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ガイド書「千葉県の山(山と渓谷社)」で<紅葉と渓谷美を楽しみ信仰の山頂を目指す>と紹介されている「猪ノ川渓谷」を東大演習林の一般公開日の12月5日に訪ねるつもりだったが・・、3日前になって突然、道路崩壊で一般公開は取りやめとネット公示され、・・・ ・・急遽、同ガイド書の「大日山・坊滝」に計画変更し、晴天予報の翌3日の山行を決めた。 ガイド書は「沢山不動滝」もコースに含めていたが、私たちはこれはオプションとした。 ◇所要時間: 2時間23分 (大日山コース) |
4時、出発。 多摩川沿いの所謂、「ぬけみち」を使って浮島ICから「東京湾アクアライン」に入り、房州に渡って館山自動車道を南下し、6時6分に「鋸南・富山IC」を下りると残距離は13km。 県道258〜88〜256で東へ進み、県道脇にトイレのある「村営駐車場」に到着。温度は8度で晴天ながら風が強い。 6時35分、出発。 |
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「増間七滝遊歩道→」標識に従い、林道を北に進むと早くも水仙が咲いていた。 房州の山は常緑樹が多いので、この季節になっても山は緑に覆われ、紅葉は殆ど見当たらない。 400mほど先で「増間ダム」横を通過し、増間川に沿って更に北に進む。 |
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7時5分、右下を指し、「水垢離の滝(前蔵引の滝)」看板を見つけ、擬木階段で滝下に下りる。 滝下で滝を撮影し、コースに戻って簡易舗装路を道なりに進む。 7時18分、コース北端で南に折り返す地点に「増間七滝」を図示した看板があったが・・・、 |
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滝名は最後の「坊滝」しか記されておらず・??。 道脇にリンドウとアザミが花を見せた。 7時35分、沢へ「坊滝→」標識。擬木階段で下りると「観瀑台」の先に滝!!。 |
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七つ滝のうち最大との「坊滝」は・・滝上から二股に分かれた特徴的な滝だった。 左は少水量の1条滝で落下し、右滝は滝上から扇状に広がってなだらかに落ちていた。 7時43分、コースに戻り、「大日山遊歩道」を道なりに先に進む。 7時48分、林道が南へ向きを変えると、コース先に太鼓橋。 |
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これを渡って、長い擬木階段を上っていくと、朝日が差し込み始めた。 階段道が終わって勾配が緩むと、山道は右にカーブ。 8時、大日山への分岐に着くと標高は270m。山頂までの高度差60mを擬木階段で上る。 |
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8時7分、「大日山333.3m」に到着。 西〜南に視界が得られ、鋸山、富山、伊予ヶ岳が特徴的な姿を見せ、霞んではいたが富士山も見えた。 設置の「パノラマ展望図」に依れば、伊豆七島も見えるらしいが今日は霞の中。 8時20分、下山開始。 |
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三分岐に戻り、「←県道まで1.3km」標識に従い、南へ緩く下る。杉林の林床に藪ミョウガが赤い実を見せた。 標高220m辺りで南西に方向を変え、尾根筋の長閑な山道を下っていくと、山斜面にイノシシ捕獲檻がセットされていた。 標高110m辺りで、簡易舗装路に下り、駐車場横で県道に合流して右折。道脇に菜の花が咲いていた。 8時58分、車に戻る。 |
時間が早いので、ガイド書の「沢山不動堂」の「七ツ滝」を見に行くことにし、県道を2km弱西進し、「沢山不動堂→」標識地点を右折し、林道不動前線と林道長沢線を北進。 |
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9時22分、「沢山不動堂」駐車場に到着。 「不動七滝遊歩道案内図」に従い、擬木階段を下って、滑滝のような「沢山不動滝(七滝の上滝?)」を眺め・・・、 |
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9時28分、吊橋の「かじか橋」を渡り、アズマ横を流れる沢に小滝を見つけ岩棚に下り、20mほど遡ると七滝の中間の滝が連なって見えた。 遊歩道を上り返して駐車場に戻る。 12時30分、無事帰宅。 |
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