1月中旬に、早くも蝋梅盛期のニュース!!

「蝋梅と山」といえば「宝登山(秩父)」が有名だが、既に2度も訪ねているので、ネットで他の山を探すと、・・・、13年前に初代マロンと訪ねた「筑波山(茨城県)でも蝋梅が盛期との情報をキャッチし、即、晴天予報の火曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間: 5時間13

◇難度(犬として): 易+++▼+難

◇マロンの日記: コースは全般的に露岩や木の根で段差が大きく、歩きにくい道の上、登山者が多い百名山なので、ワンコ連れには不適な山のようでした。

 

4時、出発。

首都高経由で常磐自動車道に抜け、528分に「矢田部IC」を下りると残距離は22km
県道1910kmほど北進し、国道408〜県道42を使って、筑波山麓で高度を上げ、右カーブ地点の右に「ガマ公園」石碑と「P200円」標識を見つけ駐車すると、東の空が曙色に染まり、気温はマイナス2度。

625分、料金箱に200円を投入し、県道を東に出発。途中、何か所か「P」表示があったが、何れも500/日の表示。

 

300m先の四差路の大鳥居を潜り、「筑波山神社」を目指す。

道脇に「ケーブルカーは設備更新のため1/153/20まで運休」看板。

門前町を抜け、「筑波山神社・参道」の石階段を上り、本堂手前で左のケーブルカー乗り場への道に移る。

 

647分、ケーブルカー乗り場手前の「登山道入口」を通過し、木の根の浮き出た幅広山道を登っていくと早くも、一人が下山してきた。

標高420m辺りで休憩テーブルのある小広場を通過すると、同年輩夫婦登山者が降りてきた。 聞けば、この人たちも、ヘッドランプを点灯して登ったとのこと。

 

733分、標高530m辺りで「ケーブルカー」線路脇の小広場を通過。地図の「中の茶屋跡」らしい。 標高600mまで上ると、コースは山斜面を西に回り始めた。

 

標高620m辺りに「男女川水源地」看板があり、・・・筑波嶺の峰より落つる男女川、恋ぞつもりて淵となりぬる の歌が紹介されていた。

823分、「御幸ヶ原」広場へ上り着くと、広場は大規模な工事中の模様。

男体山山頂→」標識に従い、西への露岩の道を上る。

 

838分、広場から80mほど高度を上げ、「男体山」のお社に着く。好展望を期待したが、遠景は春?霞の中。

広場に戻り、「女体山0.5km」標識に従い、「凍結注意」看板のある、溶ければドロドロになりそうな道を緩く上っていく。

94分、「ガマ石」前を通過。

 

99分、日本100名山のなかでは最も標高が低い山という女体山877m」へ到着。

山頂の眺望案内板には富士山の山名が記されていたが、今日は霞の中。

西には先程上った「男体山」がシャープな姿を見せた。 (マイGPS6m位、男体山の方が高いと表示していたので・・??)

 

916分、「白雲橋コース」で下山開始。

下り始めから、段差の大きい露岩の堆積道で歩きずらい。50mほど高度を下げ、「大仏岩」横を通過し、数組の登山者と交差。

939分、標高770m辺りで、「北斗岩」前を通過。看板には・・「天空に輝く北斗のように決して動かないことを意味している」と、何とも、・・・な解説が書かれていた。

その先も「裏面大黒」、「出船入船」、「陰陽石」なる岩を眺めながら下る。次の「母の胎内くぐり」は本当に潜れるのか妻がトライ。

 

北斗岩

出船入船

母の胎内くぐり

 

952分、標高740m辺りで、コースは西に折り返し・・・、大岩の折り重なった所に、「弁慶の七戻」看板。
  解説は・・
頭上の岩が今にも落ちそうで、弁慶も七戻りしたといわれている石。聖と俗を分ける門だともいわれています。とのこと。

955分、「弁慶茶屋跡」広場で「つつじヶ丘」への道を東に分け、西へ下山継続。

普段の山行では殆ど人と出遭わないのに、今日は多くの登山者と行きかい、やはり「筑波山」は百名山だなと実感。 標高380m辺りで「白蛇弁天」を通過。

標高330mで、「つつじヶ丘駅」からの「迎場コース」を左から合わせ、石階段道を更に下る。

 

1049分、石鳥居を潜って人家横から「筑波山神社」に入り、朝の往路に合流。

115分、駐車場に戻る。

「蝋梅」を見るため、道の対面の「市営筑波第一駐車場」の「梅林入口」に進み、(・・この直ぐ上にも200Pあり。)公園に入っていくと・・、

 

早くも、紅梅が咲き始めていた。

400mほど先の「見返縁台」まで上り、下の園内を見下ろすと、黄色に色づいた一帯が見え・・・、

あれが「蝋梅林」だと尾根を下って強引に山腹を左に下ると・・・、満開の100本ほどの蠟梅が、良い芳香と共に、花一面の彩を見せてくれた。

 

 

青空と筑波山をバックにした、華やかな景観をカメラに納める。数は少なかったが、水仙も花を見せた。

満足して梅林をあとにし、1138分、車に戻る。

 

210分、無事帰宅。

   筑波山3