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「セツブンソウ」の季節到来!!

この初春の花は 栃木県の「四季の森」や秩父の「丸山」,「堂上」の自生地で楽しんできたが、

今回は 座禅草も咲いているという情報も得たので秩父の「四阿屋山」を最短周回コースで訪ねた後に「堂上自生地」に立ち寄ることにした。

◇所要時間:  2時間28
難易度: + +  + + (冬季の鎖場は危険)

<我が家の「四阿屋山」の山行記録>
第1回 (2009.3.2)    第2回 (2016.3.2)
第3回 (2020.2.29)  第4回 (2022.2.25)

 

4時、出発。

首都高〜環八〜関越自動車道と繋ぎ、529分に「花園IC」を降りると残距離は37km
国道140を道なりに走って長瀞駅先で県道44へ右折し、県道37へ繋いで「小鹿野町」まで南下。

「道の駅・両神温泉薬師の湯」手前200mの三差路を右折して舗装林道を2kmほど上って「第二駐車場」に車を留めると丁度、木立越し東に朝日が昇り始め、気温はー1度。   <現地標高=480m>

632分、出発。

 

 

車道を僅か下り、「←福寿草園・山百合自生地・あずま山」標識に従い、登山開始。

 

根の張った細尾根を上ると朝日が差し込み始めた。

 

 

400mほど先で高圧線下を通過。南東に視界が開けて昇る朝日の横に「武甲山」。

途中の2ヶ所の三分岐は「←あずまや山」に従う。

 

標高約620mにも三分岐。下山路予定の「←展望休憩舎」標識を確認の上、上りを続行。

標高約640mの「福寿草園」は枯草ばかり。先へ登る。

 

 

標高約690mの小ピークに「両神山奥社」。この辺りは僅かに残雪。先へ下りかけると「この先クサリ場あり。難路・足元注意!!」看板。

 

山頂への直登路はロープ閉鎖され「急坂につき登山禁止」標識。表示に従い、山体を左へ回り込んで進むと・・・

 

 

ローブや鎖の張られた急坂が始まった。コースが南斜面に付けられているので、今回は凍結や残雪は無く、アイゼン無しで上り続行。

 

標高670m辺りまで上ると・・急斜面の裸木の枝が霧氷で真っ白。幅狭道を慎重に上る。

 

 

標高約750mで南からの「つつじ新道」コースが合流。この辺りには僅かに残雪。山頂への残高度は20m程。

 

739分、「四阿屋山771.6m」山頂に到着して記録写真を残す。

 

 

視界が得られた北方には冬姿の「両神山」。

狭い山頂は他に見ものが無く、5分程の滞留で下山を開始。
鎖場の往路は慎重に下り、「奥社」からは気楽に下山続行。

 

標高620mの分岐で「展望休憩舎→」標識に従うと15mほど下った地点に「展望休憩舎」。展望は・・武甲山が望めた程度。 僅か先の四分岐を「男坂→」標識に従い、擬木階段道で東へ下る。

 

826分、標高530510mの「山居広場」へ下ると網でガードされてはいるが「桜と蝋梅と福寿草」が満開。暫し、撮影を楽しむ。

 

「福寿草」は霜で傷められた姿を見せたが・・

 

紅梅や蝋梅が花や蕾を見せた。
15分程撮影を楽しみ、舗装林道で下山再開。

850分、「第二駐車場」へ戻り、次目的地「小鹿野町・堂上節分草園」を目指し、舗装林道を下り、県道37800mほど西進して県道367へ右折し、2kmほど先の「節分草園(300/)」に入場。

 

<堂上・節分草園>

 

5000uという園内風景

花期が23月というセツブンソウは最適期の筈だが・・何故か多くの花びらが霜で痛んだ様子。

 

 

拡大すると「雄蕊」もそれなりの形を見せる。

 

節分草の株数は多い。

 

 

園内では10株ほどの座禅草も見られた。

 

30分程、撮影を楽しみ、売店で「セツブンソウ」が売られているのを見て係員に「庭でも栽培可能か? 」尋ねると・・土を選んで半日陰の土地なら・との答え。我が家の庭では難しそうなので見送り 帰路に就く。

 

 

1220分、無事帰宅。