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気象庁が6月7日、「四国〜関東甲信は一斉に梅雨入り」と発表。・・したが翌日以降、甲信地方に雨の気配がないので、 5年前のこの時期、各種ツツジの競演が楽しめた群馬県の「荒山」を再訪することにした。 コースは前回コースを反時計回りしてみることにした。 ◇所要時間: 3時間52分 ◇難度: 易++▼++難 (ツツジ狙いの山行としては1〜2週間、遅すぎた様でした。) |
2時、出発。 圏央道〜関越自動車道と進んで3時54分、「前橋IC」を降りると残距離は23km。 国道17〜県道4を北進して丁字路で国道353に右折し、580m先を左折。 「赤城青少年交流の家」を左に見送り、更に北上して「赤城国際カントリークラブ」の敷地内を抜けて道なりに進み、トイレもある「県立赤城森林公園」の駐車場に車を入れる。 気温は16度。 駐車場の標高は約990m。 4時52分、駐車場の「棚上十字路経由・荒山→」標識に従い、山斜面へ出発。 |
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赤松林の林床は腰ほどの笹原。森の中、カッコウが啼く。 100mほど標高を上げると、山ツツジが花を見せたが盛期を過ぎた様子。 標高1180m辺りまで上ると、新緑の中に山ツツジの赤朱色が増えはじめた。 四差路へ近づくと、木立越し北に、「荒山」が姿を見せた。 |
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5時51分、「棚上十字路」に着くと、「荒山高原」の解説板があり ・・・荒山高原一帯はツツジの大群生地として知られ・・・5月下旬から 桃色のアカヤシオ、 紅紫色の東国ミツバツツジ、 白色の白八潮、 白色のコメツツジ、 緑白色のアブラツツジ、 淡紅白色で紅色の筋のあるサラサドウダン と記載されていたが、今年の花期は1〜2週間、早かった模様。 |
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水飲み休憩後、「←避難小屋経由荒山」標識に従い、北へ高度を上げていく。サラサドウダンの花が朝日を浴びていた。 標高1260m辺りで沢筋から新緑の山腹に移り、高度を上げていくと、前方の木の枝に白花。 「シロヤシオ!!」・・ではと期待して近寄ってみるとミズキ?。 |
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6時27分、コース脇に「休憩舎」のある四差路で、「←荒山山頂0.6km」標識に従い、高度差150mの山頂を目指す。 |
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岩混じりの尾根道を上っていくと、遠くで蝦夷春蝉が啼き始めた。 6時45分、標高1490mまで上ると、右側が開けた岩広場で・・ |
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更に高度を上げていくと、林床に東国三つ葉の花が落ちていたが、頭上に花は残っていなかった。 更に灌木帯の大岩の間を縫って上る。 7時1分、朝日が差し込み、新緑が映える「荒山1572m」山頂に到着。 広場には大柄の石祠と三等三角点あり。 |
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新緑に囲まれ視界には恵まれない山頂後ろでレンゲツツジを撮影していると、2人の登山者が上ってきた。 7時7分、南西へ下山開始。 滑りやすい斜面を慎重に下り始めると山道にシロヤシオの花!!。 見上げると白八潮の木に数輪だけ、白花が残っていた。 |
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標高1550m辺りは大岩の間を縫って下らされたが・・・、 標高1540mまで下ると、森を抜けだして穏やかな山腹の笹原を下るようになり、開放感の景観の中を下る。 |
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標高1480m辺りは公園の遊歩道のような雰囲気の笹原を南西に下る。 下るに従い、盛期を過ぎているが、山ツツジとレンゲツツジが増えた。 標高1420mまで下ると南に視界が開け、正面に二瘤の「鍋割山」が見えたが、山斜面に花の色は見あたらなかった。 |
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再び、視界のない灌木帯を下る。 7時54分、標高1258mの「荒山高原」の四差路広場に下りて小休止後、「棚上十字路→」標識に従い、下山を続行。 8時6分、「棚上十字路」に戻って休まずに「森林公園駐車場」目指して下山続行。 8時44分、駐車場に戻ったが、車はマイカーのみ。 12時、無事帰宅。 |
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