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「秩父御岳山」へは南と東から上っているので、今回は北の「猪狩神社」からの往復コースで訪ねることにし、途中の「猪狩山」での「イワウチワ」との出逢いを期待して木曜日の出発を決めた。 ◇所要時間:5時間31分 |
2時30分、出発。 入間市経由、国道299を使って秩父市に出て、国道140を西進し、荒川村で県道37に右折。 2.7kmほど先で「猪狩神社」参道に左折し、鳥居前のPを見送ってその先の4台分ほどの空き地に駐車。境内には桜、レンギョウ、ミツバツツジが満開。 既に、歩き出すには十分な明るさで、気温は5度で無風快晴。
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「←猪狩山を経て御嶽山へ」標識をお宮横で見つけ、薄暗い杉林の窪地斜面を上り始めたが、枯葉でコースが不鮮明。強引な上りで踏跡を見つけ上る。 5時23分、150mほど高度を上げ、車道に合流し、マロンに水を与え、「←猪狩山を経て御嶽山へ」標識に従い、檜林へ折返し、急斜面を直登に近い九十九折で上る。 |
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標高600mあたりまでに頼るほどでもないロープ場を3ヶ所、通過。 道脇に山ツツジとミツバツツジが花を見せた。 5時59分、注連縄を潜り、ミツバツツジが彩りを添える「猪狩神社奥宮」のある山頂に到着。 |
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小休止後、西に姿を見せた「猪狩山」目指し、ミツバツツジの咲く、岩混じりの痩せ尾根へ下る。 幅狭尾根のブナの若芽が美しい。小ピーク先の細尾根を下り、檜林を上り返す。 6時21分、上りあげた地点に「←御岳山 猪狩山→」標識が立っていたが、これは明らかに誤表示で、「猪狩山」へは手書きで×印が記されていた。 6時26分、地図に「鞍掛山(猪狩山)」と記された「822m」ピークへ到着。 |
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既に時期を失しているのではと危惧しつつも、「イワウチワ」があるという北斜面へ降りたが・・・見当たらず 山頂へ戻りかけると・・・、5株ほどの「イワウチワ」を発見!!。 可憐な姿をカメラに収め、妻とマロンの待つピークに戻ると・・山頂脇の倒木下にも数株が花を付けていた。 |
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6時42分、イワウチワとの対面に満足し、山頂を後にして桧林を下っていくと・・、痩せ尾根を下り始めた。(×・・踏跡に惑わされ、いつの間にか右への細尾根に引き込まれていた。) 6時51分、先が崖で行き止まり・・??。崖の右下に踏跡を見つけ、岩稜を右に巻いて先へ下ると「カタクリ」の花!!。 喜んでカメラに収め、尾根筋を更に先へ下りながらGPSを見ると・・予定コースを90度も外した方向に下っているのに気づき ビックリ!!!。 |
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・・・GPSを見ながら往路を戻り、最後は獣道も利用して、予定ルートに戻る。 (高度差40m、距離350mの無駄足)。 その先は緩いアップダウンで檜と自然林の間の歩きやすい山道を進む。 7時24分、地図では読み取れなかったが、高度差40m以上の岩山に対面し ビックリ!!。戻り時の厳しさを心配しながら、息を弾ませ上る。 7時30分、岩稜帯を通過し、先に緩く上っていくと再び、ミツバツツジが見られ始めた。 |
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7時39分、林道を横断して、先の尾根筋を上っていくと右前方に「秩父御岳山」が姿を見せた。 7時49分、地図の「タツミチ」表示地点の三分岐に左下へ「三峰口駅へ→」標識。 私たちは尾根道を西に緩く上っていく。 |
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8時5分、標高900m辺りから「御岳山」への高度差180mほどの本格的な上りが始まる。 8時31分、標高1070mで「←大滝(強石)」標識の三分岐を通過し、60m先で「不動明王」前を通過。 8時34分、「秩父御嶽山1080.4m」山頂に到着。 |
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山頂は360度の視界が得られ、北西に両神山が大きく、南遠くに雲取山、その右に和名倉山が大きい。 |
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8時47分、下山開始。 「タツミチ」の三分岐は「猪狩山→」標識に従い・・9時20分、砂利林道に合流。 ここから「猪狩山」へ山道は露岩の急坂やアップダウンが多く、マロン連れで下るのは厳しいと思われるので、 |
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林道下りの途中、左下に前方で折り返したと思われる林道が見え、GPS画面でそれを確認し・・・、 ここで高度差30mほどの急斜面をショートカットして下れば、林道歩きを500mほど短縮できると判断して杉林の急坂下りを開始。 3分ほどで下の林道へ降り切ってその先で小休止。 10時14分、林道と山道の合流地点まで下り、「県道(古池区)→」標識に従い、往路の山道で「猪狩神社」までの高度差150mの檜林を踏跡に注意して下る。 10時30分、車に戻る。 往路と同じ一般道を快調に走って、1時30分に無事帰宅。 |
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