路は高速道を使い、10時45分、無事帰宅すると、新聞には「関東地方が梅雨明け」したと書かれていた。 |