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「浅間山」の西へ連なる「東西・篭ノ登山」の鞍部や、特に<西篭ノ登山の西斜面>で「コマクサ」の花を写した山行記録に気付き、入梅期ながら雨の心配のなさそうな日を選び、「三方ヶ峰」と共に訪ねることにした。 ◇所要時間: 4時間13分 <「篭ノ登山」山行記禄> |
2時30分、出発。 首都高〜関越〜上信越自動車道と繋ぎ、5時10分に「小諸IC」を降りると残距離は20km。 県道79〜94で北へ約1000m高度を上げ、「地蔵峠」を右折して「湯ノ丸高峰林道」へ進むと500mほど先に閉鎖ゲート。 6時18分、係員が到着してゲート通過。 |
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約4km先の「池之平インフォメーションセンター」駐車場へ一番乗り。(駐車料金600円) 6時33分、「東篭ノ登山」目指し、出発。 |
北の森へ入ると、針葉樹林の林床には「ツマトリソウ」や、 |
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「マイズルソウ」「イワカガミ」が花を見せる。 |
前方の木の間越しにガスで霞んだ「東西・篭ノ登山」が姿を見せた。鶯が啼いている。 |
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これは朝露を付けた「シロバナノヘビイチゴ」 |
標高2150m辺りで森を抜け出し、ガイドロープの張られた露岩帯を上るようになった。 |
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7時20分、「東篭ノ登山2228m」に到着。ガスが昇ってきて、周囲の山が全然、見えなくなった。次目的地「西篭ノ登山」目指し、 |
西へ下り始めるとガスは北へ流れ、600mほど先に「西篭ノ登山」。 |
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密集した灌木帯の間を下っていくと「ハクサンシャクナゲ」が白花を見せた。 |
東西・篭ノ登山の鞍部は開けた露岩帯に数株のコマクサが花を見せた。少し傷んでいたが |
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喜んで撮影して先へ上る。 再び、灌木帯を上っていくと一時、背後から朝日が差し込んだ。 |
7時54分、大岩が堆積する「西篭ノ登山2212m」に到着。昇ってくるガスが風に吹き飛ばされていく。西斜面にあるという「コマクサ探し」を開始。 |
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背の低い灌木帯の切れ目を西へ辿り・・ 7時57分、僅か下った南斜面の小岩が散在す裸地にチラリとコマクサの花色!!。 |
花をつけるに至らない幼少株が20株ほどあったが、見栄えのする花は僅か数株。 |
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ザックで風を防ぎ、コマクサ撮影を楽しんで山頂へ戻る。山頂へ戻るとガスが消えてきた。 8時12分、往路で下山開始。 |
鞍部へ戻ると、正面に高度差80mで「東篭ノ登山」が聳えて見える。 |
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コース脇に「イワカガミ」が晩期の花を見せた。 |
8時43分、「東篭ノ登山」へ戻ると・・東の「黒斑山」の上に「浅間山の山頂」が覗いた。 |
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山頂でムスビを食べながら小休止。眼前の木は「クロマメノキ?」。 |
9時22分、駐車場へ戻り、次目的地「見晴岳」〜「三方ヶ峰」へ足を延ばすことにする。 |
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9時23分、「見晴歩道→」標識に従い、西への遊歩道へ出発。「ツマトリソウ」「ゴゼンタチバナ」が花を見せたが何故か、「イワカガミ」の花は末期状態。 |
9時41分、「雷の丘」ピークを通過。 9時51分、「雲上の丘」を通過。この丘の東眼下には・・ |
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「池の平湿原」が明るく広がって見える。更に南へ緩く下っていく。 |
森に入ると「ギンリョウソウ」。その先で「ピクミーの森」を通過。 |
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森を抜け出すと路肩に「フウロ」や |
「オダマキ」が花を見せた。その先の三分岐を右折すると |
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10時5分、僅かな高みの「見晴岳」。休まず往路で下山し、 |
三分岐の「三方ヶ峰→」標識に従うと右斜面が「コマクサ園」。株数は少ないが、 |
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柵近くにも盛期の花が咲いていた。10分ほど撮影を楽しみ、先へ進むと |
コース脇の草叢に「カラマツソウ」や「アヤメ」が花を見せた。 |
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10時21分、三分岐に右「三方ヶ峰0.2km→」、左「池の平湿原→」標識。コマクサ撮影は満足できたし疲れも感じるので、ここから帰路に就くことにする。 |
「池の平」へ下っていくと・・飛んできた「ヒョウモンチョウ」がコースガイドするよう先行しては地面へ降りた。カメラに収める。 |
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コース脇に「レンゲツツジ」の朱色が鮮やか。 |
湿原へ降りて木道で車を目指す。 |
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木道脇に思いがけなく、「ハクサンチドリ」が紫花を見せてくれた。 10時47分、満車の駐車場に戻り、往路で帰路に就く。 2時20分、無事帰宅。 |