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栃木の「星野の里」で「セツブンソウ」や「福寿草」、「マンサク」や「蝋梅」等、春の多種の花が盛期との情報を得たので

8年前4年前に訪ねた「栃木・三峰山」の対面に聳える「谷倉山」を訪ね、下山後に立ち寄ることにした。

◇所要時間:  3時間31
難易度: + + + +

(当初「より短コースで山頂へ向かう沢筋コース」で上るつもりだったが、情報を収集すると・・以前の雪害で杉や檜の倒木が沢筋に多数、倒れ込んでいるとのことで・・結局、今回の周回コースを選択しました。)

 

350分、出発。

首都高経由で東北道へ進み 533分、「栃木IC」を降りると残距離は12km。 国道293〜県道32で西北へ進み、「四季の森・星野」看板前を通過した先500mの三分岐を右折してその先の「星野記念館のP」に駐車すると 気温は5度で曇り空。

63分、舗装路を北へ出発。

 

「←星野ちそう探検館」標識に従い道なりに進み、太陽光発電設備のある草原を横切る。

草原先で簡易舗装路の三分岐に合流し、石碑の「左・地層たんけん館」標識に従うと80mほど先に

 

「星野遺跡・地層探検館」。

入場無料の施設らしいが立ち寄らず、「←小山芳姫の墓1300m」看板に従い、砂利林道を道なりに500mほど北進して自然林の森へ進むとコースに荒れが目立つようになった。

 

暫くは沢道を上る。

標高320m辺りの「小山芳姫の墓85m→」標識で沢筋を外して右山腹へ上る。

651分、山腹の僅かな平地に鎖で囲われた「小山芳姫」の墓。蜜柑や造花が供えられていた。

帰宅後、「小山芳姫」を調べると・・南北朝時代、下野の守護:小山義正は足利氏政に背き粕尾城に籠ったが、戦いに敗れて自害。義正の正妻:芳姫は侍女を伴い、粕尾城に向かったが乾飯の袋を宝の袋と間違われ、案内役のものに殺されてしまった。村人はこれを憐れんで芳姫の墓を建て供養したという。

 

その先に道が無いので・僅か戻ると山腹道と山斜面の山道。楽をしようと山腹道を選択。

尾根に近づくと「マンリョウ」に似た植物が赤い見を見せた。

718分、尾根へ合流して

 

幅広尾根を東へ進む。針葉樹林を900mほど進んで山頂に近づくと針葉樹林は自然林に変わった。

752分、二等三角点の「谷倉山599.4m」山頂に到着。
山頂は電波塔設備に占有されて視界に恵まれないので、・

 

電波塔の北に回り込むと北〜東に視界が広がり、正面は一面、刈り払われた裸山。

手前の斜面一面には幼木をガードするプラスチック筒がまるで墓標の様。

帰宅後の調べに依れば・・これらのプラスチックの筒は「ヤマザクラ」の苗木ガードらしい。

 

85分、ピンクテープに従い、南へ緩く下山を開始。

80m先で地図の493mピークを通過した先で徐々に右へ方向を変え、西に下山続行。

キブシが房状の黄花を見せた。

 

標高300mまで下って南西に「三峰山」を見ながら小休止。この先は「梵天見晴」を探しながら下ったが進路が??・・GPSに進路を入れてこないと迷いそう。

標高240m辺りで幅広山道に合流して下る。

 

916分、標高約210mの「星野自然村」広場に降りると・・
庭の周辺に「フクジュソウ」「ミツマタ」「ネコヤナギ」「アブラチャン」が花を見せ・・
その下の柵のある斜面には1輪だけだが「カタクリ」が花をみせた。

 

村道を道なりに下る。

標高約170mまで下って朝の往路に合流。

満開の桜や「マンサク」を見上げながら駐車場を目指す。

934分、車に戻り、帰路に就く。

「セツブンソウ」を見るため、「四季の森・星野」に立ち寄ったが・・「セツブンソウ」は花期を終えていたので前回、「セツブンソウ」を楽しんだ「御嶽山神社」へも回ってみだが・・ここも花期を終えていたので「蕗の薹」をカメラに収めて帰路に就き、1240分には無事帰宅。