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花の季節にはまだ早いので、次は大月市の秀麗富岳11番の「高川山」を西から周回することにした。 この西ルートは昭文社の山地図で「難路」表示の上、「迷」マークも記されていたが、既に「高川山」は初代マロンと北から、二代目とは東から上ったことがあり、GPS持参なら、特に問題は無かろうと、午前中に晴天予報の出された、月曜日の出発を決めた。 ◇所要時間: 4時間14分 ◇難度(犬として): 易+++▼+難 ◇マロンの日記: 上り下りの多いコースで結構、疲れました。 |
4時30分、出発。 一般道で相模湖に出て、国道20を西進して大月市内を通過し、6km先の「初狩駅→」標識で駅前に左折し、駅東のガードを潜り、左折してその先の村道を道なりに進む。 5台ほど駐車可能な空き地に駐車し、出発準備していると、一人登山者が林道を上っていった。気温は0度で昨夜の雪で路面が白い。 6時52分、私たちは車で上って来た林道を、下る方向にスタート。 |
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7時1分、橋先の三叉路を左折し、道なりに下り切って南に方向を代え、坂を上って一軒家横を通過。 7時8分、GPSがミスコースを図示したので、一軒家まで戻り、砂利林道に下ると、小川を通過した先で2人登山者が笹薮の中に入っていった。 7時12分、細木に白テープがある登山口から私たちも登山開始。 |
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山道を400mほど進み、尾根筋に乗ると、藪が薄まって歩きやすくなった。更に300mほど進むと、道が右にカーブし始め、勾配が増してきた。 7時48分、四等三角点のある「736ピーク」に到着。この地点が山地図の「屏風岩」と錯覚し、尾根先に岩場を探したが、見つからないのでピークに戻り、西に下る。 7時59分、尾根筋を進むと、富士山方向に視界の開けた場所に先行した2人登山者が休んでいた。 |
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ここが「屏風岩」だった。 私たちは次の目的地の「大岩山」を目指し、往路に戻りながら南へのコース分岐点を探す。 |
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8時5分、南の「大岩山」への分岐を見つけられないまま、「736ピーク」に戻り始め・・????・・引き返す。 結局、「736ピーク」と「屏風岩」の中間の木の幹に色落ちした「テープ」を発見し、檜林の急坂を下る。 高度差70mの上り返しが結構、キツイ。気温は2度程度だが汗ばんできた。 |
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8時22分、「753mピーク」に着くと、「ここは大岩山」看板。この先の「鍵掛峠」へは地図に[迷]と表示されている区間を下ることになる。 踏跡を辿り、斜面を下りかけると・・・、GPSがルート外れを表示したので、方向を東南東に修正し、雪と落ち葉で踏跡の見当たらない幅広山腹を下る。下るに従い、踏み跡がはっきりしてきた。 8時34分、峠地形へ下り、赤松林の高みに上り返す。 |
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8時40分、木の幹に「向峠(鍵掛峠)」の手作り標識。(左下へは「←初狩駅」標識)。檜と赤松林の間の急坂尾根を登っていく。 8時49分、無名ピークで小休止後、「羽根子山・高川山→」標識に従い東へ進む。 前方に「カンバ沢ノ頭」と「羽根子山」が姿を見せた。朝日を受け、雪で白い尾根道を気持ち良く進む。獣が臭わないのか、今日のマロンは大人しく紐先で先行。 |
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9時9分、次のピークへの130mほどの上り開始。体は汗ばんでいるが、手と耳が冷たい。山頂に近づくに従い、露岩斜面を上るようになった。 9時24分、「カンバ沢ノ頭」に到着。東に「高川山」が姿を見せた。右に方向を変え、先に下って露岩の痩尾根を上り返す。 9時42分、三分岐の「羽根子山896m」に到着して小休止。 |
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9時46分、「羽根子山」を後に、ロープの張られた急坂を下る。 ほぼ、下りきって左山腹への「巻き道」を見送り、尾根筋を上る。山頂への残高度50mで、山道が左山腹を巻き始めた。 10時9分、麓方向へ「←女坂・男坂」、山頂へ「高川山→」標識の三分岐。北尾根で山頂を目指す。 10時14分、「高川山976m」に到着。 |
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南には「富士山」が姿を見せ、北には「滝子山」や「雁が腹擦山」が僅かな雪を纏って、いつもより見映えのする姿を見せた。 山頂の木箱を開けてみると、登山者の感想ノートがあり、この山の有名犬「ビッキー」の記事があり、1年ほど前に老衰で亡くなったと記されていた。 |
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10時32分、一人登山者が上って来たので、西に下山開始。途中、10人ほどの女性団体と交差。 「女坂・男坂」分岐では「男坂」に下る。急坂にはロープが張られていたが、使わずに下る。 10時53分、「女坂」と合流し、下山続行。 11時3分、林道終点に降り、笹を刈っていた土地の人に挨拶すると、この山には「鹿、猿、ハクビシン、イノシシ」がいるなどの話が聞けた。 11時6分、車に戻る。 1時30分、無事帰宅。 |
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