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このところ、新型コロナ感染者数は顕著に減少しているが医療従事者負荷はまだ厳しいとのこと。

・・ではあるが、私達の早朝登山では殆ど人に出合わないので晴天予報の出された月曜日、「キノコ狙いで小富士」を再訪することにした。

今回のキノコの猟場は「滝沢林道・最上部の車止ゲート前〜小富士間の原生林」とし、往路は以前の小富士13帰路は「小富士15で歩いて原生林の様子の分かっているコースを目安線とした。

 

◇所要時間:  3時間49
難易度: + + + +

(帰宅するとテレビが・・昨夜、富士山が初冠雪と報道。)

 

310分、出発。

中央高速を利用し、446分に「河口湖IC」を降りると残距離は18km。 国道139を約2km東進して「富士浅間神社」交差点を右折し、南へ高度を上げて「中の茶屋」三分岐を始点にする滝沢林道を標高1810m迄上り詰め、「車止めゲート」手前の空き地に駐車。
気温は7度で丁度、朝日が昇り始めて富士山が赤く色づいた。

539分、出発。

 

車道対面の石垣へ上り、涸沢を渡って原生林の山腹を等高線沿いに東へ進む。

300mほど先で深さ10mほどの大涸沢に対面し、急斜面を九十九折で下る。

555分、対斜面に登り、大涸沢沿いに原生林を南へ緩く上っていく。

疎林の林床は湿ったコケに覆われてキノコの生育には良さそうなのだが・・意外にきのこが少ない。

 

633分、倒木の下に「ハナイグチ」が3個。カメラに収めて丁寧に採取。 その先ではベニテングタケが綺麗な傘を見せた。

この辺りは入山者が多いらしく薄い踏み跡が見られた。

 

GPSの予定コースと離れないよう意識して群生シャクナゲを掻き分け通過。その先では小涸沢を横断。

74分、標高約2040mの予定最高点まで進み、ここからは小富士を狙って左に緩く下っていく。

 

小涸沢を渡り、すぐに小尾根を越してまた涸沢地形を越す。

緩い窪地を通過。林床は殆ど苔で覆われて歩きやすい。

その先でシャクナゲ群生地を通過。

 

食茸らしいキノコがポツポツと見つかるようになった。

「ハナイグチ」だけををゲット。

744分、小富士遊歩道の終点に合流して森からスコリア丘に出る。

 

746分、小富士の石祠地点に到着すると・・青空をバックに山頂部だけが雪で真っ白の富士山に対面!!!

大型カメラを設置し、空を見上げている中年カメラマンがいたので視点先を見上げるとドローンが飛行中。

見事なドローン操縦に拍手すると・ドローンを格納の上、私たちの記録写真のシャッターを押しましょうというので依頼すると・・
撮影ポイントをずっと後ろにずらし

富士山をバックにしたスケールの大きな写真を撮ってくれた。

 

754分、下山開始。スコリアの急坂を北に下る。

針葉樹林に入り、850mほど先の中程度の涸沢始点を目指す。

原生林で予定進路を維持するのは急斜面のトラバースや涸沢通過などで結構、キツイときもある。

 

キノコはポツポツ姿を見せたがハナイグチ以外は写真だけにし・・涸沢上端に近づくと踏み跡が見られるようになった。

846分、涸沢の上端地を通過。その先でも2つの小涸沢を横切る。

 

93分、大きな涸沢脇まで進み、朝の往路に合流して深い抉れ地沿いに下る。

912分、大涸沢の横断可能地点へ降り、対斜面へ登って車を目指す。

 

928分、車に戻り帰路に就く。

1140分、無事帰宅。

本日の収穫は ハナイグチ13個。その他 4個。

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