1週後に迫った「2016年の初日の出」を山歩きの途中で眺めては? と妻に話すと・付き合ってもよさそうな雰囲気なので・・

目的の山を「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」と決め、暗闇の中を歩き出すための事前試行も兼ね

前回の「本社ヶ丸」山頂からの展望で富士山の前に立ちふさがった「三ツ峠山」を今回は北からの尾根を辿って上り、下山途中では、厳冬にはアイスクライミングも楽しめるという「金ケ窪沢ノ大滝」を眺めようと、晴天予報の出された年末・土曜日の出発を決めた。

 

 

◇所要時間: 4時間5

◇難度: 易+++▼+難

(「御巣鷹山」への上りは結構な急坂でした)

 

4時、出発。

中央高速を利用し、525分に河口湖ICを下りると残距離は17km。国道137(御坂道)で高度を上げ、「御坂トンネル」入口前を右折し、県道706を上り、5km先のヘアピンカーブ地点を右折して「三つ峠入口→」標識に従い600m先の三叉路の「↑三つ峠登山道」「西川林道→」標識に従い「北口(?)登山口」に到着。

真っ暗闇の中、GPSを立ち上げ、「大幡八丁峠」に向かう砂利林道はゲート先と見定め、車を三分岐前の駐車場に戻して駐車。

 

615分、ヘッドランプを点灯し、出発。

登山口のトイレ先の閉鎖ゲートを通過。
20
分ほど先で消灯し、砂利林道を順調に北進。

657分、「林道清八線終点」標識の広場を通過し、尾根に上って南へ進む。

目指す「三つ峠山」は完全にガスの中。

 

7時、地平線の雲を赤く染めて「日の出」。その先の高圧鉄塔下を通過すると「大幡山」への上り。

10分ほどで「大幡山1531m」通過し、緩いアップダウンで三ツ峠山を目指す。

地図の「1513mポイント」に上ると、正面に御巣鷹山が姿を現した。

 

これに近づいていくと・・コースは右から回り込むらしく、まずは右に緩く下り・・・すぐに岩の露出した急斜面を上る。

その後も只々上る。

標高1670m辺りは一部、平坦地で風の通り道らしくガスが流れ、辺りの灌木の枝が霧氷で真っ白!!。 岩混じり斜面の上りを続ける。

839分、電波塔設備で占拠された山頂へ到着。無標識だが「御巣鷹山」らしい。この辺りも霧氷で真っ白。

 

前方に見えるはずの三ツ峠山の最高峰「開運山」は完全にガスの中。

このまま進んでも「富士山」は見られないと、流れるガスでダイナミックに変化する景色を前にして、腰を下ろしてバナナを食べながら待機。・・していると西空に晴れ間!!

電波塔の間を縫い、先に進む。

 

96分、「開運山1785m」に到着。

周囲の木立は霧氷に彩られて美しいが、肝心の「富士山」はガスの中。

暫く待つと、雲間にわずかに「富士山!!」。

富士山の全貌は下山途中で見られるだろうと・・、

911分、下山開始。

 

300m先の「四季楽園」前を通過し、その先の広場まで進んで振り返ると、「御巣鷹山」〜「開運山」上空に青空。

その先の広場の山座表示盤で見え始めた周囲の山々を同定し、・・

 

926分、無人の「三つ峠山荘」まで進んで休憩テーブルに腰を下ろし、姿を現した富士山を 朝日を浴び、ムスビを食べながらのんびりと鑑賞。

上空に雲が無いのに雪がチラチラ。霧氷??

10分ほど展望を楽しんで下山開始。

下りは砂利林道。上ってくる登山者と挨拶しながら下っていくと、四季楽園のジープがガタガタの急坂をものともせずに上っていった。さすが軍用車両だとビックリ!!

標高1440mあたりまで下ると、右下に流水の沢。

 

金ケ窪沢ノ大滝」を見るつもりなので右に分かれる踏跡に注意して下っていく。

滝への分岐路を見つけられないまま、標高1380mまで下ってしまい??・・滝見物は諦めて・・駐車場に戻ってその先のマイカーを目指す。

1020分、車に戻る。

1213分、無事帰宅。

帰宅後、信頼できそうなルート記載のHPを見つけた。最初に沢音が聞こえた辺りで右の林に強引に入るべきだったらしい。

 

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