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松浦 隆康氏の「バリエーションハイキング」本で 富士山麓の「杓子山」に 山地図に記載のない「西尾根コース」と「北尾根コース」の2コースが紹介されており、これを使った周回路を妻に提案すると・・・、北尾根の岩稜通過は自信がないとのこと・・・で、「西尾根コース」で上り、昔、初代マロンと歩いた「一般コース」で「不動の湯」へ下り、その先は国土地理院地図の山道を利用して車に戻る周回路に変更して賛同を得、快晴予報の土曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 5時間3分 |
4時30分、出発。 中央高速道を使い、大月JCT経由で5時48分に「都留IC」を降りると残距離は15km。 国道139を南下し、12km先の「下の水交差点」を左折して2km先の「小明見集落」で右折し、1km先の陸橋先を右折した先の三分岐地点に駐車。 未だ暗い空に三日月が懸かり、気温は2度。 6時13分、ヘッドランプを点灯して東にスタート。 陸橋を渡ると、正面の丸太階段前に「南朝忠臣藤原藤房卿の墓」看板があり、 |
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南へ続く砂利林道に「不動の湯・杓子山→」標識。 今日は「西尾根コース」で上るので、丸太階段を上って墓石をカメラに収め・・・・、その先の杉林に尾根コースの標識を探したが、見あたらず・・・・見つけた踏跡で上を目指すと、杉林の中にピンクテープ!!。 |
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暗い森の中、ヘッドランプの光でピンクテープを探し、右往左往しながら上っていく。 6時36分、標高920m辺りでテープと踏跡を見失い、仕方なく、高みを目指して強引に上る。 標高970mの尾根筋にコースらしい窪地を見つけランプを消してこれを上る。 |
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標高980m辺りに右下へ「←林道天狗峰線」、尾根筋上へ「杓子山→」標識。 標高1050mまで上ると南の木の間越しに大きな富士山。 7時10分、標高1110m辺りの高みに上ると、右下の山道へ「←山の神社」標識。朝日が差し込み始め、標高1180mまで上ると、暫くは平坦路。 |
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7時35分、無名ピークを通過。 7時38分、右下へ「林道大明見線・至不動湯→」、戻る方向へ「←林道金剛坊・山の神社」標識の三分岐を通過。 その先しばらくは僅かなアップダウンの細尾根を進む。 7時49分、高圧線鉄塔下を通過。気温は0度に下がり、裸地に霜柱。 |
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この先から残高度400mの上りが始まる。斜面に落ち葉は少なく、急斜面にロープ場が続く。 斜面が凍って霜柱もみられる。 標高1280m辺りで傾斜が緩む。 標高1350m辺りでは落ち葉が増え、その下が凍っているので滑る。 標高1380m辺りで裸地の急斜面にロープ場が続く。 8時31分、地図の「1433m」地点は平坦で開けた地点で「眺望スポット」標識があり、南西に富士山が美しい。 更に70mほど標高を上げると、右前方に「杓子山」が姿を見せた。 右上に山頂を見ながら、左から回り込んで上っていく。 |
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標高1570m辺りで北から「北尾根コース」が合流。右100m先の山頂を目指す。 9時5分、「杓子山1597.5m」に到着。 快晴の空の下、雪を纏った富士山が美しい!!。山頂は一面の霜柱でステッキの1脚が立てられないので、先着の青年にシヤッター押しを頼む。 |
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山頂の鐘を2匹の愛犬の鎮魂も願い4打。 西遥かに雪の南アルプス、 南には山中湖、 東南には相模湾が光っている。 9時17分、南へ下山開始。 南斜面の下山コースでは霜柱が早くも溶け始めていた。 |
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標高1350mでハンググライダーの離陸場横を通過。 9時40分、「大権首峠」の三分岐は北へ折返し下ると、200mほど先で左下へ「←不動の湯(沢コース)」標識があったが、そのまま林道を下ると500mほど先で先の「沢コース」が合流。 更に300mほど先でまた「沢コース」が左に分岐し、その先で再び合流。 |
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(帰宅後のGPS軌跡で調べると・・・、沢コースを採れば、何れも200mほどのショートカットできたらしい。) 10時5分、閉鎖ゲート先の広場を通過し、250mほど先の「←ログハウス・不動湯」標識に従い、林道から左への山道に下り、400m先で「ログハウス」横の山道を更に下る。 |
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10時24分、林道左下の「硯水不動尊」へ下り、正面の鳥居を抜けると・・・隣が「不動の湯」宿。 更に180mほど西へ進むと・・、舗装路から右へ林道が分岐。 これが朝に見た「藤房の墓」への林道・「天狗峰線」と判断し、これへ上る。 |
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10時58分、右の山斜面へ上る山道に「杓子山→」標識。(・・西尾根への山道らしい) 11時13分、朝に見た「藤房卿の墓」下へ戻り、陸橋を渡る。 11時16分、車に戻る。 1時10分、無事帰宅。 |
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