昨年、山梨県・甲府市北5kmにある「要害山」を訪ねたが、同県の上野原市にも同名の「要害山」があることに気づき、登山対象の山なのか調べると・・

2016年、上野原市がこの「要害山」付近をハイキングコースとして設定・整備したとの情報をキャッチ。

更に、昨年のこの時期、この要害山近辺で「シロイグチ」と「ウラジロホテイシメジ」を採ったという記録も見つけ、この時期を逃してはとの気持ちが起こり、水曜日の出発を決めた。

◇所要時間: 3時間59
◇難度: 易++▼++難

変化のあるコースの上、キノコや蛇にも出合え、楽しませてもらいました。上野原市に感謝です 。

 

4時、出発。

一般道で相模湖へ出て国道20を西進し、上野原市で県道33へ右折し、3km先の「鏡渡橋」先三差路の「←要害山登山道入口」標識に従い左折。

正面の「要害山」目指して一車線舗装路を、途中からはカーナビに表示されない村道を上り、「山神社」下の僅かな空き地に駐車。 気温は11度で晴天。

544分、車で上ってきた道を下る方向に出発。

道脇の防獣網に「猪・鹿が絡んでいたら、連絡されたし」と「熊出没注意」看板が架けられていたので熊鈴を鳴らし、高度差のある複雑地形を下る。

 

556分、高度差90mを下って県道33へ合流し、左へ緩く上り、500mほど先で「棡原大橋」を渡り、先へ進む。

610分、「尾続バス停」約50m手前の左折路に「←要害山」標識を見つけ、細道に左折し、道なりに150mほど進んで林に入り、上り始めるとキノコが姿を見せ始めた。

 

150mほど標高を上げ、図鑑通りの「アカモミタケ()」を見つけ、安心して採取。

小ピーク通過先100m辺りから「尾続山」への上りが始まり・・、

657分、穏やかな山頂の「尾続山538m」に着いて小休止後、先へ緩く下る。

ガスが出てきて雰囲気が良くなった。

 


7
19分、緩いピークに上り、左に方向を変えて、朝日を背に受け、幅狭尾根を進む。

727分、今日の最高点の「実成山609m」へ到着して休まずに先へ進む。

途中、峠地形を通過し、モミの大木も混じる細尾根を気持ちよく上っていく。

 

741分、「コヤシロ山600m」へ到着。

南西に視界が開けていたが、正面に見える筈の「富士山」は雲の中。西に「権現山」が近い。

小休止後、南へ方向を変えて痩せ尾根を南へ進む。 「ウラベニホテイシメジ()」と思って採りかけたキノコが、「クサウラベニタケ()」らしいのでカメラに収める。

 

814分、ロープの急坂を上るとピークに「風の神様」と表示された小社。

南西に展望が得られ、中央高速道先に雲の懸かった「富士山」、左前方に丹沢山塊の「大室山」が同定できた。

 

小休止後、東の痩せ尾根へ進み、200m先で無名の小ピーク通過。

次の小ピーク先で蛇に遭遇。 変化がある上、楽しめるコースだ。 檜林の幅狭尾根を下る。

847分、「要害山536m」山頂へ到着。

山頂のモミジが色づき始めていた。

 

南西に「富士山」、南の道志山塊の先に丹沢山塊がシルエットで望めた。

9時、「鏡渡橋→」標識に従い、東へ高度差200m程の下り開始。

下り始めの雑木林で大きなキノコと白キノコを見つけ、ハンド図鑑で「サケツバタケ()」と「シロシメジ()」と判断して各2個を採取。

 

要害山からの下山路でキノコ探しの予定だったが、杉林を下るようになってキノコは皆無。

933分、「山神社」まで下り、神社の北側の森に入ってキノコ探し。

キノコに好まれそうな斜面だったが、先行のキノコ採りらしい足跡があるだけで、キノコは皆無。10分ほど探しだが諦めて、鳥居を潜り、下に見える車を目指す。

943分、車に戻る。

1140分、無事帰宅。

持ち帰ったキノコは 何れも初めて口にする茸なので 慎重に図鑑で特徴を確かめた上、T種ずつ試すことにし、先ずは「アカモミタケ」を夜食に食べ、・・翌朝、無事に目覚めた。 次の「サケツバタケ」は??

 

   上野原要害山2へ