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「カモメラン」狙いで訪ねた前回の「赤城山」ではこの花に対面できなかったが・・以前、山梨県の「黒岳」でこの花を初見したことを思い出し、近場の他山でも見られるのではと調べると・・・、

「三つ峠山」にも小群落があることが分かり、梅雨の合間の土曜日に訪ねることにした。

◇所要時間:  3時間55
難易度: + + + +

<過去の「三ツ峠山」山行記録>
三ツ峠山@ 2001.4 北西〜
三つ峠山A 2009.9  北東〜
三つ峠山B 2009.12 南西〜
三ツ峠山C 2015.12 北〜

 

230分、出発。

中央高速を利用して 356分、「河口湖IC」を降りると残距離は16km。 国道139を西進・右折して「河口湖大橋」を渡り、「新御坂隧道」入口手前を県道708(御坂みち)に 右折して標高約1294mまで東へ高度を上げて西川新倉林道に繋ぎ、「三ツ峠県営駐車場」に到着すると先着車が5台。気温は13度で曇天。  <現地標高=1290m>

432分、出発。林道から左の森へ進むと・・

 

 

トイレのある広場に登山者の車は0。登山道を南へ上る。

 

雨を心配して来たのだが・・上空には青色も見えた。

 

 

地図の「標高1549mポイント」の小広場で小休止して朝食を摂る。東の木の間越しに「御巣鷹山」の山頂が見えた。

 

標高1600m辺りまで上ると・・路肩に「ヌメリスギタケモドキ」??。キノコの季節にもなったらしい。

 

 

「カラマツソウ」??

 

頭上には「ドウダンツツジ」。

 

 

標高1650m辺りの路肩に「クサタチバナ」が白花を見せた。

 

標高約1690mまで上ると進路が二分岐。上の道を選択すると直ぐ先は「木無山分岐」。

 

 

「木無山」方向へ僅か進むと最初の「富士山展望地」。

 

南に、雪の消えかかった「富士山」。カメラに収めて分岐に戻り、

 

 

68分、「三ツ峠山荘」前を通過すると・・

 

東に「開運山」の高みが見えた。

 

 

四分岐地点の「四季楽園」前を通過して「開運山」を目指す。

 

「開運山」の山頂周辺には多くの設備が増えていた。

 

 

624分、無人の「開運山1785m」山頂に到着。

 

南の富士山の麓から雲が湧き始めていた。「御巣鷹山」目指して

 

 

北へ緩く下り、灌木帯を200mほど進むとコース脇の針金柵の中に目的の「カモメラン」!!

 

小さな花なのでカメラに接写鏡筒を取り付けて慎重に撮影。

 

 

100mほど進むと「カモメラン」は見られなくなった。灌木帯を抜け出すと

 

前方の「御巣鷹山」山頂には多くの電波塔が林立していた。

 

 

656分、山頂部が電波設備で占有されている「御巣鷹山1775m」に到着。休まずに下山開始すると・・上ってきた同年配の女性登山者に「赤いサラサドウダンを見てないか??」

 

と聞かれた。話を聞くと植物に詳しい人で・・

「アツモリソウ」の見られる場所へガイドしてくれた。コースを外した鉄柵の中の「アツモリソウ」をカメラに収めると、

 

 

次は「キバナアツモリソウの場所」を教えるとのことで・・

 

別地点の鉄柵の中に数輪の「キバナアツモリソウ」の花をカメラに収める。

 

 

これも珍花だと「ヒメムヨウラン」教えてくれて別れる。

 

彼女が言っていた「ツルシロカネソウ??」・・やはり「クサイチゴ」。

 

 

路肩に注目しながら下山していくと・・これは「ヤマルリソウ」らしい。

 

「マイズルソウ」も白花を見せてくれた。

 

 

下山を続行して標高約1480mの三分岐で林道を外し、北への急な尾根道を下る。

駐車広場に近づくと・・登山者車両が森の中にまで溢れていた。

827分、車に戻り帰路に就き、

 

1020分には無事帰宅。