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初代マロンと北から訪ねた倉岳山を二代目とは東からの周回ルートで歩くことにした。 ◇所要時間: 4時間42分 |
4時40分、出発。 一般道で相模湖に出て、甲州街道(国道20)と道志みち(国道413)の間を東西に走る県道35号線を西進し、「下尾崎」バス停の四差路左に「←二十六夜山」標識を見つけたあたりから路肩に駐車場所を探しながら「浜沢」集落方向に進み、浜沢橋袂に空き地を見つけ車を停める。 6時38分、マロンを先頭にして県道35号線を東に進む。吐く息が白い。 |
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7時、約1.8km先の「下尾崎」バス停近くの四つ角を左折し舗装林道に進む。500m先の大曲橋袂で「←寺下峠・矢平山」標識を見つけ、沢沿いに杉林を北に登る。300mほど先で山道が二分岐していたが標識が無いので、より踏まれた流水の沢沿いの道に進む。 7時21分、沢を渡って左岸を上る。 |
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7時24分、再び沢を渡り右岸を上り、左の山腹に上る。(・・このあたりで左に分岐する道に気付かずミスコースが始まったらしい。) |
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桧林を抜け、南斜面を登るようになると南に展望が利き始めた。やがて道は踏み跡程度になり斜面を右に上り始めた・・?。 GPSでも予想コースより右に反れているのが読み取れたが、戻って分岐路を探すより、このまま尾根筋まで上って西に向かえば予定コースに合流する筈と上りを継続。 ブッシュを払いながら、斜面の踏み跡を辿ると桧林を九十九折で上り始めた。 |
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7時40分、ブッシュを掻き分け、尾根道に出ると細木に「尾崎バス停↓」と書かれた赤テープが巻かれていた。尾根道で西の小ピークに向かう。 7時47分、ピークを下った四分岐に「寺下峠」標識。 一息ついて「倉岳山→」標識に従い、西に進む。雪上にマロンの足跡の半分ほどの獣の足跡が続く。 |
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桧林の雪道を上り、小ピークに着くとマロンが前足を上げ何かを訴える。見ると肉球に成長した雪球が数個も固着。これを毟り取ってやり、先に下る。雪上にウサギの足跡が続く。 8時12分、細尾根を上り、標識の無い小ピーク通過。GPSを見たら「舟山」だった。 |
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高度で100mの下り。4〜5cm積もった雪の急勾配を10分ほどで下りきり、直ぐに「トヤ山」への100mほどの上り開始。桧林の細尾根を上っていく。朝日の差し込む地点で小休止。雪量は多くは無いが上りづらい。アップ・ダウンしながら徐々に高度を上げていく。「トヤ山」への最後の上りは雪が減って楽になった。 8時53分、木の幹に手造りの「鳥屋山808m」表示のあるピークに到着。 前方に「細野山」と「倉岳山」が見えた。雪道を下ると露岩の瘠尾根。次の山は3分ほどでピークに上り、下った先にまた小ピーク。ピークに標識は無く、兎の足あとだけ。またアップ・ダウンを続け登っていく。 |
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9時10分、ピークに上りついた。前方には「倉岳山」しか見えないのでここが「細野山」らしいが山頂標識は無い。南西に富士山が見えたが、相変わらず山頂に雲。雪道を下る。 9時17分、南に視界が開け、南西に青空をバックに富士山。景色が良いのでムスビを食べながら展望を楽しむことにし、ザックを下ろす。 |
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南眼下の県道35号線の先に二十六夜山、その南に道志の山波、その左には丹沢の蛭ヶ岳。いずれも北斜面に雪を付けているので低山ながら見映えの良い山に化けた。 9時30分、登山再開。朝日を浴びて南斜面のピークを通過し、更に西に進む。桧林の中にも兎の足跡が続きマロンが落ち着かない。雪道を僅か下る。 |
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9時40分、「立野峠」に到着。 四差路の標識は「↑倉岳山 寺下峠↓」と「←浜沢 梁川駅→」。梁川駅と山頂方面だけに靴跡が見られた。山頂を目指し一段上って方向を右に変え桧林を通過。 10時、「倉岳山」への本格的な上り開始。幸い、山頂を目指す南斜面のコースには朝日が差し込み雪は少なく、左程の苦労なく上っていける。山頂近くは九十九折で急斜面を登る。 |
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10時10分、「倉岳山990m」山頂に到着。 赤松がまばらに生えた広場には「山梨百名山」標識と「大月市・秀麗富嶽十二景 9番山頂 高畑山・倉岳山」紹介図板があった。北風の吹き抜ける山頂は寒いので、南斜面に座り、ムスビを食べながら展望を楽しむ。 山頂に雲を纏った富士山の手前に三ッ峠山、その左に御正体山、その左に道志の山々、北には眼下に中央高速道と大月の街、その右に百蔵山と扇山、左には大菩薩連嶺、その先に雪を少し付けた雲取山が同定できた。 |
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10時31分、充分に展望を楽しみ、「立野峠→」標識に従い下山開始。 10時51分、「立野峠」は「浜沢 約40分→」標識に従い、南に下る。九十九折で杉林の沢筋に下り、やがて始まった流水を渡り返しながら下る。 11時16分、森を抜け舗装路に合流し、左に薬師堂を見て下る。 1時15分、無事帰宅。 |
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