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前回は雪山だったので、 次回は房総で春の兆しを探してみようと、ネットで情報収集すると・・・、
房総半島南の大日山近くで「蕗の薹」を採取したとの山行記を見つけ、午前中に晴天予報の出た金曜日の出発を決めた。

所要時間: 4時間15
難度 易++▼++難

(標高333.mの「大日山」往復山行だったのに 累積標高が800mにも達したのは驚きました。丸太階段道が多くて結構、疲れました。)

 

4時、出発。

多摩川沿いで信号機の少ない、所謂「抜け道」を使って「浮島IC」から「東京湾アクアライン」で房総に渡り、6時に「鋸南富山IC」を降りると残距離は11km

県道1841kmほど南下して「道の駅富楽里とみやま」手前の交差点で県道89へ左折して道なりに進んで「高照寺」前に駐車場(トイレあり)を見つけ駐車。

快晴ながら気温は8度で北の風。  <出発地点の標高は約90m>


631分、道路対面の「御殿山→」標識に従い、舗装路を南へスタート。

 

うねった簡易舗装路の各分岐に登山標識が設置されていたので安心して前進。

100mほど高度を上げ、最後の人家を通過すると幅広山道で常緑樹林を上るようになった。

659分、「大国様→」標識に従うと・・展望の良いピークに「大黒」の石像。

眼下の村から7時の音楽が響く。更に常緑樹の尾根筋を上っていく。

 

標高320m辺りまで上ると「御殿山」への直登道と巻道への「宝篋山→」標識。

往路は「御殿山」を目指す。

724分、「御殿山363.7m」着。

西に視界が開け、東京湾先に微かに「富士山」。

宝篋山・大日山→」標識に従い、尾根を南へ進み・・・、

 

731分、丸太階段で40mほどを下ると直ぐに丸太階段の上り返し。

744分、高度差60mを階段道で上る。結構、キツイ。

745分、三分岐右の「鷹取山」ピークへは立ち寄らず、南へ緩く下る。

 

その先の無名ピークは巻いて進み、痩せ尾根を通過すると、また長いうねった丸太階段道の下り。

 

下りきった辺りの林床に「←塩井戸林道」標識が置かれているのに気づき、東山腹下への山道へ下る。

 

 

高度差20m程度の下りだが、通行者が少なそうな結構な荒れ道。

81分、湿気た林道へ下り・・、これより、蕗の薹探し!! だと、路肩に注意を払いながら南へ進む。

 


8
4分、小広場の「電波塔?」横でザックを下して小休止。

(国土地理院地図の林道を辿っている筈だが、GPS軌跡と地図の林道の位置と高度が酷く不整合であるのに気づき・・・??)

この地点から尾根へ上る山道があったが、この林道歩きは フキノトウ採取が目的なので林道を更に先へ進むと・・・

フキノトウ」発見!!

既に花が咲いているのもあった。

フキノトウを採取しながら進む。

 

830分、電柱と看板の立つ地点で、右後ろの尾根へ戻る方向に薄い踏跡を見つけ、これに進む。

高度差90mほどを林床のアオキを掻き分け、頑張って上る。

845分、シイの大木の間に石祠のある「宝篋山337m」山頂に到着し、「←大日山」標識に従い、檜林を西へ向かう。

 

854分、「大日山333.3m」に到着。

山頂の石祠の中に「大日如来の石像」。

西〜南に視界が開け、西に富山伊予が岳が特徴的な姿を見せた。

ムスビを食べながら展望を楽しむ。

96分、往路で下山開始。 8分ほどで「宝篋山」に戻り、尾根筋で北へ戻る。

 

936分、丸太階段の上りが始まった。高度差は30m程度だが、階段道はやたら長く感じる。

「鷹取山」横のピークを通過し、僅か下ると「御殿山」への長い上り階段が始まった。妻が数えると147段とのこと。

小休止後、「御殿山」は巻道で通過。

「大国様」ピーク下には河津桜が花を見せた

里に下りた辺りの人家の庭には梅やロウバイ、水仙や菜の花が咲いていた。

1046分、車に戻る。車は5台。

1330分、無事帰宅。

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