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山梨県の「秀麗富岳12景」の1山に指定されている「本社ヶ丸」は以前、西側から訪ねているが・・ 南東麓の「宝鉱山跡」から地図に未記入の(所謂、バリエーションルートと呼ばれる)コースがあり、途中に「唐傘岩」と呼ばれる岩もあるとのことで、このルートを歩いた人の軌跡をGPSにコピーの上、金曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 5時間46分 |
4時30分、出発。 中央高速を利用し、早すぎる到着時刻を調整のため、大月ICで降りて国道20〜県道712〜705で登山口の「宝鉱山跡」を目指す。 「宝鉱山バス停」へ着くと、そこは「緊急時:ヘリコプター離着陸場」看板の掛けられた駐車場だった。 山に入るには暗すぎたので暫くは車内で待機。 天気は快晴で気温はマイナス3度。 6時30分、舗装路を西へ出発。 |
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最初の三叉路は「←三ツ峠」標識に従い、100m先の橋手前の右への山道がGPSに登録した登山口とみて、これへ上る(○)。 50mほど先の「林の観察小屋」上を左折し、山腹を横切った先の尾根を直登。 標高820mまで上ると赤テープが左をガイド。その先の檜の枝先の赤テープに従うと下り始め・・・??。 ・・ミスコースと判断し僅か戻ると、尾根筋の檜の幹に赤テープを見つけ、これに従う(○)。尾根には高圧線鉄塔メンテ用らしいプラ階段が設置されていた。 尾根筋を直登していく。 |
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標高970m辺りまで上ると勾配が緩み、暫くはアップダウンしながら上り、右前方に見える高圧鉄塔をめざして上る。 7時20分、鉄塔下に到着すると進路が二分岐。尾根道に進む(○)。 アップダウンしながら高度を上げ、地図の「1076m」ピークを通過。右前方に下山時の尾根分岐にある高圧鉄塔も見えた。 |
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20mほどを下った先は本格的な上り。 結構な急登が続き、溜息をつきながら、只々上る。 |
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8時31分、標高1355mの平坦地でムスビ形の石を見つけ、「唐傘岩!!」 と思ったが・・・平坦地の崖横にその10倍ほどもある「唐傘岩」!!。 10分ほど休憩後、標識に従って左山腹へトラバースし、160mほど先の尾根筋の手作り標識に従い、直登に移る。 赤テープを確認しながら40mほど高度を上げて、標高1430m辺りで主尾根に乗り、檜林の尾根直登を継続。 (標高1350m〜1450m範囲は踏み跡がはっきりせず、赤テープも少ないので、下山者は主尾根を下り続けないように、注意が必要です。) |
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9時24分、標高1610m辺りで、尾根の三分岐に到着すると「右 からかさ岩・宝鉱山バス停 左 笹子駅3.
5km」標識。
西の山頂を目指す。 途中、20mほどの緩い岩のピークを乗り越すと、前方に岩と灌木の山。 9時36分、「本社ヶ丸1631m」に到着。 無風、快晴で360度の好視界。 |
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南に富士山、その手前に三ツ峠山、 その先に南アルプス。 先着の若い登山者がシャッターを押してくれ、東へ下っていった。 快晴の空の下、360度の展望を楽しむ。 |
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9時48分、ムスビを食べ、下山開始。 300m先の三分岐に戻って「笹子駅→」標識に従い、太陽が差し込むブナ林を東へ下っていく。 10時27分、尾根の巨大な高圧鉄塔横へ着くと前方に鶴ヶ鳥屋山。僅か下った地点の「至・宝の山ふれあいの里約120分→」標識に従い、山腹を戻る方向へトラバース。 300mほど先で南東へ下る尾根に乗り、赤テープと落ち葉に隠されたプラの土止め階段を探しながら高度を下げていく。 |
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10時57分、山腹の高圧鉄塔下を通過すると・・その先にコースが無く・・??。 離れた斜面に赤テープを見つけ、強引にカヤトをかき分けてコースへ復帰。 標高1180mあたりで標識に従い、檜林を斜行して100mほど標高を下げて流水の沢を渡り、沢沿いに下る。 標高1000m辺りまで下ると堰堤が見られるようになった。 11時38分、コース左の鉄柵の岩穴から流水。昔の鉱山口らしい。 この辺りから簡易舗装路を下る。 |
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12時、4棟のコテージ風建物手前で舗装路が二分岐・・??。 進路に迷ったが、GPSが建物前がコースだと指示したので、これへ下る(○。ここにも下山者用の標識がほしいところ!!! ) その先でネイチャーセンター前を通過し、舗装路まで降りたが、駐車場の下だった。 12時16分、車に戻る。 13時40分、無事帰宅。 |
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