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前山行で今年の茸シーズンが開幕と知り、今回は是非、食茸を持ち帰りたいものと、数年前にキノコ狩りのプロらしい人に出遭った「神座山」隣の[釈迦ヶ岳]を二代目マロンとは東から訪ねることにした。 ◇所要時間: 2時間59分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 山頂手前の3ヶ所のロープ場以外は歩きやすい山道でした。山頂に着き、羽虫を嫌って逃げ出したら、何故、ハーネス抜けが出来たのかと、おとーさんが不思議がっていました。 |
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3時30分、出発。 国立府中ICから中央高速に乗り、4時50分、「一宮・御坂IC」を下りて県道36で南に高度を上げて「鳥坂トンネル」を通過し、芦川沿いに約1km東進し、2分岐路は「すずらんの群生地→」標識に従い左折して2つの駐車場先の「釈迦ヶ岳登山口」前の空き地に駐車。気温は17度。 5時42分、「←釈迦ヶ岳70分」標識に従い、簡易舗装路で山に入り、100mほど先の標識で山道に左折。ミズナラと白樺林に白キノコが姿を見せた。 |
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6時3分、登山口から130mほど高度を上げ、尾根の「←釈迦ヶ岳」「日向坂峠→」標識の三分岐を西に進む。 北斜面下の倒木に大型茸が見えたので、斜面を下りてみるとサルノコシカケ科のキノコ。 斜面下から尾根を見上げ、食茸らしいキノコを見つけ、数株を採取。今日は短時間コースなので、道中はキノコ撮影とキノコ狩りを楽しむことにして先に進む。 |
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上空の雲が消えて青空がのぞき、やがて背後から朝日が差し込む。 尾根の北斜面に何種かのキノコが見られた。道脇にはトリカブト、アキノキリンソウ、ヨメナが花を見せ、秋を感じさせる。 6時33分、ミズナラ林の緩いピークの「府駒山」を通過。 |
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コースを外し、北斜面に下りて粘液に包まれたキノコを数株採取。時期外れのギンリョウソウも見られた。 6時43分、ブナとミズナラの林の小ピーク通過。薄くガスが流れ始めた。 6時52分、岩混じりの痩尾根道を15mほど下り、すぐに上り返す。やがて道幅が狭まり、岩混じりの山道になった。 7時、小ピークを通過。 |
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7時2分、勾配が増し、岩場に太いロープが垂らされていたが紐先マロンは難なく先行。 7時4分、5mほどの岩場に太ロープ。マロンはこれも先頭で通過。ガスが薄まり、前方に50mほどの高度差の高みが見えてきた。 山頂は近そうだと幅狭尾根を辿る。上るに従い、ガスは消えて頭上に青空。最後のロープ場を通過。 |
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7時18分、「釈迦ヶ岳」山頂に到着。南に雪のない夏富士がスッキリ。 西〜北の雲海の上に南アルプス、八ヶ岳、金峰・甲武信の山々が望めた。 |
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マロンを妻に託し、岩蔭のマツムシソウを撮影中、羽虫を嫌ったマロンがハーネス抜けして往路に逃亡。弱気マロンを何とか呼び戻し、紐付きに戻す。 山頂では採取キノコを小図鑑で判定し、食茸だけを持ち帰る予定だったが、マロンの逃亡事件でそれどころではなかった。 |
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7時39分、下山開始。10分ほどで3ヶ所の急坂のロープ場を降り切り、8時14分、「府駒山」を通過。 8時30分、直進は「日向坂峠」への尾根分岐は「スズラン群生地→」標識に従い、右下に下る。 8時41分、車に戻る。3連休の晴天日だったのに誰にも出会わなかった。 11時30分、無事帰宅。 持ち帰った食茸らしい3種の茸を図鑑照合したが、タマゴタケ以外はハッキリ同定出来ず、不明茸は廃棄とした。 |
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