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中2の孫が山歩きを希望。関東は大雪の後なので、安全で好展望、プラス、若干のスリルも感じられそうな山は?と考え、最終的に富士山麓の「杓子山」を3年前と同じコースで歩くことにし、前日の夕方に来宅させた。 現地の天気予報は快晴で気温はマイナス14度とのこと。妻は風邪気味で自宅待機することにした。 ◇所要時間: 5時間1分 ◇難度(犬として): 易++▼++難 ◇マロンの日記: 現地に着いた途端、獣の臭いに誘われて、10分ほど雪山を走りまわり、車近くに雄鹿を追い出しましたが・・・ このコースは2回目でしたが、今回は雪が深く、足を取られることもありました。 |
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5時、出発。 中央自動車道の河口湖ICを下り、富士吉田市経由で県道717を東に走り、忍野村手前のトンネル先を左折し、忍野中学北から「明見忍野林道」で「鳥居地峠」を目指す。 予想外の残雪に車の腹を擦りながら、峠を目指したが、峠手前170m辺りで前進困難に至り、6時51分、車の交差余地を残して道脇に駐車。 |
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車の後部ドアを開けた途端、マロンが雪の森に飛び込んでいったのでビックリ!!。獣の臭いに反応したらしいマロンを大声で呼びながらも孫にアイゼンとスパッツの装着法を教え、出発準備を続ける。 7時4分、林道50mほど先に雄鹿が飛び出し、森に姿を消した後、マロンが雪道に飛出してきた。大声で呼び戻す。 |
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7時6分、マロンにザックを背負わせ、雪道に出発。 「鳥居地峠」で右折して雪の林道に進み、前方の小山は右に回り込み、緩く登っていく。 7時22分、「←杓子山・登山コース」標識に従い、山道に入る。180mほど先で林を抜け出すと、東に展望が開け、進路前方に「高座山」が姿を見せた。 |
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1116mポイント辺りが最初の「富士山のビューポイント」。朝日を浴びながら小休止し、雪山初体験の孫の装備と体調を確認。 8時4分、「高座山」への急坂上りが始まる。山腹に雪は見えないが、山道の残雪は凍っていて、孫がアイゼンの有難味を実感。 |
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8時11分、四等三角点のある「高座山(たかざすやま)」で北に方向を変え、山頂先を30mほど下って雪道を緩く上っていく。 8時37分、小さなピーク先の高圧鉄塔下を通過。 この先は露岩の痩尾根が続き、20cmほどの残雪があるので、慎重に踏跡を辿る。 8時59分、雪のピークを通過すると40mほどの雪の急坂下り。 |
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9時3分、「大権首峠(おおざすとうげ)」に降りると、西からのコースが合流。山頂から南に延びる尾根先の「ハンググライダー離陸場」横に出ると、富士山は雲に隠れ始めていた。 尾根筋を直登。山頂への残高度150m辺りで、3度ほど折り返しながら急坂登りを続ける。息がはずみ、汗ばんできた。 9時45分、雪の「杓子山1598m」に到着。 |
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孫に山頂の鐘をメンバー分だけ鳴らしてもらう。富士山は雲に隠れたが、山麓に「忍野村」、南東に「山中湖」、その先に「駿河湾」も望めた。景色を楽しみながら、ムスビでエネルギー補給。 10時、下山開始。 |
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11時9分、「高座山」に戻ると、上空に青空が戻り、富士山が見え始めたので、暫く様子見。10分ほど待機したが状況は好転せず、下山再開。 日当たりの良い南斜面の雪が解け始め、急坂がぬかるみ始めた。あと1時間もすれば、まともには歩けなくなりそう。 |
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11時47分、1116ポイントの「富士山の好展望地」で休憩中の10人ほどの団体登山者と交差。皆さんはここから戻るとのこと。 12時7分、車に戻る。 帰路に付く為、雪の坂道に停めた車の方向転換を図ると・・・スタックし始め・・・・ 孫を娘宅に送り、15時30分、無事帰宅。 |