|
|
|
富士山の南隣に位置する「愛鷹山塊」の最高峰の「越前岳」で、植物学者「牧野富太郎」によって見つけられたという「アシタカツツジ」が花期真っ盛りらしい。 「越前岳」は15年前に初代マロンと東から、5年前に二代目マロンと北から、共に冬季に訪ねているので、今回は西からの周回路コースを選択して火曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 4時間24分 ◇難度: 易+++▼+難 (「勢子辻分岐」手前の高度差約80mの急坂は設置ロープを頼りにするような悪場が続きました。) |
2時50分、出発。 東名高速道を利用し、4時20分に「裾野IC」を降りると残距離は14km。 国道469を西進し、11km先で「富士サファリパーク」を右に見送り、その先で国道469脇の「十里木高原P」に到着。(標高は約880mでトイレあり)。 北に「富士山」、南に「越前岳」が望めた。 気温は17度で快晴。 4時46分、国道469を西に出発。 道脇にヤブウツギやハコネウツギが花を見せた。 |
|
|
約700m先で「林道・愛鷹線」へ左折し、幅広・砂利林道を南へ緩く上っていく・・・と、前方をひらりと雄鹿が横切った。 林道は1kmほど先で緩く下り始めた。 5時38分、「越前岳」から西へ下る尾根と林道の交差地点(標高約900m)で、「←越前岳」標識を見つけ・・・、 |
|
|
土留め丸太道で檜林を上る。 100mほど高度を上げると、土留め丸太は無くなったが尾根の直登が続く。 標高1160m辺りのコース脇で「鹿の右角」を見つけ拾得。 ラッキー!! (鹿角は丹沢で死んだ雄鹿から両角、枡形山で左角を拾得したので、今回で4本目) |
|
|
標高1260m辺りまで上ると、盛期の「アシタカツツジ」が見られるようになった。 更に高度を上げると平坦な細尾根になり・・新緑の中に二株の「エビネ」を見つけ、カメラに収める。 (自然の森の中でこの花を見たのは初めて!!) |
|
|
6時50分、満開の「アシタカツツジ」に対面し、カメラに収める。 7時5分、標高1320m辺りは左が崖で、ロープ越し北に秀麗「富士山」。 その先は痩せ尾根になってきた。 標高1370m辺りでロープの張られた岩場を上り・・・ |
|
|
|
|
標高1400m辺りからは崩壊しかけた急坂でロープ場が続く。途中、下草の中に「銀竜草」。 標高1420m辺りまでロープの張られた悪場が続く。 |
|
標高1450m辺りに一株だけの紫紅色の「東国ミツバツツジ」。 この辺りから勾配が緩み、歩きやすくなった。 7時34分、標高約1460mの「勢子辻分岐」に到着し、一息ついて・・ 「越前岳0.1km
10分→」標識に従い、山頂を目指す。 |
|
|
7時43分、「越前岳1504.2m」着。 山頂広場には二等三角点があり、南西には駿河湾が霞んで見えた。 富士山は山頂がチラリと見えるだけなので、山頂を北に僅か進んで木立の間から富士山をカメラに収め、・・ 7時54分、下山開始。 |
|
|
5分ほどで「勢子辻分岐」に戻り、「十里木高原P2.4km・90分→」標識に従い北へ下る。 8時17分、標高1300mまで下ると「平坦地」看板があり、北に大きな富士山。 標高1130m辺りは大岩混じりの急坂で、コース脇に朱色のアシタカツツジが見られた。 |
|
|
8時45分、地図の標高1098.9mポイントの「馬の背見晴台」で小休止。 下山を再開すると、二組の同年配夫婦と交差。 標高1060mで電波塔、980mで鉄塔横を通過。 9時10分、標高970m辺りで「十里木高原展望台」横を通過。富士山の景観を楽しむのはここで十分な感じ。 9時19分、車に戻ると車は15台ほどに増えていた。 11時10分、無事帰宅。 |
|
持ち帰った鹿の右角を5年前に「枡形山」で拾得した左角と比べると・・・同年配の鹿だったらしく、ほぼ対称形!!。 ・・・で、今回の角の有効活用は 5年前に作った「鹿の壁飾り」の自作模擬角を今回の本物と取り換えるのが良いのでは考え、・・・ 急遽、緊急手術の結果、無事に元気そうな雄鹿が再現!。 |
|