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「アカヤシオ」の花期は5月と認識していたが・・

14年前の春冬に訪ねた埼玉県の「釜伏山」では今年は既にアカヤシオが盛期との山行記に気付く。

その山行記に依れば、
昨年のアカヤシオの花付きは良かったが今年は裏年で
花数が少ない。と記されていたが、
少花で既に晩期になっているのも覚悟の上、前回の半分程の短周回コースを設定して土曜日の出発を決めた。

 

◇所要時間:  2時間56
難易度: + + + +
    (「釜伏山」の北斜面は鎖場のある急坂で要注意!!)

 

3時、出発。

圏央道〜関越自動車道を使い、434分に「花園IC」を降りると残距離は11km
国道140号を西進し、カーナビは「皆野寄居バイパス有料道路」に繋ぎ、「寄居風布IC」を降りるよう指示したが時刻調整のために一般道で風布集落へ進み、「上の山みかん園駐車場」に駐車すると気温は9度で曇天。

59分、車道を西へ出発。170m先の「花山コース」登山口を左に見送り・・

 

 

 

舗装林道を大きく九十九折で上っていくと桜が満開。花桃、レンギョウ、山吹も彩を添える。

6回ほど折り返して150mほど高度を上げて林道脇の日本水(やまとみず)の水飲場を通過。

 

 

標高360mを越すと桜は見られなくなった。道脇に何故か、勢いの良い菫。エイザンスミレ?

標高460m辺りの「塞神峠(さいじん)」の三分岐は南へ上る。

 

 

標高約500mまで上り、「釜山神社→」標識に従って林道脇の山道へ進むと・・

小ピークに西方に視界が得られる展望地。近景では「城峰山」、遠くに「両神山」が望めた。

 

 

<12年前の同場所>

「車両進入禁止」看板を通過して「日本水」を見に入った。

「日本水湧水岩場」

「展望地」後ろの森へ進むと下り始め・??
 GPS
でコースミスに気付き戻ると「日本水の水源への立ち入り禁止」看板。

舗装林道へ戻り、林道で「釜伏峠」を目指す。

 

 

「釜伏峠」手前の石灯篭のある三分岐は左へ折り返し100mほど先に進み・・

「社務所」右の森に進路を見つけ、石鳥居を潜って参道へ進む。

 

 

640分、「釜山神社」を参拝。神社後ろの山へ上ると「蛇紋岩で出来た山」の解説板。

鳥居先の岩塊帯を上って山頂を目指す。

 

 

655分、「釜伏山 582m」山頂に到着。

水飲み休憩後、鎖にも頼って岩塊の急斜面を北へ下る。

 

 

山頂から70m程下った地点にも「日本水立入禁止」看板。この先は緩勾配の尾根を下る。

標高500m辺りから「ミツバツツジ」が花を見せ始めた。

 

 

ミツバツツジは途切れずに咲いている。まだ蕾のものや

満開状況のもの等、コース沿いに華やかな花色が続くが狙いの「アカヤシオ」は・・??

 

 

標高450m辺りの急斜面下に「アカヤシオ」が花を見せたが近寄れない。

標高430m辺りまで下るとコース脇に花と蕾を見せたが・・地形が悪く正面から撮影できず。

 

 

標高420m辺りまで下ると「アカヤシオ」が

コース脇に花を見せた。喜んでカメラに収めながら下ると・・

 

 

色合いの良いアカヤシオの落花を最後にアカヤシオの姿は消えた。

標高410m辺りで尾根を外して西斜面へ下る。

 

 

標高310mまで下ると沢沿い道を北へ下るようになった。キケマンが元気。

85分、車に戻る。

時間が早いので帰路途中、11km先の「男衾自然公園」に立ち寄ることにする。

 

 

832分、「男衾自然公園」に到着。

広い駐車場に一番乗り。他に見学者は見当たらない。

手持無沙汰そうな係員が 2月から12月まで見られる花や紅葉の見頃情報等、写真や資料で解説をしてくれた。

今年は桜が満開になる前に桜祭りを終えてしまったとのこと。

 

 

先ずは一番の高みを目指す。

 

 

 

開花前のニリンソウと満開の桜

何の花びらか不明だが・・一面の花筵

 

 

カタクリは1株だけ残っていた。

桜をバックにした水芭蕉の池。40分ほど桜を楽しんで帰路に就き・・11時には無事帰宅。