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図書館で「関東近県 花のハイキング12カ月(関根茂子編著)」を借りると・・

 山中湖・東の「鉄砲木ノ頭」でこの時期に
 「シロバナノフジアザミ」が見られる。と記されていたので、

13年前に「大洞山」を訪ねた折に車を置いた「パノラマ台P」を起点にした4時間ほどの周回コースを設定し、曇天予報ではあったが火曜日の出発を決めた。

◇所要時間:  3時間42
◇難度: + + + +
ダウンロード (鉄砲木ノ頭」という奇妙な山名が気になり、ネット検索すると・・「くろぺ」さんという方の考察(下記)がヒット。)

「くろべ」さんのHP http://www.yamaaruki.biz/ov/271025teppouki.html の抜粋

昔、鉄砲木ノ頭の東側(神奈川県側)には鉄砲水という沢があったようだ。鉄砲水とは集中豪雨などでせき止められた水が一気に流れ出ること。または木材を下流へ流すためにせき止められるところをいう。鉄砲木ノ頭の名が付いたのは、地図を作るときにこの鉄砲水を鉄砲木と誤記してしまったためと考えられる。また同じ山でも地元により呼び方が違う場合がある。この山の場合神奈川県側で鉄砲木ノ頭、山梨県側で明神山という。

 

3時、出発。

一般道で淵野辺へ出て、国道16〜県道510〜国道413道志みち」に繋ぎ、「山中湖」を目指す。

山中湖東岸の「平野」で県道729に折返し、約1km先を右折して県道730を約2km道なりに進んで515分、「パノラマ台P」に車を入れる。

薄明るくなった西空に富士山が微かに赤く色づく。 気温は12度でうすら寒い。

520分、「パノラマ台」を出発。

 

車道をショートカットし、ススキ道を30mほど下って県道730に合流。

北へ緩く下り、県道729との合流点の「高指山→」標識に従い、約200m東進して次の標識に従い左折し、道なりに高度を上げていく。

65分、砂利林道が草道に変わり、別荘地を抜け・・・

 

高度差約150mの「高指山」を目指し富士山を背にしてススキ原を上る。

634分、「高指山1174m」に到着。西に見える富士山は5合目から上は雲の中。

<この地点から「鉄砲木ノ頭」 までは神奈川県と山梨県の県境を南下。>

 

背丈を越すススキの中を南に下り、疎林に移ると林床にトリカブトの花が続く。

高度差で120mほど下ると40m程の上り返しが始まる。

76分、「1086mピーク」を通過。

疎林の林床は猪の掘り返し跡が多く、キノコは全て食べられたのか姿を見せない。

 

713分、山道が尾根を横切る「切通峠」通過。

眼前のピークを右に巻いて尾根へ上り、歩きやすくなった幅広尾根道を南へ上る。

758分、無名の穏やかなピークを通過して先へ30m程下るとやっと「鉄砲木ノ頭」への上りが始まった。

 


8
18分、灌木帯を抜け出して「鉄砲木ノ頭1291m」に到着。

山頂標識は「明神山」と記されていて「鉄砲木ノ頭」表記は無かった。

 

 

広い山頂に「山中諏訪神社奥宮」石社。

西に広く視界が開け、山中湖先に富士山が望めたが、山頂は雲の中。

 

今回の登山目的「シロバナフジアザミ」は山頂周りに数十株も白い花を見せていたが・
・・中に1つだけ普通のフジアザミ。

 

結婚52年目の記念写真を残し、展望を楽しみながらムスビ休憩。

831分、富士山頂の雲が取れそうもないので下山開始。

背丈を越すススキの急坂を下る。野草の花の種類が多いのでカメラに収めながら下る。

 

 

 

 

92分、車に戻る。

帰路も「道志道」を使い、 1130分、無事帰宅。

 

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