今年の紅葉前線は意外に早く南下しているらしく・・・・、山梨県の西沢渓谷が紅葉真っ盛りとの山行記を見つけ、晴天予報の出された火曜日の出発を決めた。

   <なお、「西沢渓谷」は山梨県の紅葉人気スポット 「第3位」とのことで、紅葉〜黄葉樹種は モミジ、カエデ類、ブナ、ナナカマド、カラマツ、ミズナラ、ヤマブドウ、ヤマザクラ等とのこと。>

所要時間: 3時間36
難度 易++▼++難

反時計回りが推奨されているこの西沢渓谷の周回コースを 私たちは 2005年の雪の季節と 2013年の新緑の季節にマロン連れで訪ねましたが、この紅葉の時期は登山者が多いので犬連れには不適のようです。

 

4時、出発。

中央高速を利用し、522分に「勝沼IC」を降りると残距離は28km
甲府盆地の果実園帯を抜ける「フルーツライン」を使って効率よく北上し、県道213〜国道140と繋ぎ、更に北上。
広瀬湖」北端の「道の駅・みとみ」先400mを左折して、その先の「西沢大橋」下の市営の大Pに駐車。 気温は8度で快晴。

68分、出発。

 

駐車場入口の「西沢渓谷バス停」に戻り、西沢沿いの車道で「西沢大橋」を潜り、舗装林道を約1.1km進んで 「ナレイ沢広場」に着くと・・・洒落たトイレ。

ここの三分岐は西へ進む。 道脇の樹木にヤマハンノキ、クリ、ミズナラ等の樹名板が付けられ、何れも黄葉。

500mほど先で右へ「甲武信ヶ岳」への「徳ちゃん新道」を分け、その先で「田部重次の文学碑」横を通過すると、コースが山道らしくなった。

紅葉した山斜面に朝日が差し込み美しい。

 

645分、「二股吊橋」を渡ると北に「鶏冠山(とさかやま)」が特徴的な姿を見せた。

山腹道を300mほど進み、急斜面に設置された階段道で20mほど高度を上げると・・色づいた対岸に「大久保の滝」。



7時、山腹を緩く下ると滑床の流水に「三重の滝」。

水量が多く、見栄えがする滝なので数人のカメラマンが撮影に夢中。

その先の「人面洞」は・・??で通過し、流水脇の河原道を上っていく。

 

713分、
龍神の滝」を通過。

 

716分、対岸にか細く長く流れ落ちる滝に
恋糸の滝」看板。

720分、「貞泉の滝」通過。

 

 

729分、500mほど先で「母胎淵(甌穴)」通過。

更に300mほど沢横を辿って「蛙石」横を通過。

745分、西沢を「方杖橋」で右岸に渡り、折り返しながら高度を上げていくと・・・

 

右前方に「七ツ釜・五段の滝」が姿を見せた。

紅葉に包まれた「五段の滝」をカメラに収めたかったが、この辺りの紅葉は既に盛期を越し、落葉が始まっていた。

右に「五段の滝」を見下ろしながら緩く上っていく。

756分、沢上に最後の「不動の滝」を眺め、折返して尾根筋の「シャクナゲ群生地」帯の急坂を階段道で上る。

88分、標高1400m迄上ると小平坦地に三分岐。

 

北側の小広場に「休憩所」看板があり・・
北の山斜面の色づきが見事。

小休止後、「西沢渓谷バス停→」標識に従い、東への砂利林道で下山開始。

この林道は昔のトロッコ道なので歩きやすい。何か所かの鉄の橋を渡りながら、緩く下っていく。

 

837分、尾根先を右に回り込む辺りに「大展望台」看板があり、北に「鶏冠山」。

西沢に南から流入する「大久保沢」の対岸に渡るため、沢沿いに大迂回を開始。

847分、鉄の「19号橋」で大久保沢の対岸に渡り、沢沿いに下る。

 

97分、「山の神」社を通過。

924分、「ネトリ大橋」を渡り、「ナレイ沢広場」で往路へ合流。

上ってくる多数の登山者と交差しながら駐車場を目指す。

944分、車に戻ると駐車場は満車。

1145分、無事帰宅。

 

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