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残暑があまりに厳しいので、●近場●標高が1000m以上 ●10時頃には車に戻れそうな山は??と探し、
◇所要時間: 5時間17分 ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 「鬼頬山(おにがわやま)」への高度差200mの急坂直登は結構、キツかった。 「升形山」からの下山時、おとーさんが「黒富士峠」という知らない地名標識に誘われたので、変な荒れ道を歩かされました。・・・が、帰宅後、「黒富士峠」は「升形山」の北にあり、「升形山」を北から訪ねるには頃合いなコースがあることが分かり、今秋には試してみたいとのことです。 |
2時40分、出発。 中央高速・甲府昭和ICを4時20分に下り、国道20を3kmほど北上し、県道101に右折・北上し、16kmほど先の「平見城入口」交差点を右折し、200m先の「平見城公民館」前の「登山者用駐車場」に到着。 5時5分、黒富士農場内の舗装路を東にスタート。130m先の「←曲岳」「黒富士→」標識の三分岐は右へ進む。 |
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前方右に「太刀岡山」が牛の寝姿のような姿を見せた。道脇の「熊出没注意」看板を見て、マロンの熊鈴の消音カバーを外す。道脇にヒヨドリソウ、ユウガギクが花を見せた。 5時34分、「越道峠」の三分岐に「←黒富士」「太刀岡山→」標識。東の山越しに朝日が差し込む。 |
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「←黒富士」標識に従い、北への赤松混じりの細尾根に進む。 6時6分、「越道峠」から100mほど高度を上げると、正面に「鬼頬山」が聳えて見え始めた。 6時10分、「鬼頬山」への高度差200mの急坂が始まった。赤松混じりの自然林に張られた虎縞ロープ沿いに上る。 |
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6時46分、汗にまみれ、標高1500mの高みに着いたが、山頂は更に先。小休止後、長尾根を先に進む。 6時54分、立ち木に「鬼頬山1516m」標識。展望は木の間越しに富士山がチラリ程度。 休まずに、高度差50mを北に下り、「八丁峠」への150mほどの上り返しを開始。 7時14分、幅広尾根を上り、ピークで方向を東に変え、山腹を上る。林床は膝程度の笹原で緑が美しい。 |
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7時40分、無標識の「八丁峰」を通過し、東に100mほど進むと尾根筋と右山腹へ山道が分岐。右への「黒富士→」標識に従い灌木帯に進む。 やがて、「黒富士」への高度差70mほどの上り。露岩を縫い、痩せた岩稜帯を辿り上る。名前を知らない数種の野草が花を見せた。 |
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8時3分、「黒富士1635m山梨百名山」標柱の立つ山頂に到着。 灌木に囲まれ、視界は左程恵まれず、北に「金峰山」、北西に「八ヶ岳」が同定出来た程度。マロンが羽虫を嫌がるので、急いで記念写真を残す。 8時15分、次の「升形山」目指し、山頂を後にする。 |
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8時33分、若干のショートカットで、峠地形の三分岐に出ると正面に「升形山」。 (左への山道が曲岳への道だったらしい。) 8時45分、尖った岩稜の「升形山1650m」に上ると360度の好展望。 南には雲に隠れ始めた「富士山」、その手前に先程訪ねた「黒富士」がズングリ。 羽虫を怖がるマロンの頭に、新作の耳覆いとシェードを被せ、記念写真。 |
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北東には五丈岩の「金峰山」、北西に「八ヶ岳」。ムスビを食べながら展望を楽しむ。 10分ほどで下山開始。林の中の往路を下る。 8時58分、三叉路。右に「←1.5km 黒富士峠」標識。黒富士峠の名前は山地図に見当たらないが、予定経路の「八丁峠」へ繋がる道のような気がして、これに進むと山腹をトラバース。 |
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100mほど先で西に延びる尾根に着く。辿って来た道を指して「←黒富士」標識。 9時4分、GPSの「八丁峠」位置に注意しながら西への尾根の踏み跡を辿り、尾根先に緩く下る。 9時10分、南斜面に下る踏み跡(獣道!!)を見つけ、「八丁峠」に近づくように、急斜面を沢筋まで下り、GPSを見ると、予定コースは左上。下りすぎだと荒れ斜面を上る。 9時20分、やっと、予定帰路コースに合流し、これを下る。 |
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道脇に花を見せた「レンゲショウマ」見つけ、喜んでカメラに収める。 9時29分、「八丁峠」の四差路に着き、「平見城→」標識に従い、南の窪地に下る。 やがて沢に流水が始まり、マロンが喜んで水に浸かる。 |
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標高1200mあたりまで下ると、北に「曲岳」が大きく姿を見せた。青空に流れ雲。 草道を下り続け、やがて「八丁峠・曲岳→」標識のある黒富士農場の舗装路に合流。 10時22分、車に戻る。 12時50分、無事帰宅。 |
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