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昨年秋はキノコ狙いで富士山の「小富士」を4回も訪ね、それなりの収穫も得られたが、キノコは梅雨期にも生える筈なので、 ◇所要時間: 4時間25分 ◇難度: 易 + + ▼ + + 難 (この季節にもキノコが生えることは分かったが、秋の発生状況とは大きく異なっているのが分かった。) |
2時50分、出発。 中央高速道を利用し、4時24分に「河口湖IC」を降りると残距離は14km。 4時56分、無標識の森の幅広道を南西方向へ出発。 200mほど先で車の進入禁止ゲートを通過し、500mほど先で進路を南に変えて緩く上る。 出発点から1kmほど先は狭まった道をくねりながら進む。 |
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5時25分、「本栖風穴」の石碑脇にロープ閉鎖された深い穴。解説板には延長約500mとの記載があるが、「入洞禁止」看板。 この先は高度差300mの「大室山」。 山腹に山道や踏跡が無いので、参考にしたGPS軌跡に従い、山腹を斜行して高度を上げていく。 |
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林床に植物は殆どなく、落ち葉が堆積。 進路は自由に選べるので体力に合わせて適当コースを選び、高度を上げていく。 鹿が使ったらしい獣道は歩きやすく、積極的に利用。 標高1330m辺りまで上ると森を抜けだし、枯れた笹原を登るようになった。 |
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6時39分、標高約1380mで火口縁へ上り着くとフジイバラや枯れ笹が煩わしい。 これを突破して高度差50mほどの火口を目指す。 火口壁の内壁部は下草が少なく楽に下れる。 前方下に見える火口は若草色で埋め尽くされている。 |
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6時49分、若草で覆われた火口に下って記念写真。 休まずに高度差100mほどの「南峰」の三角点目指して斜面を上る。 7時11分、「南峰」は平坦地で木の赤テープが目印。 三角点を探すと、ブッシュの中に「大室山1447.3m」標識と二等三角点。 |
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天気が良ければ、西に大きく見える筈の「富士山」は完全にガスの中。 休まずに約400m先の「大室山」最高点を目指し火口縁を北に進む。 ほぼ今日の最高点に上ったので余裕ができ、林床にキノコを探すと、見慣れないキノコ発見。食茸らしいキノコもカメラに収める。 |
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純白のキノコと思ったのは・・帰宅後の調べで「キヨスミウツボ」という寄生植物で、白い部分は花 と判明。 |
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7時26分、「大室山1468m」到着。 木の幹の寒暖計が19度を表示。 近くの木株に腰を下ろしてムスビ休憩。 7時36分、北東へ下る踏跡で高度差250mの下山を開始すると薄日が差しこみ始めた。 少し下ると・・後続の妻が呼ぶ。 |
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見ると・・「奇妙な植物」が花を見せた。 ・・(帰宅後の調べで 9年前、「位牌岳」で見つけた「ツチアケビ」の花と判明。) 斜面を下りながらG PSを見ると、予定コースを80mほど左に外していた。東へ軌道修正して予定ルートを目指す。 標高1300mを割った辺りで幅広山道に乗って下る。 35.26.32—138.39.16 |
昔「位牌岳」で見つけた「ツチアケビ」 |
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8時8分、「神座風穴」に到着。看板には総延長は350mとの記載。穴は覗くだけで先へ進む。 地図の1280mピークを反時計回りで回って緩く北へ下っていく。途中、ギンリョウソウをカメラに収める。 標高約1240mまで下った三分岐。参考にした山行軌跡が右折していたので、「大室洞穴」へのコースと判断して右折したが洞穴は存在せず・・??、 |
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100m先で折返して当初コースの先に戻ったところで「←大室洞穴」標識を見つけたが付近に穴は見つけられず・・??。(林の中に洞穴があったらしい) 諦めて、先の森へ進む。 9時、「富士風穴」標石を見つけ、左の森へ進むと20mほどの大きな陥没状窪みの中の崖下に洞窟。 看板に入洞は事前許可を要するとの記載があったので、覗いただけで良しとする。 |
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傍らの解説板には 天井、側壁には氷が張り着き、夏も溶けることなく・・入口から延長200.3mの幹道が・・。広いところでは幅11m、高さが10mあり、壮大な洞内は氷柱やつららが素晴らしい。との記載。 50人ほどの高校生集団が到着したので私たちはここを後にして車を目指す。 |
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9時21分、車に戻る。 11時、無事帰宅。 |
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