https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5481716.html

過去3回訪ねた「西沢渓谷」で「クモイコザクラ」を見たとの記録を見つけ、 望遠レンズ+接写鏡筒+三脚を準備の上、雨上がりの火曜日の出発を決めた。
(
撮影目的ならと妻は不参加を表明)

◇所要時間:  4時間0
難易度: + + + +

<過去の「西沢渓谷」の山行記録>
西沢渓谷1  2005.2.22
西沢渓谷2  2013.5.23
西沢渓谷3  2018.10.30

 

250分、出発。

中央高速を利用して 410分、「勝沼IC」を降りると残距離は29km。

信号機の少ない「フルーツライン」を約11km北上して県道213に合流・北上して国道140に繋ぎ更に北上して「西沢渓谷入口」を右折して駐車場に到着すると先着車が1台。 薄曇りで気温は5度。

        <現地標高=1090m>

5時、出発。

 

 

笛吹川沿いの舗装林道を西進すると道脇にヤマツツジが朱色の花、ウツギが白花を見せた。

 

路肩には「七ッ釜五段の滝には行けないが、迂回路での周回は可能」の看板。

 

 

519分、トイレ設備のある「ナレイ沢広場」の三分岐を通過。その約200m先で「甲武信ヶ岳」分岐を通過し、更にその先230mで石橋を渡って向きを変える。

 

530分、「甲武信ヶ岳」への「徳チャン新道」始点を通過するとその先に現在は避難小屋の「旧西沢山荘」。この先で渓谷へ下る。

 

 

535分、「二俣吊橋」で幅広の「笛吹川」を渡る。川の水量が雨後で多い。

 

対岸に渡って「鶏冠山への入口」前を通過すると・・・

 

 

「石楠花」が花を見せ始めた。山越しに朝日が差し込む。

 

549分、ジグザグ階段を上りかけると対岸の新緑の中に細く二条の「大久保の滝」。

3mほど高度を上げ、先へ下りかけると・

 

眼下に向きを変えて流れる「三重の滝」。
先ずはパノラマで撮影し、川横へ降りて設置された「観瀑台」で
シヤッタースピードを変えて写真写りを試し、先へ進む。

 

 

200mほど先に「人面洞」看板。流水カーブ地点の対岸の窪みがそれらしいが・・・??

 

621分、「竜神の滝」でもシャッタースピードを種々、試して通過。(1秒位が良さそう)

 

 

635分、「貞泉の滝」を通過して先へ進んだ川のカーブ地点へ進むと増水の為らしく

 

普段は歩行可能な岩盤上にも水が溢れ、石詰めプラ箱に鉄板が渡されていた。こわごわ通過。

 

 

標高1200m辺りまで遡上すると水量が減り、穏やかな景色が見られるようになった。

 

対岸の岩壁の窪みを指し「母胎淵」看板。

岩穴に入った小石等が流水で回されている間に岩を洞穴の形に削ったものらしい。

 

 

75分、「方杖橋」を通過。対斜面への山道で20mほど高度を上げると「五段の滝」方向への山道は・・

 

パイプ柵で「通行止め」されており、急斜面へのアルミ梯子に「所要時間15分」看板が架けられていた。

 

 

急斜面に彫られたステップや設置ロープ、木の根に助けられて上る。石楠花の花が多い。

 

724分、旧トロッコ道に上り着くと・・「吊橋から五段の滝が見えます」看板。

 

 

吊橋の先の橋まで進むと・・木立越しに「七ツ釜五段の滝」の下2つの滝が見えた。カメラに収めて下山を開始。

 

751分、山腹沿いの「旧トロッコ道」を緩く下った尾根先に「大展望台」。左から「鶏冠山」「木賊山」「破風山」が望めた。

 

 

大久保沢沿い道を南へ遡上して 8時、「大久保沢橋」を渡って沢沿いに緩く下りながら北進。

 

尾根先を回り込み、更に南に緩く下った標高1240m辺りの「山の神」に無事帰還のお礼参りの参拝がてら、記録写真を残す。

 

 

830分、「西沢渓谷(旧森林鉄道)」看板の立つ三分岐地点を通過。「ミツバツツジ」が花を見せ始めたが・・

 

見慣れた「ミツバツツジ」とは違った花形のツツジを見つけ、カメラに収める。

 

 

833分、林道から左下への「←西沢渓谷バス停近道」看板に気づき、急坂を下る。(林道のショートカット。)

 

837分、「ネトリ大橋」を渡って「ナレイ沢広場」に戻り、朝の往路へ合流。上ってくる登山者との交差が増えた。

 

 

舗装林道を戻りながら路肩の米粒程の野草を「接写鏡筒」を付けて試し撮り。
上ってくる登山者との交差が増え始めた。

9時、駐車場に戻ると車は25台ほど。

<狙いの「クモイコザクラ」は「貞泉の滝」手前で姥花を見つけ、その先で新鮮な花に出合える筈と期待して先に進んだが・・、期待外れで残念至極!!>

帰路に就いて 1110分には無事帰宅。