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「独鈷山(長野県)」は紅葉狙いで訪ねるつもりだったので、時期を失したかと思いつつも、晴天予報の出された火曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 4時間32分 |
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独鈷山の山名のいわれ ・・・弘法大師が独鈷という仏具を山頂に埋めたという伝説から名づけられたとのこと。 |
2時45分、出発。 圏央道〜関越自動車道〜上信越自動車道と乗り継ぎ、5時40分に「上田菅平IC」を下りて国道144で千曲川を渡り・・、その先はカーナビ無しでは目的地に着けそうもない複雑な道を走らされ、南西方向にある「沢山池」を目指す。 カーナビに従い、塩田町を南下して
沢山湖畔の「防災ダム」横のPに到着。気温は2度で上空には薄雲。 |
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6時23分、出発。 ダムの南側に渡って三叉路左の車止柵を通過し、1車線舗装路を1.4km北進し、合流した舗装路は右折して、幅広車道を上っていく。 6時48分、ゴルフ場前を通過すると、南に「独鈷山」。ゴルフ場の境界で右折し、最初の分岐は左折。 |
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その先の変形四叉路で「独鈷山登山道入口」標識を見つけ、山に向かう。 150m先で「虚空蔵堂」前を通過。ここから砂利道。 標高を100mほど上げると、「頂上まで100分」標識。簡易舗装路で沢右岸を上っていく。 |
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7時13分、正面の大岩の間に小さな「不動の滝」。クランクして杉・檜林を登っていく。 標高780m辺りで、「頂上まで80分」標識通過。落葉末期の落葉松林を上っていくと、小広場の石に注連縄。 窪地地形を上って来たが、ここで方向を右に変え、尾根筋の檜林に進む。 |
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標高970m辺りで檜林を抜け、落葉を終えたトチ、朴、ミズナラなどの落ち葉が堆積した山道を登っていく。 振り返ると、左に岩壁、その右の遠景は霞んでいた。上空のガスが消え始め、青空が見え始めた。 落ち葉の斜面を九十九折で登っていく。 |
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8時13分、標高1090mまで上ると、「頂上まで40分」標識。東の稜線から太陽が昇った。 8時22分、標高1150m辺りで、尾根に上り着く。 木立越し南に見える岩の尖峰を目指すと「山頂まで30分」標識。 |
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8時31分、岩峰基部に着き、このまま山腹を回り込んで山頂へ向かうものと思っていたが・・・、上の岩間からロープが垂らされていた!!。 マロンは果敢に先行したが、私たちはロープに助けられて追従。 |
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8時37分、岩上に立つと好展望地で、北西方向には昨年訪ねた「子檀嶺岳」。 その右下の上田市街は雲海の下。 南に姿を見せた「独鈷山」山頂を目指し、岩と木の根の細尾根を慎重に回り込んで進む。 |
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8時47分、峠地形まで進むと、左山頂を指して「頂上まで3分」標識。 8時50分、「独鈷山」山頂に到着。 松の下に石祠と木祠が祀られ、傍らに二等三角点。 この山頂は360度の視界が得られ・・・、 |
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西遥かに雪を纏った北アルプスの山々、 東には霞んではいるが浅間山や湯ノ丸山、 南の美ヶ原は霞の中。 |
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9時6分、下山開始。 三分岐へ戻り、「←沢山湖」標識に従い、南へ下り、すぐに「宮沢コース」を左に分け、東斜面をトラバース。 落ち葉ではっきりしない斜面コースをピンクテープ頼りで進んでいくと、200mほど先で尾根に乗った。 |
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マロンの先導で尾根を下っていくと、突然藪っぽくなり・?? 振り返ると、ピンクテープが下に見え・・、コースミスしかけたと西に下る。 9時24分、裸木の中に頻繁に大岩が見られようになり・・、岩上や落ち葉斜面をアップダウンしながら進むようになった。 |
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9時40分、3段の大岩は左を巻いて通過。 9時46分、落ち葉でコースが・・???。 9時52分、10mほどの小ピーク(地図の1077ポイント)を通過。栗のイガが多く、猪?の溜めフンもあった。 10時4分、標高1060mの小ピークで横に置かれた木の枝を跨いで通過したら、藪・・??。 振り返ったら、隠れた標識が、左下への道を示していた。 |
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尾根を外し、幅広窪地へ下っていくと、紐先マロンが沢側をひどく気にする。獣??。 標高800m辺りで、左から沢が合流。幅広河原の苔むした岩に色づいた落ち葉が一面。 複雑な地形の窪地を緩く下っていくと沢に水流が始まった。 |
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10時52分、舗装路に下山すると2つ目の車止め柵の地点。 ここに「独鈷山郷土環境保全地域」看板があったが、「登山道入口」標識は無かった。干上がった「沢山湖」の防災ダムを渡って・・、 10時55分、車に戻る。 14時30分、無事帰宅。 |
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