15年前に初代マロンと北から8年前には二代目と西から訪ねた奥多摩の「鶏冠山」を今回は東からのルートで訪ねることにした。

 

◇所要時間: 6時間31
◇難度: 易+++▼+難

(ジグザグ道が多く、予想外に時間がかかり、途中の黒川金山周遊路や山頂の展望台へは立ち寄らずに戻りました。)

 

山頂のコース詳細

 

330分、出発。

一般道〜新奥多摩街道〜青梅街道(国道411)で「奥多摩湖」北岸を西進し、丹波山集落先6kmの「尾崎行雄水源踏査記念碑」手前の分岐路を左に下り、「三条新橋」を渡ると閉鎖扉で行き止まり。 扉手前の空き地に駐車して暗闇の中、ヘッドランプでGPSをセット。 気温は2度で快晴の模様。

67分、閉鎖扉脇を抜け、舗装林道に出発し・・・150mほど先でGPSを見て、コースミスしたことが分かり、車に戻る。

 

613分、駐車場所から川沿い西に、砂利道があるのを見つけ、落ち葉と破砕石の幅広道を進み、ヘッドライトを仕舞う。

400m先辺りから左の崖から崩落した岩がコースに散乱。逃げ場がないので、地震が起こらないのを願いながら先に進む。

危険区間は300mほど続く。

 

638分、流水の沢を木橋で渡り、対岸を沢沿いに上る。雌鹿が白い尻毛を見せ、斜面上に逃げた。近頃は捕獲が進んでいるのか、鹿を見たのは久しぶり。

標高900mで沢右の山腹を九十九折で上る。

標高1000mまで上ると、東の山の間から太陽が上る。

 


標高1030mで九十九折は終わり、南の尾根に向かい、斜行しながら上っていく。

標高1140m辺りから、前方左に1507mピークを眺めながら、等高線で山腹道を進むようになった。

標高1170m辺りで、流水の沢に向かって下り始め・・・、

 

 

753分、沢を渡ったら、その先にも流水の沢。

山陰の窪地の風景は早くも寒々しく冬の様相。

金山跡」に近づいているらしく幅広の窪地歩きが続く。

 

 

84分、標高1230m辺りの窪地広場に「黒川金山跡・下」標識。

西に広がる大きな山腹エリアが金山跡らしく、その方向を指して「黒川金山跡循環歩道→」標識があったが、入り口にはロープが張られていた。

帰りに余力があれば立ち寄ることにして先へ進む。

 

岩を抱え込んだ木の根。表土が大量に流出したらしいこの辺りの地形が「金の産出」に関係・・??

巨大なスプーンで抉られたような地形の中を上っていく。

820分、標高1320mまで上ると「黒川金山跡循環歩道・上」標識。「鶏冠山(黒川山)」標識に従い、上り続行。

 

標高1340mまで上ると、西に「鶏冠山」の岩峰が聳えていたが・・コースはこれに背を向けて東へ上り始めた。大きく左周りして上っていくらしい。

標高1400mで峠地形を通過し、東斜面へ回り込み、朝日を浴びて等高線で進む。

850分、南に延びる尾根に「寺屋敷尾根」標柱。小休止してバナナでエネルギー補給。

 

96分、標高1460m辺りに「←柳沢峠」標識の三分岐。現地名は「立岩沢分岐」。

←鶏冠山1.2km」に従う。

この斜面の九十九折は山頂の「鶏冠神社」への参道らしく、コース横が石組されていて歩きやすい。

 

942分、尾根へ上ると「鶏冠山」が300mほど先に聳えていた。

霜柱の立つ平坦な山腹道で「鶏冠山」に向かう。

950分、左右に「←新横手山峠・柳沢峠 鶏冠神社方面→」、直進「落合集落方面↑」標識の三分岐に着き、神社を目指す。

 

最初の岩場の直登は避けて北斜面の巻道ルートを進み、    神社のあるピークは東側を巻き・・・、

 

103分、日当たりの良い「鶏冠神社」のあるピークに到着。

青空に流れ雲。

南に「大菩薩嶺」が聳え、その右に見える筈の「富士山」は雲の中。

1017分、下山開始。 三分岐に戻り、「富士山」は見られないので「展望台」へ足を延ばすのは止め、下山続行。

1047分、「立岩沢分岐」を通過。

1054分、「寺屋敷尾根標柱」地点を通過し、日当たりの良い場所でムスビ昼食。上空に雲が増えてきた。

 

 

1122分、「黒川金山跡・上」を通過、9分ほどで「黒川金山跡・下」地点も通過。

12時、木の幹に「藤尾橋方面の歩道通行止めのお知らせ」看板地点で水飲み休憩し、落ち葉で隠された右下へのコースに下る。

 

標高940mまで下ると、ヒノキ林にカモシカ。カメラに収められ、「ラッキー!!」。

1228分、滝下の木橋を渡る。ここからは平坦路。

1244分、車に戻る。

 

帰路は「勝沼IC」から中央高速を使い、3時、無事帰宅。

 

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